ゴロフキン、強ぇ


 プー太郎生活2439日目。

 エンゼルス、弱ぇ。7回表で2―12たぁ。

 コレアが抜けてもアストロズは強力打線。とはいえ、目を覆わんばかりの滅多打ちだった。

 これでは大谷が切望するプレーオフ進出は厳しい。

 その大谷は、今日は5の1だった。昨日の疲れが残っているのか、スイングスピードが鈍いように感じた。

 読売の今日の先発は、新加入のシューメーカーだった。

 
シューメーカーは、メジャーではちったぁ活躍した。しかし、それは何年も前の話だ。

 シューメーカーといえば、2年前のブルージェイズ時代に退場処分を食らったことが印象的である。

 2死1、2塁で筒香を見送り三振に斬って取ったと本人が思ったところ、ボールの判定。

 ベンチに帰りかけたシューメーカーだったが、次に投じた球でスリーランを食らった。

 チェンジになりベンチに戻ったものの、シューメーカーはジャッジへの怒りが収まらず。

 ベンチから脱兎の如く飛び出して球審に罵声を浴びせ、
「ゲット・アウト」となったのであった。

 そんなシューメーカーを打ち込めねぇたぁ、ヤクルト打線もハガい。

 挙句、サヨナラ負け。その瞬間、テレビを叩き切った。

 わしの3時間を返せ! クソして寝ていれば良かったわい。

 閑話休題。

 ゴロフキン、強ぇ。生きる伝説と言われるだけのことはあった。

 村田も4Rまではボディブローで善戦したのだが…。

 5Rから明らかに潮目が変わった。ゴロフキンのペースになったというべきか…。

 最終ラウンドとなった9Rは、開始直後に食らった右ストレートが効いた。

 それが尾を引いて村田にパンチを返す力がなくなった。

 最後はダウンと同時にタオルが投げ込まれた。もう限界だったことは確かであった。

 全般にリング生命が伸びているとはいえ、ゴロフキンが昨日で40歳になったとは信じられぞうだ。

 ゴロフキンは、まだまだリングに立ち続けるであろう。

 試合後にゴロフキンと村田にインタビューが行われた。

 ゴロフキンがしゃべっていたのはロシア語か? それとも母国の言語であるカザフスタン語か? 

 もし後者だとしたら、通訳していた女性は凄いな。女性蔑視発言の団塊おっさんに見せたかったわ。

 敗者にインタビューというのも珍しい。村田は気丈に応じていたが、痛々しかった。

 村田は、
「総合力が違った」と、完敗を潔く認めていた。

 確かに、クソ力強い左ジャブをはじめ、ゴロフキンは1つ1つのパンチが重かった。

 さて、村田は、今後、どうするのか? 引退の可能性が高いと思われる。

 再戦? もう1回やっても勝てないって。

 弟は、うちに来られなかった。昨日、接種を受けたモデルナで39℃の熱が出たという。

 そりゃ、無理だわな。わしも接種後の翌日は39℃の熱で死んでいたから、そのハガさはわかる。

 アマゾンプライムで放映された村田戦以外の2試合も見た。余禄に授からない手は何にもナイマンだ。

 
「勝たないと、その先の景色が見えない」 

 吉野修一郎vs伊藤雅雪の一戦で、両者がそう口にしたという。

 プロボクシングの1敗はとてつもなく重い。なにせ数か月に1度しか試合ができないからな。

 元ライト級世界王者の伊藤は今日の敗戦で引退か? それほど手痛い敗戦であった。

 中谷-山内は、下馬評通り中谷が圧勝した。

 今日のTKO勝利で戦歴は23戦全勝18KOとなった。フライ級でそのKO率は凄まじい。

 そして何よりパンチが多彩なことが特筆される。

 サウスポーの日本人ボクサーが右アッパーを連打するなど、見たことがない。

 日本人で強いのは井上尚弥だけではないのがよくわかった。これから先、ビッグマッチが組まれよう。

 現在、午後10時過ぎ。ゴロフキン-村田で発熱した熱が下がらん。

 アイスを2個食って、熱を冷ましたい。了
 

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