祭りの後の虚しさ


 プー太郎生活2073日目。

 本当に選抜大会が終わってしまったのか? あの十数日間は幻だったのか? 

 祭りの後の虚しさに苛まれるのはいつものことだが、2年ぶりの大会だったので今回は重症である。

 そういう時こそティップネスで憂さを晴らしたいところが、今日が排水管清掃の日でティップネスに行けなかったとはクソハガい。

 排水管清掃をやらないと、台所、洗濯機置き場、風呂などの排水管から階下の部屋に水が漏れる可能性が生じる。

 実際、それで数か月前に4階と3階の住人が大揉めに揉めた。

 マンションの理事長として危うくトラブルに巻き込まれたそうになったのは記憶に新しい。

 選抜大会は終わったものの、今は球春真っ盛りである。今日からメジャーリーグも始まったし。

 ダルビッシュ、前田とも開幕戦で勝利投手になれずか。

 そうだろう、そうだろう。2年連続で大活躍させてくれるほどメジャーは甘くないわな。

 大谷は4タコだった。大谷の試合はライブで見ていたが、見ていて打てる気がしなかった。

 とにかく相手投手が良かった。球はとんでもなく速いわ、変化球は抜群に切れるわ。そりゃ、打てんて。

 鬼のようにレベルの高いメジャーリーグでのイチローの成績は、やはり神懸かっていたんだな。

 あに? 将棋の橋本八段が引退だと? 

 まだ38歳。引退するには若すぎる。一身上の都合ということだが、閉塞な棋界に嫌気が差したのか? 

 橋本八段といえば、どうしてもNHK杯での二歩を思い出してしまう。

 準決勝という大舞台で二歩というのは、まさに事件であった。

 橋本八段は、これから何屋になるのか? サラリーマンにでもなるのか? 

 グレート草津はプロレスを引退してすぐにサラリーマンになったが…。

 あに?
 「今週は注射をしません」だと? 

 ま、それも今週限りよ。この土日で競馬資金を溶かすと見た。

 言っとくが、わしは競馬はやらんぜ。JRAに勝てっこないからな。

 というわけで、ヤクルトが読売を降した。メンバー落ちのヤクルトからすれば、これしかないという勝ち方だった。

 村上のホームランには絶叫マシーンとなったわ。そうじゃなくちゃいけねぇ。

 しかし、読売打線も当たっとらんな。特にクリーンアップの状態が悪い。

 このまま永久に寝てろ。間違っても、明日、起こすなよ。

 今日はマクガフが締めた。わしは、石山よりもマクガフの方がクローザーとして適任だと思っている。

 DeNAが泥沼だ。ソト、オースティンのいない打線は貧弱すぎる。

 今永、東が離脱しているし、今年の最下位・南海権左はDeNAか? 

 さ、今日も寝る前にゲンダイ読みだ。わしと思想信条が同じで筆致が鋭いので、良い憂さ晴らしになる。

 4月から新年度ということで、ゲンダイにおいても何本かの連載記事が3月末で終わりになった。

 その中で読み応えがあったのは、
「大塚久美子の蹉跌」であった。「孤独な家具や姫」という副題にも唸らされた。

 
「大塚久美子の蹉跌」を読んで、「だから女の社長はダメなんだよ」と思った。

 
「女なんて掃除や洗濯をしとけばいいんだよ」と放言したティップネスの常連客の団塊おっさんにも読ませたかったわ。

 わしが久美子社長時の大塚家具の社員だったら、リーチ・一発・ツモでクビになっとる。

 あれだけ社員を締めつけたということは、出前は絶対に不可だったわけだ。

 明日は床屋に行くか。失恋した奴は髪を切るというが、わしにとって選抜大会が終わった虚しさは失恋と同じなんじゃい。

 あ゛~、本当に虚しい。了

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