慟哭
プー太郎生活3101日目。
昨晩は午前0時過ぎに床に就きました。
電気を消して目を瞑ったら、小太郎の遺骨と遺髪が入った骨壺が2度音を発したように聞こえました。
空耳だったのでしょうか? でも、確かに音はしたんです。
小太郎が、「ありがとう、さようなら」と言ったのだと思います。
今朝は5時半に目が覚め、2度寝ができませんでした。
朝から小太郎と過ごした日々が思い出され、昨日よりも今日の方が悲しい思いが強いです。
小太郎が小便やクソをした姿も愛おしく目に焼き付いています。
涙腺が決壊したのは、掲示板でトントンさんの書き込みを読んだ時です。
3日前に小太郎が私に元気な姿を見せたのは、小太郎が最後の力を振り絞ってのことだったと思われます。
その後も涙が止まらず、慟哭してしまいました。
慟哭中に弟から電話が掛かってきました。
私の涙声には、「昨日の今日だからわかるよ」との反応でした。
1週間前は弟が家に来て、2人でボクシングを見た日です。
その時は小太郎は元気だったのですが…。
ただ、弟は、「お前には言えなかったけど、俺の目からは元気でなかったから、持っても3月いっぱいだな」と思ったそうです。
それで予め葬儀社などを調べたとのことでした。
午後2時過ぎに小太郎を可愛がってくれた同じ階のおばあさんと隣の部屋のおばさんに挨拶に出向きました。
2人ともいたく悼んでくれ、情けないことに2人の前で号泣してしまいました。
また、午後5時過ぎに動物病院からメッセージ付きの花が贈られてきました。
それを見てまた号泣したのは書くまでもありません。
動物病院には日をあらためて菓子折りを持ってお礼に行きます。
それにしましても、小太郎の居ない空間の虚しさたるや、例えようがありません。
小太郎があと数か月は生きることを信じて買い込んだオヤツなどを見るだけで涙が出ます。
小太郎の写真や動画を見ることができません。
時折、「小太郎ぉぉぉ」と絶叫しています。
ですが、明日は元直属の上司のお宅へご焼香に行かないとなりません。
電車の中では泣かないように踏ん張ります。了