ヤクルト、優勝!
プー太郎生活2275日目。
シーズン前、誰がヤクルトが優勝すると思っていたであろうか?
なにせ、2年連続で最下位・南海権左。そして、投手陣に補強は何にもナイマン。
ほとんどの評論家が今年もヤクルトが最下位・南海権左と予想した。
「投手陣が奮起すれば打線がいいだけに上位を狙えると思っていた」と言っている評論家がいる。
そういうのを世間では後出しジャンケンと言うんじゃないのか?
かくいうわしも、3年連続で最下位・南海権左になることを覚悟していた。
6月の神宮観戦で読売に完敗したのを見て、「やはりダメだな」と思った。
それがいつの間にか上位に上がり、最後まで優勝争いから脱落しなかった。
9月から大失速した、どこぞのチームと何と違うことよ。
優勝の要因は、何と言っても投手陣が整備されたことである。
左腕の高橋の覚醒、奥川の一本立ち、ブルペン陣の確立。
ブルペン陣の確立は高津監督の手腕と言える。
デタラメな投手起用をした、どこぞの監督とは、これまた大きな違いだ。
今日のDeNA戦はNHK・BSで見ていた。
先発が高梨と今永と知った時は、「こりゃあ、勝ち味は薄いな」と思ったが…。
3回表に逆転してからは負ける気がしなかった。DeNAに元気がなかったし。
今日は投手リレーが見事に決まった。これも高津監督の好采配であった。
ヤクルトが勝っていただけに、阪神にはプレッシャーが掛かったはず。
9回に4点ビハインドで、相手ピッチャーがR・マルチネスでは絶望の2文字だった。
阪神としては、ライバルは読売と思っていたのは間違いない。
ヤクルトがスルスルと出て来るとは「計算外だよ、玄大佐」であったろう。
岡田彰布氏ら、阪神ОBは吐いているはず。今日の中日戦を甲子園に観戦に行った阪神ファンもだ。
それにしても、CSを勝ち抜かないと日本シリーズを戦えないというのはクソハガい。
今日でCSのファーストステージが阪神-読売と決まった。阪神には読売を抹殺してもらいたい。
が、CSのファーストステージに向けて、今日の阪神の完敗ぶりが心配である。
あに? 新庄が日本ハムの監督に就任するだと?
今朝、日刊スポーツのサイトに接して目を疑ったわ。
ただ、新庄は野球理論に関してはデタラメではないという。
それにしたって思い切ったことをするものだ。客寄せパンダの意味合いもあるにせよだ。
日本ハムは、今の戦力だと来シーズンも最下位・南海権左になるぞ。
新庄のためにも大掛かりな補強をすると思われる。って、そう易々と行くまい。
読売の野上が引退か…。故障が直接の要因だそうだが、読売入りしたことが選手生命を縮めたのではないか?
だから、安易にFAで読売に入団するなって。井納も来シーズンオフに御払い箱になろう。
秋季東北大会は、花巻東が聖光学院を降して優勝した。
岩手県勢の優勝は初めてか。菊池の時も大谷の時も優勝できなかったのは知っていたが。
花巻東がどれほどのチームなのか、神宮大会が試金石となる。
現在、午後10時過ぎ。わしが酒飲みだったら、今から1人で祝杯を上げているところである。
仕方がない。アイスとカルピスとゲンダイで代替するか。
それって、悲しみ組のような気がする。いや、悲しみ組そのものだ。
何にせよ、今日はいい夢を見られそうだ。了