りんご
プー太郎生活1853日目。
本来なら今日が決勝戦。それが何が悲しゅうてティップネスで風呂に入っているんじゃい。
もし夏の大会が開催されていたら、どこが優勝したであろうか?
履正社か? 中京大中京か? はたまた琴光喜泣かせのノーマーク校か?
というわけで、ティップネスの帰りにりんごを6個買ってきた。そう、明日から朝食にりんごを加えるのである。
それまでのバナナ、サツマイモ、青汁、レモン汁でも非の打ち所がない朝食だった。
それにりんごが加わるのだから、まさに鬼に金棒、虎に翼だ。夕食がどんなにデタラメであっても、それを補って余りあろう。
りんごを買ったのは、田無の駅前ビルの地下に入っている八百屋である。
その八百屋のレジに時折かわい子ちゃんがいて、今日は運良く、その子に当たった。
が、コロナ禍で代金のやり取りはトレーを使っていることによって、お釣り作戦が封殺されているのがハガかった。
りんごといえば、誰もが減量中の力石がりんごにかぶりついたシーンを思い起こそう。
そのシーンが白木家の夕食時に繰り広げられたのも有名である。
いくら白木ジムのホープとはいえ、少年院上がりの力石が名家である白木家の面々と食事を一緒に取るというのは考えられないが…。
ガキの頃、力石の減量の凄まじさは実感できなかった。しかし、ボクシングを深く知るようになった高校生の時にわかった。
力石は普段はリミットが66.7kgのウェルター級。それを徹底的に節制して、リミットが57.1kgのフェザー級を維持していた。
それからすると、フェザー級での力石の体脂肪率は6%ほどであったと思われる。
そこからリミットが53.5kgのバンタム級に落とすのだから、1日にりんご1個の食事は大袈裟な描写ではなかったわけだ。
りんごで、水島新司の「大甲子園」に出てくる「りんご園農業高校」に頭が行く奴もいよう。
ただ、わしは「大甲子園」はあまり好きでない。というのも、「大甲子園」は水島新司の独り善がりの作品だからである。
あに? 安倍のクソバカが「また仕事を頑張りたい」と抜かしただと?
何が「また」だ。仕事なんて何にもしてねぇじゃねぇか。
今日、遅配されてきた金曜発行のゲンダイに、安倍の膵臓癌説が載っていた。
もしそうだとしても一片の同情もせん。奴がどんな深刻な病気になっても、奴の悪行が免責されるはずもない。
というわけで、今日の夕飯は自家製の海鮮丼だった。海鮮丼といっても、醤油漬けにした刺身を白飯の上に乗せただけのものだ。
明日から肉食の金太郎アメに戻す。それをりんごが加わった朝食が浄化してくれるだろう…了