大会10日目

 
 プー太郎生活3129日目。

 第1試合は、お互いに今大会初めて当たる骨のある相手であった。

 そして、お互いに力のあるチーム。なので、ロースコアの接戦になると思ったが…。

 予想以上に点の取り合いになったが、健大高崎が1点差で制した。

 星稜の敗退で大会前に4強とされていた高校は全て姿を消したわけだ。

 健大高崎はゲンダイが優勝候補筆頭に挙げていたから番狂わせではない。

 健大高崎の青柳監督も、
「今年は優勝を狙えるチーム」と公言している。

 試合の序盤は星稜ペースだった。

 振り逃げのランナーが2回裏の先取点となり、その直後のノーアウト1、3塁のピンチで1~3番を退けた。

 さらに3回裏に星稜が追加点を取り、2-0。

 健大高崎としては嵌っている感じだったので、4回表に同点に追いついたのが大きかった。

 って、そんな寸評は南海権左でもできる。

 その後、健大高崎打線が星稜のエース・佐宗から得点を重ね、5-4で振り切った。

 星稜とすれば、左バッターが多い健大高崎打線に左腕の佐宗が5失点したのは
「計算外だよ、玄大佐」だったはず。

 打線は、8回からリリーフしたエース・佐藤にかわされた。

 佐藤が先発だったら、健大高崎はもっと楽な試合展開になっていたと思われる。

 が、佐藤は指を痛めていて、長いイニングが投げられないくせぇ。

 それだけに先発の箱崎が打たれながら、よく粘ったと言える。

 敗れたりといえども、星稜はベースボールマガジン社の選抜ガイド号が優勝候補筆頭に推しただけのことはあった。

 夏に期待したいが、夏の甲子園で優勝するには、夏までに打線がパワーアップする必要がある。

 第2試合は報徳学園が逃げ切った。

 中央学院が勝つには先制点を取るのが不可欠だったが、報徳学園が1回裏に先制。

 4回表に同点に追いつかれたものの、その裏に2点を勝ち越した。

 中盤以降も先発の間木が好投していたので、そのまま試合が終わると思った。

 そこを中央学院は粘って9回表に一打同点の場面を作り、今朝丸を引きずり出した。

 その今朝丸が最後のバッターをレフトフライに打ち取り、試合終了。

 明日の決勝戦での先発は、その今朝丸で間違いない。

 ちなみに、週刊プレーボーイは、間木、今朝丸とダブルエースを持つ報徳学園を優勝候補筆頭としていた。

 わしは、今年の報徳学園は打線が弱いので、その説をネグレクトしていたのだが…。

 実際、昨年のチームと違って、それほど得点力はない。

 大阪桐蔭戦で4点取ったと言っても、フォアボール、エラーなど相手が勝手に転んでの4得点だったし。

 というわけで、明日の決勝戦のカードは健大高崎-報徳学園となった。

 そのカードは昨年の1回戦の再戦である。

 昨年は7-2で報徳学園が完勝しているが、今年はどうか? 

 注目は健大高崎の左腕・佐藤が先発できるどうかである。

 報徳打線は左バッターが中心だけに、佐藤が先発を回避するようだと、健大高崎には厳しい試合になる。

 得点力のある健大高崎といえども、今朝丸からは取れても3点くらいだろうから。

 佐藤が先発して好投したら、2、3点を巡る展開か? 

 どのみち、報徳学園がやや優勢だと思う。

 それにしても、前年の1回戦のカードが翌年の決勝戦のカードになったというのも記憶にないな。

 前年の決勝戦のカードが翌年の1回戦のカードと同じという例はある。

 74年の決勝戦で戦った報徳学園-池田が翌年の大会で1回戦で当たったのであった。

 高校野球を見終わってから、録画していたドジャース-カージナルスを再生した。

 さすがにフルで見る時間的余裕はなし。大谷の打席だけにした。

 って、4タコか。

 メンタルモンスターの大谷とはいえ、二人三脚だった水原通訳を失った心の痛手から立ち直るのは難しいわな。

 読売-阪神には吐いた。2試合連続で無得点では話にならん。

 こりゃあ、阪神の連覇はないな。

 
「まだ開幕2戦目じゃないか」だと? だから、わしは気がクソ早いんじゃい。

 ヤクルト-中日は、DAZNで延長戦から視聴した。

 ヤクルトは12安打しながら、1-1で引き分け。

 それには吐かなかったが、山田と田口が登録抹消と知って既に吐いとった。

 ほぉー。日本が北朝鮮に不戦勝か。

 このまま北朝鮮には2次予選で消えてもらろう。

 2次予選を2位で勝ち抜いて、最終予選で日本と同じ組になったらクソハガいからな。

 今日の日記はほぼ野球イーソーとなった。

 そういうこっていいんじゃい。了

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