不覚の寝坊


 プー太郎生活2546日目。

 目覚まし時計を掛けずに寝たところ、起きたのは午後12時半過ぎ。

 ここ数日間のザトペック作業の疲れからか、寝すぎてしまった。

 小太郎に食事を与えたら1時過ぎになった。

 で、パソコンをオンにしたら、注目カードが何試合も終わっていた。

 何たる不覚。
「そういうこっちゃいかん」の十乗だ。

 今日の決勝戦で注目していたのは山口大会と福岡大会であった。

 それがともに既に決着がついていたたぁ。

 山口は下関国際、福岡は九州国際大付が優勝した。

 ともに全国レベルのチームだけに楽しみである。

 九州国際大付は打線が不発気味なのが気になる。それでもA評価を受けるだろう。

 下関国際はB評価になると思われる。評価する奴がちゃんと評価すればA評価になるはずだが。

 聖隷クリストファーが敗退したのは残念だ。

 選抜大会で理不尽な目に遭うと夏の大会に出られないというジンクス通りとなってしまった。

 
天理が智弁学園を倒した生駒に圧勝した。

 昨年の達のような絶対的エースはいないようだが、なかなかチームのようである。

 え? 生駒は体調不良の選手が多く、ベストメンバーではなかったのか。

 それでは大敗も仕方なかったわけだ。気の毒な限りである。

 享栄-東邦は、朝日バーチャルで見ていた。秋からチー力が高いとの評価を受けていた享栄に注目していたのだが…。

 なんと、7回裏にサヨナラコールド負けを喫した。なんといっても、相手の東邦が強かった。

 東邦がこんなに強いとは予想外であった。甲子園に出場したら優勝候補の一角に挙げられるのではないか? 

 わしは、東邦と天理に何度も大型チーム詐欺に遭ってきた。今年はどうか? 

 帝京-二松学舎は、享栄-東邦を見ながら、J:CОМテレビで試合を追っていた。

 前評判の高かった帝京だったが、二松学舎に敗れた。前評判通りにならないのが夏の予選である。

 それにしても、帝京ベンチに三白眼の男が居ないというのは違和感があったな。

 三白眼の男が作った歴代の大型チームが懐かしい。

 最後に神戸国際大付-社に見入った。試合は延長戦に縺れ込み、タイブレークとなった。

 だから、決勝戦はタイブレークにするなって。わしはタイブレークは最悪のルールだと思っている。

 明日の注目は、大阪大会の準決勝戦と和歌山大会の決勝戦である。

 明日は寝坊はせん。よって、寝る前に目覚ましをセットする。

 というわけで、今日、紹介の紹介で新たな仕事を引き受けることが決まった。

 断ったら、もう依頼は来ないだろう。その辺がフリーランスの辛いところである。

 こりゃあ、今年は甲子園大会をそんなに見られそうもないな。

 弟に、
「仕事で甲子園大会を楽しめない可能性が高い」と訴えたら一喝されるのは間違いない。

 大会と仕事が重なった場合は睡眠時間を削るかしかないか。

 ともかく、明日は10時起きだ。それでもわしはハガい…。了

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