皆で観戦だ

 
 プー太郎生活1489日目。

 というわけで、ムキリョクン邸で南ア戦を見ることになった。昨年のワールドカップサッカーのコロンビア戦以来の宴である。

 実は、南ア戦の日曜は仕事が入っていた。それで躊躇したのだが、書記長の
「一生に1度のことですよ」で、日を変えることにした。

 といっても、事後承諾となる。わしと号泣組翁の仲なら特に問題はあるまい。

 南ア戦の観戦には、わしを含めて6人が集う。そのうち、引きの強い人間が3人、引きの弱い人間が3人である。

 ん? 
「わしがどっちか?」だと? そんなもん、引きが弱い方に決まっているだろ。

 南ア戦は、てっきり日テレでの中継だと思っていた。それがNHKだということは、今週の番組を録画予約する際に知った。

 日テレもあれだけラグビー中継に力を入れているのに、肝心な試合の放映権がないとはハガい。

 おそらくNHKとの抽選に負けたのであろう。その抽選に立ち会った日テレの人間は引きが弱かったな。

 だから、そういう絶対に引き負けられない時は、引き屋として伊藤優孝を雇えって。

 伊藤優孝はバブル時代の超高レート麻雀を引きだけで凌ぎ、テレビ対局では、待ちの四暗刻単騎をツモった。

 伊藤優孝の引きの強さは正に鬼である。でないと、あの腕では超高レート麻雀で死んだであろう。

 話はラグビーに戻って、やはり
「一次リーグ」という名称には違和感を覚える。二次リーグがないのだからな。

 ラグビーワールドカップで二次リーグを行うとしたら…。

 ベスト8に勝ち残った8チームを4チームずつに分けて総当たり戦をし、1位になったチーム同士が決勝戦を行う。

 これは、74年と78年のワールドカップサッカーの方式に則ったものである。

 すると、日本、南ア、イングランド、オーストラリアで二次リーグを争うことになる。それはクソ痺れるな。

 しかし、それでは選手のスタミナが持たない。そして、大会も間延びする。

 やはり、
「予選プール→決勝トーナメント」というのがベストであろう。

 例年、夢中になるメジャーのポストシーズンも、今年は観戦の熱量が小さい。ラグビーワールドカップの日本戦ほど燃えん。

 それでも録画して試合は見とる。もっとも多少早送りしているが。

 ヤンキースは好きでないとはいえ、田中がいるからヤンキースがワールドシリーズに進むことを望んでいる。

 今日でカレーを食べ切った。前回の失敗を糧に作り過ぎないようにし、日に2度熱を入れて傷まないようにした。

 今回は具を豚肉だけにした。ジャガイモを茹でる手間を省いたのである。

 それが正解であった。豚肉の旨みを存分に味わえたわ。

 明日は牛丼、明後日はぶっかけうどんの予定である。むろん、中食だ。

 連日、理想的な夕飯である…。

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