出席者が5人たぁ


 プー太郎生活2371日目。

 今日は午後6時半からの大規模修繕工事についての説明会に出席した。

 場所は駅前ビルの3階の会議室と投函されたプリントに書いてあった。

 って、3階に会議室など、ないぞ。それで3階中を歩き回った。

 それでキレそうになっていたら、マンションの管理会社の兄ちゃんが3階に現れた。

 
「すいません、キムラさん。会議室は2階です」 

 おい、プリントには思っくそ
「3階」と書かれているぞ。

 それを兄ちゃんに言ったら、
「申し訳ありません。こちらのミスです」と返ってきた。

 そのミスは、いつ発覚したんだ? 前もってわかっていたら各戸に知らせるのが当然だろうが。

 しかし、わしも落ちたもんだ。前は
「理事長」と呼ばれていたのが「さん」づけになったとはよ。

 2階の会議室に入って、また吐いた。4人しか座ってねぇたぁ。

 出席を取らない大学の授業じゃねぇぞ。わしを含めて5人というのは、いくらなんでも少なすぎだ。

 総会なら出前もわかるけどよ、大規模修繕工事といったら自分達の生活、ひいては人生に関わることじゃないか。

 それにしても、4人はよく2階の会議室に来られたな。わしだけミスを知らされていなかったのか? 

 6時半を回っても他に来る気配がなかったので説明が始まった。

 その際、あまりの出席者の少なさに兄ちゃんも吐いていた。

 6時半からという夕飯時だったから、皆、来なかったのか? 

 それとも、オミクロン株の感染を恐れたからか? 

 まさか寒さが理由じゃあるまいな。今日もクソ寒かったが。

 いずれにせよ、当事者意識がなさ過ぎだ。

 だから、たまには、わしも真っ当なことを書くんじゃい。

 説明は、兄ちゃんと建設会社のおばさんが交互に行った。

 その説明によると、大規模修繕工事は9月から始まるとのことだった。

 午前9時から開始の工事は大きな音がするというのがハガい。

 ということは、9時に起こされるのかよ。冗談はよせ。

 また、工事期間中、何日か断水や停電になるという。

 断水は非常用の水を持っているからいいが、停電はシャレにならん。

 9月はまだクソ暑い日があるから、エアコンが使えないというのは困る。

 大規模修繕工事の見積金額は5,500万か。それが適正なのかどうかはわからん。

 しかし、5,500万のうち消費税が500万というのに腹が立つ。わしの修繕積立金を返せ! 

 それでも、わしの修繕積立金は死に金ではない。

 死に金の最たるものは博打で負けた金である。

 今週もJRAに対して死に金を作った奴が約1名いる。

 
「ロボコン」とは、「ふっ、哀れだね、どうにも」

 さて、今週は忙しいぞ。3つも予定が入っている。

 たかが3つの予定で
「忙しい」と騒ぐとは、「ふっ、哀れだね、どうにも」。了

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