注意される

 
 プー太郎生活1922日目。

 今日、サウナでわしより10歳くらい年下の奴から注意された。

 
「そのあらましは?」というと…。

 わしは、サウナと水風呂の往復を3回することをルーティンとしている。

 今日は、最初にサウナに入った時に温度が低いと感じた。

 それで、2回目のサウナの時、水風呂に浸かっている際に濡らしたタオルを薪の上で搾った。

 そうすると薪が熱発するのか、轟音と共にサウナの中の気温が一気に上昇するのである。

 以前、団塊おっさんがそれをやって室内の気温を上げたのを見たことがあるから、それに倣ったのであった。

 そしたら、顔にタオルを掛けて座っていた奴がタオルをばっと取り、
「おにいさん」と声を掛けてきた。

 
「それをやると壊れてしまいますよ。電気ストーブに水を掛けるようなものですから」 

 そら、知らなんだ。わしが反則を犯したことは確かなので、
「はい、わかりました」と返答した。

 ティップネスでは反則は封印している。なので、そういう注意を受けたのは初めてであった。

 しかし、その男もナゾの人間である。わしより10歳くらい年下なのに、毎日のようにサウナを利用しているのだから。

 いったい、その男は何屋なんだ? そして、どうやってシノいでいるんだ? 

 マナーに関していえば、その男の方がわしよりマナーが悪い。

 風呂の浸かり方がデタラメで、じじぃ3人組と言い合いになったのを見たことがある。

 それに、水風呂に入る時に、どういう理由からか、桶で水を外に大量にぶちまける。

 なので、
「ヤバい奴」と思っていたが、わしに対しては丁寧で穏やかな口調であった。

 何より、
「おにいさん」というが気に入った。わしは、まだ若いんじゃい。

 おにいさん…。信玄亭のオヤジに、そう呼ばれていた。

 信玄亭のオヤジよ、生きているか? もう会うことはないだろうな。

 7時過ぎに弟から電話があった。

 
「スタジオの雰囲気で井上が勝ったのがわかったんじゃないか?」 

 言われてみれば、スタジオの中に居た三宅アナ、中村アン、村田諒太、香川照之の4人は、放送時から安堵感を漂わせていたな。

 4人とも試合結果を知ってのスタジオ入りだったはず。わけても、香川がWOWOWでライブ中継を見ていないはずがない。

 そんなことに気がつかないたぁ、わしも鈍だな。とはいえ、試合に夢中になれたのだから、それで良しとしたい。

 あに? 京口がコロナに罹って、明日の世界タイトル戦が中止だと? 

 明日に試合を控えて、そんなものは前代未聞だ。さすがに7時のNHKニュースも伝えていた。

 対戦相手への違約金、観客の払い戻い金など、京口サイドはガッツ星人の最期のような混乱状態に陥っていよう。

 って、そんな例えをするな。京口サイドが如何に吐いているかを察しろ。

 ほぉー。ヤクルトが内川を本格的に調査か。

 衰えたりとはいえ、内川のバッティングと経験は捨て難い。また、教え上手だという。

 だが、急務なのは先発投手陣の補強。何とかしないと来シーズンも最下位・南海権左なのは確実である。

 昨日、日記をアップしてから、大阪都構想とやらが否決されたことを知った。

 そんなもん、当然よ。政令指定都市なのに、格下の特別区に再編するというのだから。

 否決の結果で維新が大ダメージを受けたのは何よりだ。自民党の補完勢力のような維新など、誰が支持するか。

 橋下よ、ざまあみろ。弟も、
「スカッとした」との感想だった。

 今日の夕飯は、ちゃんこ鍋だった。中身が肉団子、ホタテ、豆腐、油揚げだけなら、せいぜい20点だろう。

 が、今日は鍋用の野菜セット1人前をぶち込んだ。よって、50点は行くと見た。

 ただし、カットが大きかった白菜は小太郎にやった。そういうこっちゃいかん。

 明日は文化の日か。文化の日にふさわしい麻雀をやりたかったものである。

 果たして、次に牌を握るのは、いつか? わしの家でやってもいい…。了

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