松永玲一氏、逝去
プー太郎生活2474日目。
松永玲一さんが亡くなったことをサンスポのサイトで知った。
90歳での老衰だそうである。90前後になると、老いに抗えないというわけか。
松永さんといえば、法政の監督として名を成したが、わしは高校野球の解説者としての松永さんしか知らない。
松永さんは、わしがガキの頃からNHKで高校野球の解説をしていた。
わしのオヤジは松永さんのことを、「当たり前のことしか言っていない」と腐していたが…。
わしは、松永さんの歯切れの良さと厳しい物言いが好きだった。
松永さんは本音を言うのが持ち味で、選手のことを貶めるようなことも言った。
その最たる例の1つが、1982年選抜の早実-東山での早実の捕手・上原についてのコメントである。
「ちょっとねぇ、去年の佐藤君とは差がありますね。かなりの」
今、そんなことを言ったら、バッシングの嵐で下手をしたら降板させられるだろう。
むろん、選手のことを称えるコメントも多かった。
箕島の嶋田が79年選抜の下関商戦で3回表にツーベースを放った。
「私は、この人がヒットを打たない試合を見たことがない」
箕島-下関商では試合開始前に、「下関商としたら、石井君から取れても1、2点でしょうね」とも言っていた。
82年の選抜で大活躍したPLの佐藤には、「こんなトップバッター、見たことがない」と舌を巻いていたことも良く覚えている。
わしも、そう思った。佐藤に何度吐かされたことか。
当時は、PL-法政のラインがあって、松永さんはPLびいきの解説をしていた。
81年選抜・決勝戦のPL-印旛は、土門アナの神実況として知られる。
その試合で解説を担当したのは松永さん。ともすればPL寄りの解説になるのを土門アナが巧くいなしていたのが懐かしい。
ちなみに、PL-法政のラインは、桑田が早稲田を出汁にして読売に入団したことで消えた。
早稲田をコケにしたイカサマ入団が六大学関係者の逆鱗に触れたのである。
それはともかく、今はどちらかのチームに肩入れする解説はご法度である。
YouTubeで、PL-印旛、78年夏のPL-高知商が見られるから、今晩にでも見てみよう。
ここに、松永玲一さんのご冥福をお祈りしたい。
照ノ富士は押されると残せないな。今日は玉鷲に電車道にされた。
これで上位に2敗以上の力士がいなくなった。
いったい、今場所は誰が優勝するんだ? わけがわからなくなってきた。
今場所は優勝ラインが4敗になるのではないか? 5敗ということは、さすがにあるまい。
正代、あかん。今場所はカド番でないし、もう気力がないくせぇ。
今日はダゾーンでオリックス-ロッテを見ていて良かったぜ。読売の勝ち試合など、ごめんだ。
今日のロッテの先発は佐々木朗希。佐々木がバケモノといっても、毎試合、快刀乱麻というのはムリゲー。
今日は普通の出来だったように思う。それでも1失点と、それなりに投げられるのだから大したものだ。
オリックス打線で目を引いたのは7番の池田である。
どなたもご存知、昨年の大阪桐蔭の主将。そのルーキーが佐々木からクリーンヒットを打ったのには驚かされた。
それはそうと、今日のオリックス-ロッテの実況アナには大喝だ。読売だけを「ジャ…」と言いやがってぇ。
オリックスは「オリックス」、ロッテは「ロッテ」と頑なに言って実況していたくせによ。
それが、他球場の途中経過で読売だけを「ジャ…」と抜かし、「オリックスの交流戦の初戦の相手はジャ…です」たぁ。
そういう輩がいるから、読売がよけい嫌いになるんだよ。誰ぞ、テレビ局に不幸の電話を掛けていないものか。
明日は青色ソフトへの入力作業をする。それがクソうざったいのは例年のことである。
よって、途中でめげるかもしれん。いや、やらないかもしれん。
とにかく、明日の気分しだいだ。そういうこっていい。了