大会9日目
プー太郎生活1428日目。
ったく、BS・朝日での中継がなかったら、仙台育英の初回の速攻が見られなかったところじゃねぇか。
ノーアウト1、3塁が併殺で1点を取ったものの、ランナーなしになった時は1点止まりだと思ったのだが…。
そこからホームラン、連打と畳みかけ、初回に4点を取った。その4点は大きかった。
4回表の2点も効いた。鳴門が作った4回裏のビッグイニングも1点届かなかったのだから。
結局、鳴門の得点は4回の5点だけだった。仙台育英の投手リレーがうまくいったということである。
これで仙台育英は甲子園2勝となった。といっても、2013年、2015年のチームに比較して圧倒的に小粒である。
その2015年のチームが選抜で敗れた相手は敦賀気比。その敦賀気比と4年ぶりの対戦が決まった。
2015年選抜の仙台育英-敦賀気比…。佐々木前監督のナゾの代走起用が思い出される。
負けている終盤に打てるバッターに代走を出すかよ。それも2度も。って、いつまで言っているんだよ。
ついに「6強」の一角が崩れた。習志野が思わぬ敗戦を喫したのである。
しぶとい習志野が鶴岡東に負けるとは微塵にも思っていなかった。が、試合内容は完敗だった。それを海千山千の小林監督も認めていた。
常に複数点を追う展開では、さしもの粘りの習志野にも厳しかった。機動力がそれほど使えなかったからである。
習志野にとって想定外だったのは、山内が早々に崩れたこととリリーフしたエースの飯塚が2ホーマーを浴びたことである。
5点こそ取ったものの、打線も繋がらなかった。それでは勝てん。
それはそうと、8回裏の球審のジャッジは酷かった。
3点差のツーアウト2塁で、ツーボール・ノーストライクからの明かなボール球をストライクとコールしたのである。
それで完全に潮が引いた。それが見て取れた。
これで星稜-習志野の遺恨試合の目がなくなった。それはそれで残念である。
鶴岡東って、こんなに強かったのか? 大会前はかわい子ちゃん扱いだったぞ。
甲子園大会では、そういうことが往々にしてある。それが甲子園大会の怖さである。
第3試合は熊本工にマイナスのイメージを持って見ていた。ああした不祥事の話を聞いたらな。
それはともかくとして、熊本工には悔いの残る敗戦となった。4つのエラーが悉く失点に結びつくたぁ。
ライト前ヒットをトンネルしたライトのエラーが致命傷となった。ライトはバックホームを焦ったな。
終盤に点差が縮まったのに、関東一の米沢監督は、隠れエースの谷をリリーフに送らなかった。
3回戦以降のことを考えてのことか? その辺はよくわからないが、わしなら交代させている。
今日でベスト16が出揃った。あらためて3回戦の組み合わせを見て、星稜-智弁和歌山に吐いた。
しかし、本当にしつこい奴だ。決まったもんは仕方ないだろうが。
明日の中止が早々と決まった。超大型とか抜かす台風の影響ではしゃあねぇ。
問題は明後日だ。2日順延になると、「計算外だよ、玄大佐」になる。
ティップネスが明日から土曜まで、わけのわからない「リフレッシュ休館」とやらで閉館なのもハガい。
ま、わしの引きなど、こんなもんよ。今更、嘆くこともないか。
第3試合が終わってすぐに競馬がヘタクソな奴からラインが来た。ということは、奴も第3試合を見ていたのか?
高校野球観戦が趣味でもないのに暇な奴だ。そんだったら、わしと勝負しようじゃないか。
あに? 「明後日、打てますか?」だと?
明後日はダメだ。台風が抜けて試合ができる可能性が高いからな。
とにかく、ラインより電話の方が話が早い。で、奴に電話した。
わし:明日なら打てる。
野郎:明日は俺が打てない。
わし:何でだ?
野郎:法事がある。
わし:そんなもん、日を変えろ。
野郎:無理だ。
わし:使えねぇ。
野郎:世間からすれば、高校野球を見る都合の方が使えないよ。
わし:そんなことはねぇ。
野郎:じゃ、「今年の夏はできないということ」で。
わし:「今年も」だ。
法事に対して「使えねぇ」と言ったのは不謹慎だというのはわかっとる。
順延になった明日にツモれないのが余りに納得いかないので不穏当なことを口にしてしまったわ。
もし明後日も中止になったら緊急電を打つ。その心づもりでいろ。
話を高校野球に戻したい。
果たして、どこが優勝するか? やはり東海大相模、明石商、履正社、星稜、智弁和歌山が有力だろう。
その中で最有力は智弁和歌山か? 続くのは東海大相模と見た。
しかし、しかし、明日、ツモれないのは納得いかん!