W杯18日目

 
 プー太郎生活2676日目。

 イベリア半島の両国が明暗を分けた。

 スペインはモロッコにスコアレスドローの末のPK戦で敗退。

 ポルトガルはクリスチアーノ・ロナウドの代わりに先発した若手FWのハットトリックなどでスイスに快勝。

 しかし、スペインはPK戦に弱い。PK戦になった時点で、
「やべぇ」と思ったわ。

 スペインがワールドカップでのPK戦で最初に負けたのは、86年メキシコ大会のベルギー戦である。

 そのPK戦で唯一失敗したのはセニョールという若い選手であった。

 セニョールはスペインのマスコミからPKをミスした原因を何度も質問され、その度に泣きながら答えていたという。

 その点、今回は蹴った3人は3人とも決められなかったから、誰か1人が責任を背負い込むということはないが…。

 そもそもスペインの敗因は、120分の間で点を取れなかったことである。

 って、そんなことは南海権左でも指摘できる。

 それにしても、今大会のスペインは竜頭蛇尾の究極タイガーだったな。

 コスタリカに7-0で勝ったことで
「新無敵艦隊」と呼ばれたのが、コスタリカ戦以降は1勝もできずとはよ。

 アルマダの海戦に敗れてから没落していったスペイン王国のようだ。

 勝ち進んだモロッコの守備は強固だった。そして、うざったかった。

 今日のスイス戦で大量点を取ったポルトガルも、モロッコの堅い守備には手を焼くだろう。

 そのポルトガルであるが、クリスチアーノ・ロナウドが先発でないと知って吐いた。

 スイスをかわい子ちゃんと見て温存したのか? 

 それだと出す必要がなかった韓国戦で長い時間プレーさせたことと整合性が取れない。

 次のモロッコ戦はクリスチアーノ・ロナウドをフル出場させるのか?

 それとも先発は若いFWにして、後半の途中から投入するのか? 

 それはサントス監督の胸先三寸で決まる。

 準々決勝に進出した8か国は、モロッコ以外はサッカー大国となった。

 そのモロッコも好チームだし、準々決勝以降は見逃せない試合の金太郎アメとなる。

 準々決勝に進出した8か国のうち、7か国がグループリーグを1位で突破した国である。

 つまりは、グループリーグを1位で抜けた国で敗退したのは日本だけ。まったくもってハガい。

 今晩は試合がないので、早く寝ることができる。

 なのに、明日はティップネスの閉館日たぁ、ついとらん。

 明日は、J:CОМブックス上の週刊誌読みに勤しむか。

 ワールドカップに夢中になっていることで読み溜まっているからな。

 その他にも明日はやることがけっこうある。

 が、ザトペック作業はない。それはいい事なのか、悪い事なのか? 

 悪い事と思われる。了

 

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