大会初日
プー太郎生活2199日目。
予想はしていたが、開会式は簡素だった。それでも選手にはいい思い出になったはず。
こうしてみると、去年の3年生が気の毒すぎる。去年だって開催できたんじゃないのか?
開会式でのお偉方の挨拶を聞くほど、わしはおめでたかねぇ。
その間、コンビニまで吹っ飛んで行った。朝日新聞を買いに行ったのである。
160円も投資したのは、今日の朝日新聞に大会の展望記事が載っているからである。
「大阪桐蔭を筆頭に智弁学園、智弁和歌山と、投手を中心に守りの堅いチームが頂点に近い、とみる」
ということは、近畿の3校が真の3強ということか。
また、大阪桐蔭-東海大菅生を、「大会の行方を左右する一戦となりそうだ」と書いている。
この試合が初戦で最大の注目カードであることは間違いない。
このほか、横浜、浦和学院、愛工大名電、明豊に触れていた。しかし、どこも決め手に欠けるように思う。
記事でも最後に、「大会の中で急速に成長して一気に駆け上がる。そんなチームが現れることも十分、あり得る」とまとめている。
さて、第1試合である。事実上の無観客なので、開会式直後の緊張感はなかった。
それもあってか、試合は日大山形ペースで淡々と進んだ。が、0-4の9回表にもつれた。
米子東が1点を返して、なおもノーアウト満塁で1番打者に打席が回った。
その大ピンチにリリーフに出たピッチャーが、何と三者三振で切り抜けた。
147㎞を投げ、変化球も切れるのでは打てんよ。
なんだって、これだけのピッチャーがエースでないのか?
スタミナがないのか? そうとしか思えん。
第1試合の解説は廣瀬寛さんだったのだが…。
序盤、米子東のバッターが凡打をするのを見て、「しっかりスイングすることですよ」と言ったのには、さすがに吐いた。
もう少し深みをある解説を願いたいものである。って、エラソーに言うな。
静岡高校のうるさ型のOB連は今日の敗戦に吐いたであろう。
静岡大会で無失点のエース・高須に期待していたはずだからな。
それが8番と9番にタイムリーを打たれ、球数が多くなったところで降板。
2-2に追いついた直後に2番手ピッチャーが乱れ、2点を勝ち越されて、そのまま押し切られた。
うるさ型のOB連は、8回のピンチに高須を再登板させなかったことに怒り心頭かもしれん。
それよりも大きな敗因は、さして好投手とは言えない相手ピッチャーを打てなかったことである。
・セカンドランナーがレフト前ヒットでホームで刺される。
・相手センターのファインプレーに勝ち越し点を阻まれる。
わしが静岡高校のOBだったら特に後者のプレーに暴れていただろう。
第3試合は、日本航空が順当勝ちした。バデルナとかいう長身左腕はプロで大化けするかもしれんな。
第3試合の解説の河原崎さんは流石の解説であった。河原崎さんは、明日の第1試合を解説する杉本さんに次いで上手い。
明日は第1試合に智弁学園が登場するが、いきなり朝ドラトラップが待っている。
NHKよ、何のために教育テレビがあるのか、胸に手を当てて考えてみろ。
さ、明日は7時半起きだ。その試練に耐えてこその高校野球ファンと言える。
それにしても、7時半起きはハガい…。了