ロングスロー
プー太郎生活1989日目。
「明日は安心してウルトラマンレオを見ることできる」
って、見なかった。昨日は安堵感のあまり、高校サッカーの準決勝のことを、その時は忘れていたのである。
それにしてもPK戦は残酷だ。それでもラグビーの抽選よりは救いがあるというか、負けた方は割り切れると思われる。
帝京長岡のキャプテンは、自分がPKを外しても、PK戦で負けた後も取り乱すことはなかった。
その辺の胆力は、少なくともわしよりは上である。だから、「少なくとも」なんてもんじゃないだろが。
試合は、山梨学院が立ち上がり27秒の電光石火のゴールと後半の立ち上がりのロングスローからの追加点で2-0とした。
が、前の試合の昌平戦とは違ってプレスが掛からず、同点に追いつかれた。
寄せが甘く見えたのは、今日が4戦目という疲労からか? それとも、原田冨士男氏の言うところの「相手が違いますよ」か?
その辺は素人のわしにはわからんかった。だからこそ、その理由をアナが解説の北澤に聞いて欲しかったものである。
北澤も、第2試合の解説の中澤も、そしてゲスト解説のフロンターレの谷口も選手を君付けしていた。
どの試合だったか、名波が選手を呼び捨てにして解説していたのには違和感を覚えた。
高校生の試合の解説者は、選手を君付けにすべきである。
高校野球では、82年の池田-早実で、解説の光澤さんが試合の途中から早実の選手だけを呼び捨てにしていた。
光澤さんは凄腕のハンディ師だったというから、「早実有利」と胴元に伝えていたと思われる。
が、試合は池田の一方的な展開になった。それで早実側に対して荒れた解説になったのだろう。
話が高校サッカーから大きく逸れてしまった。そういうこっちゃいかん。
第2試合は青森山田の圧勝だった。まさか5-0になるとは…。
今日の試合に登場した4チームは、4チームともロングスローを武器としていた。
そして、2試合ともロングスローから得点が生まれた。
高校生がロングスローをするのに、なぜ、日本代表はロングスローを見せないのか?
解説の中澤は、「ロングスローは軌道がキックと違うので、ディフェンダーにとって守りにくい」と言っていた。
また、ゲスト解説の現役CBの谷口も、「ロングスローのボールはクリアしても飛ばない」と、ロングスローの厄介さを指摘していた。
ここでもう1度繰り返したい。「なぜ、日本代表はロングスローを見せないのか」と。
ロングスローで度肝を抜かれたのは、オランダ代表のレンセンブリンクのロングスローである。
ブルガリア戦でのロングスローは60mくらい飛んだように見えた。細身なのに物凄い腕力の持ち主だったわけだ。
え? レンセンブリンクは亡くなっているのか?
今日、ウイキペディアでレンセンブリンクが逝去していたことを知った。
レンセンブリンクは、74年の西ドイツW杯では左ウィングを務め、トータルフットボールの一翼を担った。
その大会でのレンセンブリンクの採点は、採点が厳しいガゼッタ・デロ・スポルトで8だった。
ちなみに、クライフの採点は9.5。そんな点数って、あり得るのか?
レンセンブリンクは78年のアルゼンチンW杯にも出場し、7試合で5得点と活躍した。
羽佐間アナが、「あのクライフが抜けた後のエースであります、レンセンブリンク」と紹介したのが印象に残っている。
さて、11日の決勝戦である。青森山田が優勢か?
今日の試合を見れば、誰が見たって青森山田が優勢だと思うって。
今日の勝利で公式戦で39連勝というのは驚異的な数字である。
明日から大相撲が始まる。緊急事態宣言下なら中止が当たり前である。
が、オリンピック開催に固執する政府としては、スポーツイベントを中止にするわけにはいかないということか。
協会幹部連とすれば、15日を無事に乗り切れるか、不安で仕方なかろう。薄い氷の上を歩くような気分ではないか?
何にせよ、途中で中止にならないことを祈るのみである。どうにも嫌な予感がするが。
クソ~。昨日の日記でもミスをしてしまった。
誤:正直って
正:正直言って
この恨みを今日の夕食で晴らした。昨日の残りのお好み焼きを卵焼き2個で包んでやったわい。
明日はトリミングである。そして、カートデビューの日である。
腰痛がほぼ完治したところで、小太郎を入れたケージ抱えて駅とペットショップを往復するバカはしない。
さ、これから金曜発行のゲンダイを読むとするか。菅のことをボロカスに書いているくせぇ。
ウルトラマンレオの再生は後日にする。なので、夜の楽しみはゲンダイ読みしかない。