大会初日


 プー太郎生活2418日目。

 モデルナの副反応の後遺症か、9時前に起きることができなかった。

 それに悔いはない。開会式たって、全校の行進ではないし、お偉方の挨拶は無用だし。

 そのうえ、入場行進曲も聴いたことがない曲だしよ。

 第1試合の解説が杉本さんで驚いた。

 No1解説者の杉本さんを粗略に扱ってきたNHKがどういう風の吹き回しだ? 

 杉本さんとコンビを組んだのは伊藤慶太アナだった。

 伊藤アナは、プロ野球の実況では、かつては読売一辺倒の実況だったが、今は改善されている。

 伊藤アナは元高校球児であり、実況は安定していて、杉本氏とのコンビは良かった。

 第1試合には浦和学院が登場した。今まで浦和学院には何回か大型詐欺チームに遭ってきたが…。

 今回は中型チームであるとはいえ、さすがに21世紀枠に負けるということはなかった。

 杉本さんが言っていたように地力が違っていたことは明らかである。

 大分舞鶴は、如何せん、打線がかわい子ちゃんだった。

 何度でも書く。21世紀枠は撤廃するべきか正規枠と別枠にすべきだと。

 さすれば聖隷クリストファーのような悲劇はなくなるわけだから。

 話は変わって、浦和学院の上尾チックな復刻ユニフォームは見栄えがするな。

 森士前監督がユニフォームのデザインを一新した際は大顰蹙を買ったそうである。

 浦和学院にとって、和歌山東の方が倉敷工よりも嫌な相手。和歌山東-倉敷工を見て、そう思った。

 和歌山東ベンチは、浦和学院の左のクリーアップに左腕2人をスリーポイントで起用してこよう。

 それにしても、流れというのは怖い。

 和歌山東の11回表の7点は、10回裏の走塁ミスで流れが変わっての大量得点であったのだから。

 第3試合は強力打線の九州国際大付が注目された。

 その強力打線の象徴は、4番の新2年生・佐倉。が、佐倉は不発に終わった。

 力み過ぎがその要因だったことは明らか。第1打席での余りの力に入れようを見て、
「あれじゃ打てんよ」と吐いた。

 その後も力みが修正されず、サヨナラ犠牲フライもレフトの返球が悪かったからで、完全な凡打であった。

 1番の黒田も振り過ぎだった。3回裏のタイムリー内野安打は、相手ファーストの拙守によるものである。

 解説の大矢さんもファーストの拙守に触れていたが、原田冨士男氏だったら、もっと厳しい言葉を吐いていただろう。

 九州国際大付打線が炸裂しなかったのは、クラーク国際の辻田が好投したのも一因である。

 冨坂アナの、
「カーブが邪魔なボールになっています」は、さすがの実況だと思った。

 しかし、打線が辻田を見殺しにしてしまった。香西が巧いピッチングを見せていたとはいえ、早打ちなど打線が淡泊だった。

 九州国際大付としては、今日のような試合に勝てたことは大きい。

 佐倉と黒田が本来のバッティングを見せるようになれば、決勝戦まで行くような気がする。

 明日は、第1試合の広陵-敦賀気比と近江の戦いぶりが注目される。

 広陵の注目のバッター・真鍋は、今日の佐倉を反面教師としたいところである。

 近江の山田は投げられるようになっているのか? 山田の登板がなかったら厳しい。

 相撲は録画で見た。春場所は選抜大会と被るのがハガい。

 もう1週間早く開催できないものか? NHKよ、相撲協会にそう要望しろ。

 今日は3大関が揃って勝った。って、今場所初めてか? 

 正代が負け過ぎているから、それも不思議ではない。

 7日目が終わったが、誰が優勝するのか、全く読めん。

 全勝の高安にしたって、終盤に大崩れしたことがあるし、最有力と言えまい。

 さ、明日は8時半起きだ。3試合日は、いつものことである。

 もし21世紀枠同士の試合が第1試合だったら、その限りではないと書いておきたい。了

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