南方戦線

 
 プー太郎生活1813日目。

 ついに赤紙が来た。今回は、号泣組翁の部下を通じての赤紙である。

 ザトペックを覚悟していたのだが、締め切りが来月の初旬なので、ザトペックにならずに済むことになった。

 もし今週の金曜が締め切りだったら、南方戦線への赤紙だったところである。

 南方戦線…。
「読売の星」で星一徹が送り込まれたのは南方戦線だった。

 
「ズックボール」のエピソードでは同じ部隊にいた嶋精一が戦死し、一徹は右腕を負傷した。

 一徹は、右腕の負傷でサードからファーストへの送球ができなくなってしまった。

 そこで魔送球を編み出したことは有名だが、右腕に大怪我を負った奴が魔送球を投げられるかい。

 それでも命あっての物種。南方戦線から復員できただけでも奇跡的なことである。

 南方戦線の悲惨さを多くの本で知った。安易に南方戦線に例えることは、戦死者に対する冒涜だ。

 南方戦線での戦いでなくなったことで、ティップネスを出前にすることはなくなった。それが何よりである。

 時間の余裕ができたことから、かつて冬彦料理だった炒り卵作りに挑戦した。

 母親が作った炒り卵に及ばなかったのは当然である。とはいえ、まずまずの出来だった。

 というわけで、今日の夕食は、ハンバーグ、鶏ささみ、ソーセージ、炒り卵となった。

 どこからどう見ても、競馬がヘタクソな奴が山ほど食らった不可だな。

 明日の夕飯は牛すじ煮込みか…。早死にするのは覚悟のうえよ。

 広島-読売を6時ちょい過ぎから見た。今日はBS・朝日での放送だった。

 解説者の声を聞いた時、
「え、清原が解説?」と思った。

 そんなわけがねぇ。谷繁の声だった。

 それにしても、清原と谷繁の声は似ているな。って、わしに耳が節耳なのか? 

 そもそも、清原を解説者に招く局があるはずもない。そのことが頭から抜け落ちていたたぁ。

 3回表の途中でNHK・BSにチャンネルを変えた。読売が4-0とした試合に付き合うバカはせん。

 NHK・BSでは日本ハム-ロッテを中継していた。解説は小久保裕紀氏であった。

 しかし、あんだ、日本ハムの元気のなさは。得点差以上にチーム力に差がある感じだった。

 こりゃあ、パの最下位・南海権左は日本ハムだな。となったら、栗山監督のクビが飛ぼう。

 ヤクルトが首位から陥落した。そんなことは予想済みよ。

 まあ、首位に返り咲くことはないだろう。2日だけでも、いい夢を見たと思うしかない。

 さて、これから少し仕事をするか。10分程度で止めるかもしれん…。了
  

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