洗濯機を買う

 
 プー太郎生活1462日目。

 号泣組翁に先週の月曜日に出勤したかどうかを聞いてみた。

 「休みましたよ」 

 東京方面の電車が全て死んでいては、いかなザトペックの翁でも、どうにもならなかったわけか。

 それより何より、わしは会話が成立したことが嬉しかった。それほど翁の会話力に不安を抱いているのである。

 相撲君には、
「誰が優勝するか?」という質問をした。

 
「わかりませんねぇ」 

 確かに、わからん。こういう場所で琴光喜になってはダメよ。

 相撲君は、
「鶴竜の心持ちが心配ですよ」と言った。

 そうか。亡くなった井筒親方は鶴竜の師匠だったな。

 鶴竜にとって井筒親方は恩人。なのに出前中たぁ、何とも冴えない話だ。

 今日は社員食堂のメニューに吐いた。魚定食の付け合わせにインゲンを混ぜるなよ。

 インゲン相手にノーヒッターは無理。肉料理の定食が売り切れだったので、翁ともどもカレーにしたのであった。

 仕事を終えてからヨドバシカメラに足を伸ばした。洗濯機売り場の7階で降りたら、リーチ・一発・ツモで目的の洗濯機が見つかった。

 だから、
「あったぁ」にはならなかった。「あったぁ」は、なくした物が見つかった時に使わないといかん。

 即、店員に声を掛けて値切り交渉をした。そんなもん、当たり前の行為だ。

 あに? 
「この洗濯機は下げるだけ下げていますので…」だと? 

 まあいい。リサイクル料、設置料など込みで4万強で済んだからよ。

 しかし、ハガかったのはマンションの部屋番号を書き間違えたことである。
「701」とすべきところを「7011」と間違えるたぁ。

 わしが住んでいるマンションは70階建てかよ。そんなタワーマンションに住める金があるかい。

 そもそも、70階建てのマンションなどねぇ。いや、あるのか?

 一番早い配送日は木曜だという。木曜なら予定が何にもナイマンだ。

 あに? 
「木曜だと時間指定ができません」だと? 

 それは困る。朝一の8時に来られたらシャレにならない。

 よって、土曜の18時以降を希望した。それなら問題なしだ。

 あに? 
「その時間帯は埋まっています」だと? ったく、イチイチもってハガい。

 仕方ないので、日曜の18時以降にした。それまで手洗いで凌ぐしかない。

 帰宅してから、適当に早送りしながら録画した今日の相撲を再生した。

 今日で1敗力士がいなくなった。それに特段、驚きはなかった。

 混迷の度合いが深まったといっても、2敗に優勝経験者が3人いる。その3人から優勝者が出よう。

 明日は、栃ノ心-貴景勝が注目される。栃ノ心が勝つには立ち合いの変化しかないだろう。

 豪栄道が今日で4敗になった。残りの対戦相手からして勝ち越しが危うくなった。

 千秋楽の結びの一番が栃ノ心-豪栄道の7勝7敗同士の対戦になるやもしれん。

 さ、これから朝日新聞とゲンダイ読みだ。読み終えるのは午前様になる。

 そういう時間の使い方も一興である…。

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