灰汁

 
 プー太郎生活1982日目。

 駅伝の往路は意外な結果になったんだな。

 テレビ埼玉で昌平-京都橘の試合を見ていたので、日刊スポーツのサイトに接するまで知らなかったわ。

 今日は、前の試合で九死に一生を得た昌平が快勝した。ああいう試合をものにすると勢いに乗るのは確かなようである。

 馬淵のおっさんも、
「九死に一生を得るような試合をしないと上位に行けない」と言っている。

 昌平-京都橘の中継中に、ニュース速報のテロップが映された。

 「大野知事が西村大臣に緊急事態宣言の発出を要請」 

 あに? 首都圏4知事が要請だと?

 テレビ埼玉での中継だったので、埼玉県知事の大野知事の名前で報じたわけか。

 政府は緊急事態宣言は出すまい。知事からの突き上げに応じるとは思えん。

 それより、
「Go to トラベル」を再開するのを見送れ。今の状況なら、さすがにそうするだろう。

 話は高校サッカーに戻って、堀越-大社、関東一-神戸弘陵は、ともに0-1で負けている方が土壇場で同点に追いついた。

 同点の場面では解説者も声を出していたが、今大会も武田修宏は解説者に起用されていないようである。

 武田は解説者を数年前にクビになったくせぇ。理由はナゾだ。

 PK戦はいずれも録画だったから臨場感がなかった。キッカーがPKスポットに歩いていく間が何とも言えないのによ。

 明日の試合でPK戦になったら、中継が31日や今日のようなことはないだろうな。できればPK戦という残酷な場面は見たくないが。

 これは毎年声を大にしていることだが、日程がタイト過ぎる。1回戦から中1日で2回戦で、2回戦と3回戦が連戦というのは厳し過ぎる。

 そもそも、2回戦から登場するチームの方が日程面で遥かに有利じゃないか。そんなことは南海権左でもわかる。

 というわけで、今日のカレーは灰汁取り網で灰汁を取りながら作った。

 味は良くなったと思う。少なくとも美味しくないとは感じなかった。

 しかし、わしの舌はイカれている。1度、誰かに食べてもらうか。

 ま、灰汁があろうとなかろうと、今日の夕飯のハンバーグカレーが0点であることに変わりはない。

 明日はスパゲッティだから、灰汁はなくとも、明日も0点は必至。今年も0点の金太郎アメになろう。

 灰汁か…。現西武の内海が駆け出しの頃、工藤、桑田、上原といった灰汁の強い奴らがチームに居て、ベンチの雰囲気が最悪だったという。

 それを反面教師にし、自分が投手陣のリーダーになった時には、そういう雰囲気をなくしたそうである。

 工藤、桑田、上原…。本当に灰汁が強い面々だな。

 1人でもハガいのに、3人も居たら、そりゃ、シャレにならんて。

 わしが変人なことは、あらためて書くまでもない。そして、捻くれ者であることも。

 が、灰汁はそんなに強くないのではと。って、自己評価が甘いか? 

 それはそうと、元日早々、日記で誤記をするたぁ。

 
誤:大火なく過ごしたい 
 正:大過なく過ごしたい 


 このミスは校正ミスというより、漢字力の問題だな。漢字は不得手ではなかったのだが…。

 ともかく、大火は御免だ。いや、小火も御免だ。

 ここでもう1度、
「今年は大過なく過ごしたい」と書いておきたい。

 って、
「たいか」と入力したら、「退化」と最初に変換されて吐いた。

 こりゃ、今年もいいことは何にもナイマンだな。悪いことがなければ、それで
「良し」としたい。了

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