健大高崎、大苦闘

 
 プー太郎生活3239日目。

 今朝はバーチャル中継で4元視聴の予定であったが…。

 tvkで横浜-桐光学園を中継するなら、それと合わせて5元視聴にするまでよ。

 が、健大高崎-桐生第一が大接戦になったので、その試合に集中した。

 この試合が3回戦ということは、桐生第一はノーシードだったのか? 

 いずれにせよ、健大高崎にとっては、桐生第一戦が序盤の山であることには変わりはない。

 試合は6回を終わって、健大高崎が1-0とリード。

 ただ、エース左腕の佐藤は球数が多く、出来は良くなかった。

 また打線は、相手先発の背番号11の右腕の緩急をつけたピッチングに苦労していた。

 すると、7回表に2つの四球から長打を2本打たれて、1-3と逆転された。

 健大高崎、危うし。

 と思ったところ、7回表にバントをした桐生第一の先発ピッチャーが足をつって退くというアクシデント。

 これは健大高崎にとってはラッキーだった。

 実際、その裏、3番の高山と5番の齋藤の長打で4-3と逆転に成功した。

 4番の箱山も打っていれば大量点になっていたところだが…。

 箱山は試合を通してブレーキであった。力んでいたのか? 

 7回の途中から登板した石垣が150㎞の速球で桐生第一の打者を寄せつけていなかったので、このまま健大高崎が押し切ると思われた。

 が、野球は怖い。9回表、ツーアウトランナーなしから連続四球を出し、4番に逆転ツーベースを浴びた。

 流れからしても、1点のビハインドは健大高崎に重いか? 

 幸運だったのは、9回裏に先頭バッターがファーストゴロエラーで出たことである。

 次打者の高山はフォアボール。ノーアウト1、2塁で、4番の箱山にベンチはバントを命じ、それが成功した。

 1点負けているし、箱山はこの試合で当たっていないから、当然の策と言える。

 ここで5番の齋藤がセンター前にタイムリーで同点。

 しかし、続くワンアウト1、3塁のチャンスは逃し、延長タイブレークに縺れ込んだ。

 10回表は健大高崎ベンチは、エースの佐藤を再登板させた。

 解説者も指摘していたように、佐藤と心中というわけだ。

 佐藤は10回表を凌いたが、健大高崎もその裏のワンアウト満塁をファーストゴロ併殺で逃し、回は11回に進んだ。

 こうなると、流れは桐生第一となる。

 先頭バッターの送りバントが内野安打になり、ノーアウト満塁という絶好にチャンスになった。

 しかし、ここは佐藤が全力を振り絞って無得点に抑えた。

 そして、その裏、当たっている3番の高山がワンアウト1、2塁からセンターオーバーに快打。

 ついに激闘に終止符が打たれたのであった。

 健大高崎としては正に薄氷を踏む思いの勝利だったが、こういう試合をものにしないと代表にはなれない。

 この試合でイッていたわしが1イニングごとにションベンに行っていたことを付記しておきたい。

 横浜-桐光学園は、半分上の空だった。

 それでもアナが、
「これまで両校の予選での対戦は横浜の11勝2敗です」という声は耳に入った。

 言われてみれば、あの松井祐樹が3年時の桐光学園も横浜に負けたな。

 試合は6回表に0-3か桐光学園が1点を返し、なおもワンアウト1、3塁。

 ここで次打者は強い当たりのセカンドゴロ。

 セカンドがランナーにタッチでして1塁に転送しようとしたところ、ファーストランナーと交錯して投げられず。

 そんなもん、守備妨害だ。

 と思ったら、ファーストランナーだけがアウトで、サードランナーのホームインが認められた。

 当然、横浜ベンチは猛抗議。

 何度も2年生のキャプテンが審判団にアピールし、一旦は守っていた横浜ナインがベンチに引き上げた。

 そこまで執拗に抗議したのは、昨年の決勝戦のセカンドベースの踏み忘れたとされた理不尽なジャッジがあったからであろう。

 むろん、判定は覆らず。試合はツーアウト1塁から再開された。

 それにしても、キャプテンが2年生たぁ。愛甲の時代なら到底考えられん。

 どういう意味があって2年生がキャプテンなのか、ようわからん。

 横浜側にハガいジャッジがあったものの、横浜がその裏にビッグイニングを作って、コールド勝ちした。

 難敵・桐光学園に快勝した横浜の今後にも注目したい。

 他の地区では、青森山田、作新学院、中央学院、中京学院大中京、星稜、明豊などが勝ち進んだ。

 そんななか、東海大菅生が敗れたのは意外だった。

 3回表の10失点が致命傷となり、8、9回の猛追も及ばなかったのか。

 これはきつい負け方だなぁ。ナインは地に伏したであろう。

 早実は小粒ながらベスト8に勝ち残った。

 その試合をJ:CОМテレビで見ていたのだが、5時半で打ち切りやがってぇ。最後まで責任を持って中継しろ。

 話をボクシングに切り替えたい。

 今日のアマゾンプライムでのボクシング中継は世界戦のトリプルマッチが予定されていた。

 が、田中恒成の相手のメキシカンが2.9kgも体重オーバーしたことで、田中の試合が中止になった。

 そういう中止は日本では初めてか。そんなもん、メキシカン陣営から慰謝料を取れ。

 田中の試合はなくなったのは残念だったが、見た4試合は全てKOでの決着だったのでボクシングの醍醐味を味わった。

 それにしても、世界戦でもないのに那須川天心の試合がセミファイナルってのは…。

 それだけ世界戦の価値が落ちているというわけだ。

 那須川はデビュー以来初めての流れの中でのKO勝ちであった。

 あに? 年明けくらいには世界に挑戦だと? 

 いくら世界チャンピオン乱造の時代とはいえ、時期尚早ではないか? 

 メインイベントはネクストモンスターとの呼び声がある中谷潤人の防衛戦だった。

 結果は1ラウンドでボディ一発でのKО勝利。

 アマゾンプライムでの中継だからいいようなものの、地上波での中継だったら、尺のクソ短さに放送スタッフは吐き倒れたはず。

 今日で小次郎が生誕半年を迎えた。

 元気なのはいいが、ペットフードの食いつきが悪くなっているのがハガい。

 わしが寝る前にもう1度ペットフードを与えるが、今度は食べてくれよ。

 好き嫌いが激しいのは飼い主だけで沢山だ。了

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