たった1安打たぁ

 
 プー太郎生活2639日目。

 たった1安打たぁ。

 その1本も先頭バッターの塩見が打ったもの。

 すなわち、それ以降はノーヒットだったわけだ。

 初回の先頭バッターの1本のみでの完封負け…。

 ここでマニアックな話をさせろ。

 1980年の夏の大会に出場した東奥義塾は、当時の青森代表としては珍しいバッティングのチームであった。

 その東奥義塾が初戦で当たったのは、怪腕・田子を擁する鳥取西。

 その田子から先頭バッターがヒットを打ったの見て、
「おっ、やるな」と思った。

 が、その後はヒットを打つどころか、田子の快速球の前に三振の山。

 東奥義塾は1安打しか打てず、0-5で敗れたのであった。

 その日の日テレの読売戦の解説は金田正一だった。

 放送中に田子のピッチングを絶賛していた金田は、顔が効くロッテに田子をドラフト2位で指名させた。

 しかし、田子はプロではまるで活躍できず。つまり、金田は節穴だったわけだ。

 そんな昔話はもうええ。

 これでヤクルトは王手を掛けられた。

 昨年から神宮球場でのポストシーズンの試合は無敗だったのが、まさかの1安打完封負け。

 しかも、マクガフはもう使えない。こりゃあ、剣が峰に立ったもいいところだ。

 それにしても、マクガフの1塁悪送球には吐いた。ボールが逸れた瞬間、
「あ゛」という声が出たわ。

 もしマクガフが失点しなかったら…。それでも負けただろうな。

 明日のヤクルトの先発はサイスニードか? 

 いや、背水の陣を敷くしかないのだから、高橋奎二を先発させろ。

 そして、3勝3敗になったら、第8戦は総動員体制で臨め。

 1つ言えるのは、もはや
「絶対大丈夫」とは言えないことである。

 ヤクルトよ、君死にたもふことなかれ。

 井口前ロッテ監督がNHK・BSのワールドシリーズに続いて、フジテレビの解説もした。

 井口氏は、来年度、NHK・BS
「ワースポMLB」のメイン解説者になるのではないか。

 井口氏の解説は普通だが、メジャー経験者だし、見た目もいいからな。

 ここ数年、NHKのビジュアル路線は、
「ちょっとやりすぎじゃねぇのか」感があることは確かである。

 今日のワールドシリーズ第1戦は熱戦だった。ワールドシリーズはそうじゃなくちゃいけねぇ。

 どちらかと言うと、わしはフィリーズを応援している。

 数年前の話とはいえ、アストロズは福本伸之ばりのイカサマ、すなわちサイン盗みをやっていたからである。

 それにしても、どのピッチャーもとんでもないボールを投げるな。

 ワールドシリーズに進出したチームだから、登板する投手は好投手の金太郎アメなことは当たり前であるが。

 そんな連中を村上は打てるか? さしもの村上も相当手を焼くだろう。

 秋季大会が大詰めを迎えている。

 今日は、関東では山梨学院と専大松戸、中部では常葉大菊川、近畿では智弁和歌山に注目していた。

 その4校はいずれも勝った。このうち、何校かは選抜大会で優勝候補になろう。

 しかし、常葉大菊川というのは馴染まんな。

 2007年と2008年の常葉菊川が余りにもインパクトのあるチームだったのでな。

 わしは、両年のチームは奇跡のチームだと思っている。よくあれだけのメンバーが揃ったものだ。

 将棋のA級順位戦で佐藤天彦九段が反則負けをしたという報に触れた。

 「二歩か?」と思ったら、長時間マスクをしなかったことで反則負けということだった。

 そんなのは前代未聞である。もちろん、それは規定に反したのが悪い。

 言っとくが、わしは外出したら必ずマスクをしているぜ。ここ数年、反則は封印しているんじゃい。

 家では反則をしまくっている。腸に悪い冷たいものをよく摂っているしよ。

 というわけで、これからアイスを2個食う。それで憂さを晴らしたい。了

 

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