とぼけくさるな


 プー太郎生活2318日目。

 雨と風と寒さでティップネスを出前にしてしまった。

 これでは雨だと休むおっさんのことを笑えん。

 しかし、昨日の天気予報ほどの寒さではなかったな。

 そんなんだったら、いつもの時間に目覚ましを掛けて、ティップネスに行くんだったわ。

 起きてからのルーティンワークを終えて時計を見たら正午過ぎだった。

 その時間は世間一般の奴の昼休み時間。で、競馬がヘタクソな奴に電話してみた。

 目的は有馬記念での勝負の申し入れであった。

 あに? 
「去年の負け分があったっけ?」だと? 

 この野郎、とぼけやがってぇ。奇数番の馬の1着に賭けたわしが勝ったのを忘れたとは言わせん。

 むろん、今年もやる。今年も奇数番だ。

 中小の塾の経営者であるテッポウ野郎の消息について聞いてみた。

 
「麻雀中と帰りの電車でしか話さないから知らない」だと? 

 そういうこっちゃいかん。おめぇはクソ麻雀の主催者なんだから、メンツの消息をきちんと把握しておけ。

 何回も書いてあれだが、テッポウ野郎は生きているのか? 

 コロナ禍で中小の塾の経営が厳しいのは南海権左でもわかる。

 クソ麻雀の聖地・サンの様子を見に行くように奴に命令した。

 
「電話したらいいじゃないか」だと? 

 
「まだ潰れていませんか?」とでも聞けばいいのか? 

 まあ、電話するまでもなく、何とかシノいでいよう。

 それにしても、久々に奴の肉声を聞いた。2020年の1月3日のクソ麻雀以来である。

 以降、クソほどラインは送っていて、奴が競馬で嵌っているのは知っていた。

 競馬での負けにもかかわらず、奴は元気だった。人間、健康が1番よ。

 今日は、ネットライフドームで12球団合同トライアウトが行われた。

 トライアウトといっても、実は有名無実で、ほとんどの選手が支配下登録を勝ち取れない。

 それを考えたら人生を賭けてトライアウトに臨む選手が気の毒である。

 今日のトライアウトでも最も注目されたのは新庄新監督であった。

 新庄狂騒曲は来年のシーズンまで、ずっと続くわけか。

 わしは新庄は嫌いではないが、騒ぎ過ぎの感は拭えない。

 ハガい。今日はゲンダイが配送されなかった。

 雨が原因か? 消える魔球と同じように、郵便による配送は雨に弱いくせぇ。

 ともかく、今日は落ち着いた日を過ごせた。

 というのも、水曜は不動産会社が休みで、解約の電話が掛かって来る確率が0だからである。

 それを弟に言ったら、
「おめぇも小せぇな」と言われた。

 小せぇから、親リーやドラポンにベタ降りするんだよ。

 明日から、また電話に怯える日が6日続く。年内に心筋梗塞を起こすかもしれん。了

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