大会11日目

 
 プー太郎生活3130日目。

 健大高崎-報徳学園は、健大高崎の方に肩入れしていた。

 なので、健大高崎の先発がエース左腕の佐藤でないと知って溜息が出た。

 準々決勝で爪を割ったというのだから仕方ないが。

 健大高崎の石垣が1回表に2失点したのを見て、
「あ゛~」という声が出た。

 だが、今朝丸の出来が大阪桐蔭戦ほどではなく、健大高崎がすぐに同点に追いついた。

 その後は、3回裏の健大高崎の1点だけで試合は推移した。

 その1点が報徳学園に重く圧し掛かった。

 
「打てる、打てる」と思っているうちにズルズルと回を重ねた感じだろう。

 終わって見れば、その1点が返せなかったということになった。

 大角監督も悔いが残ると言っていたように、6回表のノーアウト2、3塁を逃したのが余りにも痛かった。

 バッターが7、8、9番だっただけに、スクイズとか策を弄すべきだったか? 

 9回は満を持して佐藤がリリーフで出て来た。そして、抑えた。

 報徳学園とすれば、7番からという打順の巡り合わせが悪かった。

 健大高崎の優勝は文句なしである。明豊、山梨学院、星稜、報徳学園に勝っての優勝なのだから。

 MVPはキャッチャーでキャプテンの箱山だろう。

 報徳学園としたら2年連続で準優勝というのはハガい。

 とはいえ、今朝丸の大阪桐蔭戦での好投など、力は発揮したと思う。

 両校とも選手が坊主頭というのは見ていて気持ち良かった。

 高校球児には坊主頭が似合う。わしは長髪が嫌いなんじゃい。

 川原崎さんは今大会が最後の解説か。

 杉本さんに次いで解説が上手い川原崎さんの解説が聞けなくなるのは残念である。

 なんだかんだ言って、今大会もあっという間に終わった気がする。

 
「気がする」というのは、3月1日以来、時間の感覚が狂っているからである。

 いつもの年なら選抜大会が終わると夏の大会に思いを馳せるのだが、今の心理状態では…。

 ともかく前を向くしかない。それがムリゲーであっても。

 今朝は8時前に目が覚めたので、
「サンデーモーニング」をリアルタイムで視聴できた。

 今日が関口宏氏の最後の司会の放送であったが、それは
「卒業」ではなく、「降板」である。

 
「敗戦」「終戦」と表現していることとは歪曲さが比較にならないとはいえ、いい加減、「卒業」と言うのは止めぇ。

 番組の最後に関口宏氏の34年間を振り返った。

 34年間には様々な出来事があった。

 東西冷戦の終結、バブル崩壊、湾岸戦争、阪神淡路大震災、アメリカ同時多発テロ、東日本大震災…。

 今から34年後、どう世界はどう変わっているだろうか? 

 もっとも、わしはその間にクソ余裕で黄泉の国へ旅立っているがな。

 ドジャーズ-カージナルスは、選抜大会の決勝戦が始めるまで生観戦した。

 ロサンゼルスで雨とは珍しいな。ロサンゼルスでの試合が雨天で中断になったのは、そうは記憶にない。

 と思っていたら試合が再開された。そんな悪コンディションの中、山本由伸が好投した 

 しかし、山本の勝ち星を大谷に背番号17を譲ったケリーが1人相撲でフイにした。

 その後、試合はもつれ、延長10回裏、1点ビハインドのツーアウト満塁で大谷に打席が回ってきた。

 が、WBCではツーベースを打っていたガイエゴスの前にポップフライに倒れた。

 結局、今日の試合での大谷はシングルヒット1本のみ。調子がイマイチに見える。

 それにしても、大谷にホームランが出ないな。81年のマニエルみたいになるなよ。

 やっと阪神が点を取って、勝ったか。

 そういう試合をライブ視聴できなかったとはハガい。

 ヤクルトは勝利した。本来なら昨日の試合もものにしていないとならなかったのだが。

 立浪監督が初回にリクエストを2回使って、2回とも失敗したのか。

 それを
「焦り」と言わず、何と言おう。今シーズンも中日が最下位・南海権左だな。

 5時半からはABEМAで重岡兄弟の世界防衛戦を見た。

 って、無料配信なのか? なんにせよ観戦できたのはラッキー飯村であった。

 銀次朗は2ラウンドでレバーブロー1発でKOした。

 銀次朗の相手が弱かったくせぇ。呆気なさ過ぎた。

 重岡兄弟の間に亀田三男の再起戦が挟まれた。

 結果は5ラウンド終了時点でのTKО。

 それほど強くない相手を倒し切れなかったことに解説の内山氏が、
「世界チャンピオンはそうは打たせてくれませんから」と苦言を呈した。

 わしも、そう思う。亀田三男の世界タイトル奪取は難しいのではないか? 

 しかし、亀田三男が32歳というのに驚いた。そりゃ、わしも歳を取ったわけだ。

 メインイベントを務めた重岡優大は判定で敗れた。

 2度タウンを喫しては、いくらホームでも判定で勝つというのは無理。

 そのダウンは、2度ともサウスポーがもらってはいけない右ストレートを食らったもの。

 ここはチャレンジャーのフィリピン野郎を褒めたい。

 明日から4月か。いつもは嬉しい月替わりなのだが…。

 4月からはティップネスのデー会員に戻るので、明日はティップネスでいい汗を流したい。了

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ