大会2日目


 プー太郎生活2556日目。

 朝の8時から中継があるのはいいな。

 明日から朝ドラトラップがあるかと思うと腹が立つ。

 朝ドラファンもいるだろうから、朝ドラを8時から流すというのはいいけどよ、だったら教育テレビで8時から高校野球を中継しろ。

 NHKよ、何度も同じことを言わせるな。

 第1試合は八戸学院光星の快勝だった。

 創志学園としては8回まで何度もチャンスを作りながら決定打が出なかったのが悔やまれる。

 高校野球でもメジャーでも、チャンスを逃し続けたら相手に流れが行くのは同じということである。

 八戸学院光星の3人のピッチャーの中では、先発の左腕が最も良い投手だと思った。

 次の愛工大名電戦も、その左腕が先発だろう。

 第1試合の解説の杉浦さんは解説がヘタクソとは思わないが、決して巧いとは言えない。

 気になったのは、
「スピードガン的には」と言ったことである。

 わしは、
「~的」という言い方が嫌いなんじゃい。「俺的には」というのを聞くと、「アホか」と思うわ。

 話が高校野球から逸れてしまった。そういうこっちゃいかん。

 創志学園の次の監督は、前東海大相模監督の門馬氏である。

 門馬氏は体調面を理由に東海大相模の監督を辞任した。

 しかし、それは表向きの理由で、何らかのことで学校側と揉めてケツをまくったのが真相くせぇ。

 だから、大坂アナの高校野球の実況には違和感があるんだって。

 大相撲中継の実況のイメージが余りにも強いからである。

 数年前の初日の実況で北の富士に不機嫌攻撃を食らったのも記憶に新しいし。

 さて、肝心の試合である。

 好ゲームが予想された星稜-愛工大名電は、誰もが予想もつかなかった展開となった。

 愛工大名電が初回と2回に5点ずつ取って、2回を終わって、愛工大名電10-0星稜。

 10点差では、南海権左のチリ積作戦もクソもない。

 星稜のマーガードの出来が悪かったのか? それとも、愛工大名電の打線がマーガードを上回ったのか? 

 両方言えると思うが、まさかの2回途中でのKOであった。

 それにしても、愛工大名電の倉野監督の変貌ぶりには驚かされた。あれだけバントに拘っていたのにな。

 甲子園の試合で何度もバント作戦で自滅したことから学習したようである。

 終わってみれば、愛工大名電の14-2。

 愛工大名電は左腕の有馬もいいし、今後、愛工大名電は台風の目になりそうである。

 第2試合の解説の廣岡さんの解説は、叔父の廣岡達郎氏のシニカルな解説とはまるで違うが…。

 愛工大名電が14-2とリードしている場面で、
「星稜もここで何点か返すと、まだまだわかりませんよ」と言ったのには耳を疑った。

 
「もう勝負はついています」とは断言できないのはわかるにせよだ。

 星稜の監督が、あの山下元監督に息子になっていた。

 林前監督は、情実絡みで辞めさせられたのか? 

 その辺はわからないが、私立学校の人事が伏魔殿であることが多いのは紛れもない事実である。

 第3試合の感想については、ここでは申し上げない。

 1つ言わせてもらえれば、レベルの高い試合ではなかったということである。

 第4試合の近江-鳴門はロースコアの接戦になると思ったが…。

 近江打線が選抜時から確変していた。右腕の山田が快調だし、これは今度の躍進が期待できるな。

 ただ、鳴門の冨田が選抜の大阪桐蔭戦に好投した時のような出来ではなかった。

 近江としては、5回裏に逆転するまでは嫌な流れであった。

 初回の失点はライトの浅い守備が要因だったし、2回表の失点は2つのエラーでの失点だった。

 それで焦りが出たのか、3回裏は牽制球で1塁ランナーが刺され、4回裏はワンアウト満塁のチャンスで連続三振。

 5回裏はツーアウト2塁で鳴門ベンチは、4番の山田を申告敬遠。

 しかし、これが近江には吉となった。やはり逆転のランナーを申告敬遠で出してはいかんな。

 1点を惜しんで複数失点するという典型的なパターンとなった。

 近江が大きく勝ち進むには山田1人では無理。次の鶴岡東戦は山田を先発させないのではないか。

 明日もムリゲーを放っておいて4試合を見る。

 だから、そういうこっていいんじゃい。

 とにかく来年はこの時期に仕事を入れんぞ。

 って、そんな余裕があるのか? いや、
「武士は食わねど高楊枝」を実践したい。

 あに? 
「お前は武士ではない」だと? 

 わしの先祖が平家の落人であることを今日の最後に書いておきたい。了

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