欧州選手権20日目

 
 プー太郎生活3230日目。

 今日の試合を含めて、ヨーロッパ選手権も残り3試合。

 速い。速すぎる。

 日本時間午前4時からの準決勝・第1試合はスペイン-フランス。

 そんな時間にライブ観戦などムリゲーだから、正午過ぎから見逃しフルマッチで視聴した。

 スペイン-フランスはチーム力は互角も、今大会はスペインが好調なのに対し、フランスは低調。

 とはいえ、フランスは5試合で失点1という堅い守備と勝負強さがあるので、ほぼ互角だろうと思っていた。

 そして、大きな試合だからお互いに慎重に入って、前半は0-0で推移するだろうとの予想であった。

 が、試合は序盤から激しく動いた。

 先制点は、前半9分にエンバペのアシストでフランスが挙げた。

 フランスはここまで3得点で、そのうち2点がオウンゴール、1点がPKという体たらくだったのだが…。

 この1点は鉄壁の守備を誇るフランスに大きなアドバンテージとなると思った。

 が、20分に16歳の天才・ヤマルがペナルティーエリア外から同点ゴールを突き刺した。

 これぞビューティフルゴール。末恐ろしい16歳だ。

 その4分後にスペインに勝ち越しゴールが生まれた。

 相手のクリアボールを拾って、ダニ・オルモが個人技で得点した。

 が、オウンゴールとの記録だった。

 DFに当たっていなくても入っていたのにオウンゴールたぁ。

 結局、前半のうちに記録が訂正され、ダニ・オルモの得点となった。

 最初にオウンゴールとした記録員はシャワシャワだったとしか言い様がない。

 解説の林陵平氏も、
「あれをオウンゴールにされたら困ります」と言った。

 その林氏であるが、今日の解説は、いつものような饒舌さがなかった。

 それは実況のテレ朝の寺川アナがオタクじみた解説に付いて来られないと思って、オタクぶりを封印したからであろう。

 実際、寺川アナは、ABEMAの常にサッカーを実況しているアナと違って、選手個々にそれほど詳しくなかったが、それは仕方あるまい。

 試合は2-1からスコアが動かず、スペインがフランスを振り切った。

 フランスに必死さや執念が感じらなかったのは残念だった。

 林氏はそれを、
「フランスには熱量が見られない」と表現した。

 それは、なぜだったのか? チームがまとまっていなかったのか? 

 準決勝まで進出したとはいえ、フランスにとっては失望感しか残らなかったであろう。

 それにしても、スペインは強いな。

 林氏によると、
「ボールを保持しながら休む」というサッカーを後半に展開したという。

 フランスに元気がなかったとはいえ、スペインのペースに巻き込まれたのは確かである。

 今晩クソ遅くの準決勝・第2試合はイングランド-オランダ。

 選手個々の力はイングランドが上とはいえ、決勝トーナメントに入ってから、どうにも勝ちみが遅くなっている。

 元来はオランダファンのわしだが、明日はイングランドの勝利に期待している。

 スペインとイングランドの決勝戦が見たいんじゃい。

 それくらいの浮気はいいだろう。

 広島-読売が試合の途中で雨天中止になったので、奥川が先発した阪神-ヤクルトを観ていたのだが…。

 思い出の甲子園で奥川が負け投手となった。

 中10日ほどの間隔かつ5イニング限定からしても、本格的な復帰からは程遠いということである。

 投球自体も良かった時の6~7割程度といったところか? 

 それより何より、打てないのがハガい。

 今年の投高打低は、打線が看板のヤクルトに不利なことは南海権左でもわかる。

 クソ~、今日はゲンダイの月曜版が配送されて来なかった。

 都民の民度の低さに言及しているだろうによ。

 仕方ない。これからJ:CОМブックス上の週刊誌を読むとするか。

 ったく、何歳になっても進歩しない奴だ。了

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ