死んだ奴の負け
プー太郎生活1594日目。
1月30日は母親の誕生日である。生きていれば今日で80歳か…。
ということは、年金で鬼のように損をしたことになる。月に20万ほどもらっていたから、約2,000万の損である。
それを考えたら、「麻雀放浪記」の「死んだ奴の負け」を実感せざるを得ない。
年金を前倒しでもらうべきかどうか、悩ましいところである。ま、年金を受給できるまで、まだ何年もあるがな。
ともかく、年金をもらう前に死にたくねぇ。今まで納めてきた金がパーになったらシャレにならん。
「死んだ奴の負け」…。それは麻雀に関しても言える。
相手のリーチに毎回降りていたら、すなわち死んでいたら、ツモられ貧乏になる。
麻雀といえば、競馬がヘタクソな奴だ。クソハガいことに、昨晩は奴と麻雀をしている夢を見てしまった。
あに? 「先週の残りが5,000円あったので、今日、3,000円を入金しました」だと?
それだけしかタネ銭がなくて2日間持つのか? 明日で8,000円を溶かすと見た。
あに? 「最近はダビスタが忙しくて、方程式どころではありません」だと?
この野郎、せっかくわしが競馬で傷心のところを慰めようと数学の問題をラインしてやっているのによ。
まあいい。今後もライン爆弾を敢行するまでよ。
というわけで、号泣組翁に会ってきた。1時間ほどの逢瀬でも楽しかった。
もし今日がクソ寒い日だったら、翁に子泣きじじぃをやって暖を取っていたところである。
翁に、一昨日のクソ雨の日は雨だと休むおっさんの姿がなかったと聞いた。
あの雨で来るわけがないわな。雨が事由で出前を取るのは、あのおっさんだけだ。
今日は、雨だと休むおっさんと出くわした。今日は晴天だったから居たわけか。
「今日は何しに来たの?」って、あんたみたいに遊びに来たわけじゃねぇ。
ったく、同じ嘱託でも、翁のザトペックぶりとは対極タイガーのお気楽さだ。
次回の翁との逢瀬は6日である。6日は大腸検査を終えてから、その足で翁のもとに馳せ参じるんじゃい。
「死んだ奴の負け」で、「麻雀放浪記」を読み直したくなったな。ただ、当時の麻雀と今の麻雀では違うゲームになっている。
全自動麻雀卓、東風戦、赤3入りなどなど。むろん、イカサマ天和など不可能である。
今晩は、樫原が普通に麻雀を打つように普通の夢を見たい。だったら、寝る前に「麻雀放浪記」を読むなど論外だ。
今日もゲンダイを睡眠薬代わりとする。了