甲子園の優勝投手

 
 プー太郎生活2813日目。

 昨日、日記をアップしてから、元ヨネクラジム会長の米倉健司氏が亡くなったことを知った。

 ヨネクラジムといえば、ガッツ石松や柴田国明らを輩出したことで知られる。

 米倉元会長は世界王者を5人も育成したのだから、名伯楽だったことに疑いの余地はない。

 ガッツ石松が世界王者になった時の米倉会長の笑顔が印象に残っている。

 ヨネクラジムは山手線の目白駅と池袋駅の間の線路際にあり、西日暮里の塾に通う時、その灯りを見て、
「今、石松が練習しているのかな」と思ったものである。

 ここに米倉元会長のご冥福をお祈りしたい。

 話は変わって、昨日の報知のファンサイトである。昨日もかなり荒れていた。

 
「他所から元4番や元エースを引き抜いてくるだけ。その繰り返し。

 他人の芝生は青く見えるが、その芝生は巨人の庭では根付かない。

 主力が歳を取ったらそれで終わり。それが今」


 
「ここ最近の
『とりあえず代打ベテラン』はまともな判断ができなくなってるとしか思えない」

 
「打ってる中山に走れない丸を代打で併殺とか、頭大丈夫か?」

 しかし、今日は報知のサイトへは飛ばん。読売が勝ったとあってはな。

 それにしても、村上の状態が悪いな。いや、悪すぎる。

 素人目に見ても振り遅れているのがわかる。打てる気が全くせん。

 いっそのこと、休養日を与えたらどうか? いや、そんな余裕はないか。

 今日の試合で1つ言わせてもらいたいことがある。それは中村のリードだ。

 秋広の第1打席だが、フォーク2つで空振りを2つ取りながら、なぜストレートで勝負に行ったんだ? 

 もう1球フォークを投げていれば空振り三振だったろうによ。

 ま、明日の試合で勝てばいいか。そう頭を切り替えたい。

 午前中は大谷が先発した試合をライブで観戦した。

 今日は7回を2安打無失点。

 ただ、相手がサルバドール・ペレス以外に強打者がいないロイヤルズ打線というのを間引いて評価しないとならない。

 って、廣岡達郎氏じゃねぇぞ。そういうクレーマーじみたことを書くなや。

 大谷は今日の最終打席で16打席ぶりにヒットを打った。

 ジャッジにホームランキャッチされたのがケチのつけ始めで、以来、ヒットすら出ていなかったので、本人もホッとしたことだろう。

 この試合でわしが
「おっ」と声を出したのは、黒人左腕のギャレットが登板した場面である。

 そうか。今、ギャレットはロイヤルズに所属しているのか。

 なぜギャレットに反応したかというと、レッズ時代に2度大乱闘事件を起こしていることが印象に残っているからである。

 特に2度目が凄かった。マウンドに居たギャレットがパイレーツベンチの野次にブチ切れ、単身パイレーツベンチに殴り込みに行ったのであった。

 その乱闘ではキューバ出身の無法者・プイグもエキサイトし、退場処分を食らっている。

 午後からはDAZNでオリックス-西武を見ていた。

 オリックスは山本由伸、西武は高橋光成と、エース同士の投げ合いだったからである。

 試合は高橋光成が山本由伸に投げ勝った。

 山本由伸は、前回は佐々木朗希、今回は高橋光成と、相手がエースだったのがハガかった。

 とはいえ、今日はヒットを11本打たれた。調子が良くなかったくせぇ。

 高橋光成といえば、2年生の時に夏の甲子園大会で優勝している。

 同僚の今井(作新学院)、楽天の田中将大(駒大苫小牧)、東浜(沖縄尚学)と、近年では甲子園の優勝投手が活躍する例が見られる。

 1970年代、1980年代は
、「甲子園の優勝投手はプロでは活躍できない」というジンクスがあったが。

 その例は、土屋(銚子商)、黒田(崇徳)、松本(東洋大姫路)、石井(箕島)、愛甲(横浜)、榎田(PL学園)、畠山(池田)、吉岡(帝京)などである。

 水野(池田)もプロで成功したとは言えない。広島商戦でデッドボールを頭に受けたことで決め球のシュートが投げられなくなったのが響いた。

 以上の投手のうち、愛甲と畠山はバッターに転向して、まずまずの成績を残した。

 また、小川(習志野)と西田(PL学園)は大学入学時から打者に専念し、プロでは初めから打者として勝負した。

 「甲子園の優勝投手はプロでは活躍できない」の例外は、当時としては桑田くらいなもの。

 さすがは
「天才野球少年」と言ったところか。

 中西(高知商)、西川(PL学園)、渡辺(伊野商)、野村(PL学園)もそこそこ活躍したが、プロでの実績は桑田に遠く及ばない。

 というわけで、今日の日記はほぼ野球イーソーとなった。それに文句は言わさん。了

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