初七日だったか
プー太郎生活1750日目。
叔父の葬儀と初七日がつつがなく終わった。
通夜・葬儀と思っていたところ、葬儀と初七日であった。午前11時から通夜なわけがないわな。
しかし、どうにも葬儀一連の儀式は苦手だ。そんなもん、得意な奴がおるかい。
今日は何とか亡骸を見ることができた。年老いても精悍だった叔父がああなってしまうとは…。
「人は皆、死ぬ。例外なんてねぇのさ」(アカギ)が頭を過った。
義理の叔母は泣いてはいたが、取り乱すことはなかった。その辺は女の人の方が強いようである。
顔が広い義理の叔母に、「いつまで独身でも仕方ないでしょ。誰か紹介するけど」と言われた。
ノー・サンキュー。小太郎との今の生活を乱すつもりはない。
そもそも、女は懲り懲りだ。次元大介の、「裏切らねぇ女が居たら、お目に掛かりてぇな」である。
今日の参列者は、義理の叔母、わしら兄弟、叔父の娘、その子供2人であった。
娘の旦那が来ていないって、どういうことだ? 娘と折り合いがかなり悪いたって、普通来るだろうが。
娘の子供2人は立派に成人していて、姉は旅行会社に勤め、弟は慶大生だという。その姉はなかなか器量が良く、いい感じがした。
誰か紹介する…。その姉、何とかならんか?
従妹の子供だから5親等か。って、そういう問題じゃねぇ。
今日、義理の叔母と会って、すっかり忘れていたことを思い出した。
わしの小学5、6年の担任だった‘ばばぁ教師’が従妹の担任にもなったことを…。
ばばぁ教師はわしらが卒業して即、転勤になり、赴任先で、これまた即、従妹のクラスを受け持ったのであった。
それにしても、そんな偶然、因縁があるかよ。
それを言うなら、ばばぁ教師の娘と弟が、クラスは違ったが、同じ高校の同学年になったこともだ。
それも凄い確率だ。ばばぁ教師が超高齢出産だったことから、そういう偶然が生まれたのである。
ばばぁ教師は、ありふれていない苗字が同じことで、わしの従妹だとわかったそうである。
今日、義理の叔母に‘ばばぁ教師’が、「甥っ子さんに授業を妨害された」と、わしの悪口を家庭訪問で言っていたことを聞かされた。
授業を妨害した? そんな覚えはねぇ。ただ、わしが悪ガキだったことは確かである。
義理の叔母に、「子供の頃、チビ(祖母の飼い犬)に、小便を掛けていたでしょ」と言われたしよ。
聞き捨てならなかったのは、ばばぁ教師が従妹を可愛がって、いい成績をつけたということである。
それって、わしにした仕打ちと真逆じゃねぇか。
「読解、作文ともいいのですが、習字が劣るように思います」と通信欄に書いて、わしの国語の成績を落としたのは、どいつだ?
それでも、5から4なら、まだ納得できる。習字がダメなだけで、5から3にするかよ。
使用厳禁だった墨汁を使って書いていたのが、その一因だったかもしれないが。
しかし、わしも執念深い。自分でも嫌になるぜ。
それよりプチ自慢を止めろ。まあ、いちおう事実ということで勘弁願いたい。
話は戻って、坊さんが読経を上げている時に、3人、じぃさんが焼香に来た。
3人とも、義理のおばが近所で親しくしている商売人だそうである。
そのうちの1人の奥さんがオレオレ詐欺で600万取られたというのには驚いた。初めて、その手の話を聞いたわ。
それにしたって、600万とは高額だな。その犯人は捕まったのか?
今朝は、何とか7時半に起きることができた。もっとも、アラームのプレッシャーで半覚醒状態であったが。
半覚醒状態で見ていた夢がハガかった。借金踏み倒し野郎のアベの結婚式に呼ばれた夢であった。
その結婚式での座席表が気に入らないと、席をけたくっているところで目が覚めた。
おい、アベ。草の根を分けても探し出すからな。その時は、利子もきっちり払ってもらう。
弟から8時過ぎに、「起きているか?」というラインが入った。だから、わしは血圧がクソ低くても、目覚めはいいんじゃい。
まあいい。弟からマスクを21枚もらったからよ。これで当座は凌げよう。
話はまた飛んで、香典返しにギフトのカタログが入っていた。何にするか、金竜飛のように慎重に慎重を重ねて決めたい。
初七日ということで食事が出たが、コロナで会食はできず、持ち帰りとなった。
で、弁当箱を開けたら、寿司飯が詰められていた。まさか捨てるわけにもいかないし、「ドレムラー突進」で口に入れた。
夜で時間が経っていたことで酢が飛んでいたことから、コロッケと一緒に口に入れて、何とか食った。
その場での会食だったら、弟にやっていたところである。その場での会食でなくて良かったわ。
三段目の力士が亡くなったことを帰宅してから知った。
28歳で三段目か。苦労人だったんだな。
治療をなかなか受けられなかったとは、痛ましいの一語に尽きる。
相撲協会全体が混乱状態なのも無理はない。7月場所の開催もアウトではないか?
ダラダラ書いてきたが、今日は精神的にどっと疲れた。明日は昼過ぎまで寝ていたい。 了