大会11日目
プー太郎生活2791日目。
第1試合は両チームの力量と両エースの疲労度から、広陵が勝つ思っていたが…。
1回裏に広陵が1点を先取した時は、「やはりか」と思った。
そこを山梨学院が2回表にすぐに追いつき、試合は1-1で推移した。
と言っても、広陵が押しに押していた。勝ち越し点がいつでも入る雰囲気であった。
が、点が取れそうで取れず。広陵としては真鍋のブレーキが響いた。
そこは巧い攻めを見せた山梨学院バッテリーを褒めるべきだろう。
また、山梨学院に外野にファインプレーが出た。「これは広陵に流れがないな」と呟いた。
明暗を分けたのは、8回裏と9回表の球審のジャッジと言える。
8回裏の広陵は、ツーアウト1、2塁のフルカウントからボール球をストライクとジャッジされた。
バッターも呆気に取られたように、スローモーションで見ても明らかな高めのボール。
そのスローモーションで、無難なことしか言わない解説の杉浦さんが、「球審のジャッジですから」と言った。
そういうイニングの終わり方は嫌なもの。そしたら山梨学院の先頭バッターがヒットで出塁した。
その後、ワンアウト2塁で、当たっている4番の高橋に打席が回った。
ワンボール・ツーストライクから外角速球が決まったかに見えたが、ボールのジャッジ。
それでバッターは生き返り、センター前へ勝ち越しの一打を放った。
これで高尾の緊張の糸が切れたのだろう。連打を浴び、変わった倉重も打たれ、つごう5失点。
雲竜の言葉を借りれば、「5点はデカ過ぎるバイ」であった。
山梨学院の最大の勝因は林の好投である。
余計な四死球がなく、また先頭バッターをほとんど出さなかった。
山梨学院の吉田監督は、明日も林を先発させるだろう。
6試合目とはいえ、夏の大会と違って消耗度が少ないからな。
それにしても、広陵にはもどかしい試合だった。
勝てる試合とは言えなかったが、力を十分に発揮できなかったことは確かである。
大阪桐蔭が5-0から逆転負けした試合を初めて見た。
しかし、「負けに不思議の負けはなし」という試合だったと思う。
大阪桐蔭は3回表に5点取ったが、それ以降、追加点がなかったのが敗因の1つである。
今年のチームは打力が弱い。それを実感したわ。
大阪桐蔭の先発が前田とないと知った時は吐いた。
昨日の勝利監督インタビューでムーミンが、「他のピッチャーも投げたくて、うずうずしています」と言っていたので、前田が先発でない可能性もあるとは思ってはいたが…。
とはいえ、相手は強打で、投手力も安定している報徳学園。
原田冨士男氏の「2番手で勝てるほど甲子園は甘くありません」だ。
前田の投入が遅れたのも確か。結果論の鬼のわしなら、7回裏に先頭ランナーが出たところでリリーフさせとる。
ただ、前田の出来が悪かった。それでムーミンは先発を回避したのかもしれん。
報徳学園としては、3回表に5点取られたものの、その裏にすぐに2点返したのが大きかった。
わしは、その2点で報徳学園が追いつくような勘が働いた。ちったぁまだ勘が働くようだ。
その2点であるが、先頭打者のサードゴロをサードがはじいてヒットにしてしまったのが大阪桐蔭には痛かった。
「守備力も旧チームの方が上」との見立ては間違っていなかったわけだ。
それにしても、スタンドの報徳学園寄りの歓声は凄かった。
地元であるということ以上に、勝ち過ぎの大阪桐蔭への反発があるのだろう。
果たして、大阪桐蔭は夏に甲子園に戻って来られるか?
前田が復調しないと予選で敗退の可能性が十分にある。
これで明日の決勝戦は山梨学院-報徳学園となった。
これは意外なカードである。多くのファンが広陵-大阪桐蔭の決勝戦を予想していたであろう。
ここまで来たら山梨県勢の初優勝を見たい。
だが、報徳学園が投打とも上。山梨学院はエースの林が6試合目であるし、不利は否めない。
エンゼルス-アスレチックスは録画で見た。1-0のままでは終わらないとは思ったが…。
大谷は今シーズンも我慢のシーズンになりそうだ。
明日のエンゼルスの試合がBS・NHKで放送されないって、どういうことだ? 納得いかん。
納得したのは読売-中日だ。8回裏に逆転された時は吐いたが、9回表によく再逆転したものである。
それもこれも小笠原の力投に尽きる。それは感動的ですらあった。
読売は大勢が投げられる状態ではなかったのがハガかったわけだ。
9回表に登板したロペスといい、読売の新外国人は3人ともシャワシャワじゃないか。
これは今シーズンも読売は苦労するな。そんなことは知ったこっちゃないが。
ヤクルトは勝ったのか。「アンチ読売度>ヤクルトファン度」なので、読売-中日を見てしまったわい。
日記をアップしたら、久々に報知のサイトに飛ぶ。
わしが陰険な性格であることは書くまでもない。了