大会9日目
プー太郎生活2924日目。
日大三の先発が1回戦完封の安田でないと知って、「まあ、そうだろうな」と思った。
勝ち進めば日程がタイトになることと、鳥栖工の打線をかわい子ちゃんと見たことからであろう。
が、鳥栖工が1回表に1点を先取した。
日大三はすぐに追いついたものの、先発左腕は2回表も得点圏にランナーを背負った。
ここで日大三ベンチは、エースの安田をリリーフに送った。
「まだ早い」という声が出たが、日大三が得点をなかなか奪えなかったから、結果的にそれが正解であった。。
確かに、鳥栖工の先発右腕は低めにボールを集めていた。
だが、日大三打線がそんなに強くないのも事実である。
「これが2011年のチームだったら…」と思わずにはいられなかった。
わしは、清水、金子、畔上、横尾、高山、菅沼らの打線に惚れていたんじゃい。
日大三が3-1で勝ったものの、2度の大きなチャンスを逃したし、消化不良だった感は否めない。
とはいえ、勝つことが何より重要。安田のリリーフが遅れていたら、日大三はこの試合を落としていたかもしれん。
安田は1回戦の社戦ほどの出来ではなかったように思う。それでも鳥栖工にほとんどチャンスを作らせなかった。
打線に得点力がないだけに、次のおかやま山陽戦も安田の好投が不可欠となろう。
神村学園とも市和歌山とも意外な投手が先発してきた。
それが裏目に出たのは市和歌山だった。
神村学園も一歩間違えたら大きく失点するところであった。
ともに早めにリリーフを送ったが、それも成功したのは神村学園で、市和歌山はうまくいかなかった。
神村学園は9安打で11得点。集中打が出たのと相手ピッチャーの制球の乱れが大量得点できた要因である。
リリーフに出た神村学園の左腕は良かったな。市和歌山は1点を取るのが精一杯だった。
その1点は犠牲フライによるものだが、その前のボークは、なぜボークだったかナゾだった。
解説の杉本さんもわからなかったのだから、わしにわかろうはずがない。
第2試合が終わったところで、明日の中止が発表された。
「早めの発表はナイスだろ」と、大会本部は悦に入っているか?
今日は是が非でも3試合を消化したかったことから、3試合ともクーリングタイムをなくした。
試合が長引いて第3試合だけ中止になったらクソハガいことになることからの措置である。
それと、今日は4試合日でなかったのも良かったわけだ。
4試合目が台風による雨の影響で流れていたかもしれなかったからな。
第3試合は、今日の3試合の中で最もレベルが高く、そして最も見応えがあった。
両チームにミスがほとんどなかったうえ、攻防ともにハイレベルだったからである。
敗れたとはいえ、浜松開誠館は好チームだった。
打者がフルスイングしていたこととバントをしなかったことは、監督があの佐野監督だからである。
あの佐野監督…。2008年に準優勝した常葉菊川の監督だ。
ヤバい事件を起こした森下監督に代わって指揮を取っていたのが佐野監督。
バントをしない森下監督の薫陶を受け、当時の常葉菊川も今年の浜松開誠館もバントをしないチームであった。
佐野監督は教員ではないくせぇ。常葉菊川から浜松開誠館に移ったのには複雑な事情があったものと思われる。
北海は攻守に力強い。2016年の準優勝チームよりも、チーム力がかなり上なのは確かである。
その北海をCランクとした日刊スポーツの記者は節穴もいいところじゃないか。
そいつに反省文を書かせろ。いや、始末書ものだ。
北海は、今日も目まぐるしい投手リレーを見せた。それが嵌って、サヨナラ勝ちに結びつけた。
サヨナラの場面であるが、ワンアウト2塁でバッターが5番だっただけに、塁を埋める手もあったのではないか?
わしがテレビの前で、「ここは申告敬遠だ」と呟いてことを申し添えておきたい。
今日でベスト16が出揃った。
この16校の中から優勝校が出るわけだが、優勝に最短距離は仙台育英か?
次いで、慶応、履正社、広陵の順に可能性が高いか?
智弁学園は投手力に難があるから、優勝となると難しいだろう。
昔の朝日新聞は、今後の行方を占う記事などを掲載したものである。
例を挙げると、83年の1回戦が終了した後の、「優勝候補にもアキレス腱」である。
また、83年の3回戦の組み合わせが決まった時の、「優勝候補同士、早くも激突」も読み応えがあった。
さらに、84年の2回戦終了時の、「PL学園を倒す可能性のある高校は?」も読ませた。
今は、そのような記事は載らない。そんなんだから購読数が減るんだよ。
明日は何をやって過ごしたいいのか、わからん。
月末に始めようと思っていた仕事でもするか?
それとも、アマゾンプライムで麻雀関連の映画でも見るか?
いずれにせよ、不毛な日になることは間違いない。了