吉永小百合

  
 プー太郎生活2962日目。

 今日の全てのスポーツ紙の一面はオリックスの3連覇であった。

 いや、全部ではないかもしれん。ディリーの一面はチェックしていないのでな。

 昨晩、オリックスは3連覇を果たしたが、報知のファンサイトは荒れに荒れていた。

 
「もう今日でシーズンが終わってほしいですよ。穏やかな日々がほしい」

 「これだけ毎日コキおろされる人は未だかつて見たことがない。笑うしかない」

 「今すぐにも監督を登録抹消にしてくれ」
 

 出色だったのは、
「阪神のアレは優勝だけど、巨人のアレは監督交代」である。

 が、今日の阪神戦は読売が勝ちくさった。蹴ったクソ悪ぃ。

 今日は在宅ワークはなく、J:CОМブックス上の週刊誌を読みまくった。

 それであっという間に4時になった。4時から大相撲中継を見たのは書くまでもない。

 今週の週刊現代は吉永小百合を特集している。

 78歳にしてあの美しさは奇跡というかバケモノじみている。

 わしが初めて吉永小百合を知ったのは、NHK大河ドラマの
「風と雲と虹
貴子姫役においてである。

 当時、31歳。あまりの綺麗さに、加藤剛の将門だけではなく、わしもぶっ飛んだ。

 しかし、山口崇の貞盛に寝取られてしまった。将門、ハガい。

 将門と貞盛の庇護を失った貴子姫は、その後、遊女に落ちぶれた。

 ガキだったわしに遊女という身分はわからなかったが、それでもその落ちぶれ方には同情したものである。

 当時は吉永小百合の貴子姫を尻軽女役だと思ったが、後年、
「珍しく汚れ役を演じた」と書いた雑誌を読んだ。

 言われてみれば、吉永小百合の汚れ役ってのは他に思いつかないな。

 もっとも、わしの吉永小百合に関しての知識は、南海権左の知的レベルなみだが。

 吉永小百合は、
「男はつらいよ」でマドンナ役を2度演じた。

 BS・テレビ東京で
「男はつらいよ」を全話見たが、マドンナの中で吉永小百合が最も綺麗だと感じた。

 2番目は松坂慶子、3番目は栗原小巻か? 

 寅次郎はその誰にも振られるが、松坂慶子に振られたのはシャレにならなかった。

 その気にさせておいて、
「うちね、実は結婚することになったんよ」では、そりゃ、吐くって。

 これは
「男はつらいよ」史上、最もハガい振られ方ではないか? 

 相変わらず、週刊ベースボールのコラムでの廣岡達郎氏の舌鋒は鋭い。

 
「CSをやれば観客を呼べるという安易な金儲け主義である」

 「巨人はあれだけオーダーを変えて選手が働くものか」

 「今の巨人の野球は野球ではない」

 「選手をとっかえひっかえ使った挙句、オフには大量解雇という大ナタを振るう。原監督こそ辞めるべきだ」 

 御年91歳で、この頭のクリアさ。わしもこういう91歳になりたいものだ。

 いや、嫌味・皮肉の金太郎アメの
「far from 好々爺」にはなりたくない。

 大相撲は熱海富士が大栄翔に敗れ、優勝争いが混沌としてきた。

 明日は貴景勝と熱海富士の1番が組まれた。調子を上げてきた貴景勝に分があるか? 

 霧島は勝ち越しまでマジック1だが、今日は合口が良かった若元春に敗れた。

 明日は豊昇龍戦だし、勝ち越せるか、わからなくなった。

 明日は弟が家に来ることになった。それで大慌てでハガいDVDなどを隠した。

 明日も色々と説教をされるだろう。それは覚悟している。

 健康診断の結果を見せて黙らせてやるか。それしか術がない…。了
 

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