あれから1年

 
 プー太郎生活3332日目。

 今日は10月23日。

 1年前、小太郎に大きな腫瘍が2つあると言われた日である。

 それからというものの、何を食べても美味くなく、何を観ても楽しくなかった。

 日本シリーズも、ドラフトも、ワールドシリーズも、ワールドカップラグビーも呆けて観ていた。

 今は小次郎のおかげで立ち直ったものの、小太郎のことを忘れた日は1日たりとてない。

 今日もティップネスに行ったが、それで小次郎に5日連続で留守番させることになった。

 いずれも3時間ちょっととはいえ、けっこうきついな。

 だからして、クソ麻雀で10時間以上も1人にしておくのはムリゲー。

 せいぜい東風戦12回ってところだな。

 太っちょさんと日本シリーズの話をしようと思っていたところ、今日は会えなかった。

 それにしても、今日は人が少なかった。

 高齢者が多いから、通えなくなった奴が多くなったのかもしれん。

 なにせ、わしが入会した9年前で会員の平均年齢が70を超えていたというからな。

 わしもティップネスでは若造よ。

 さて、日本シリーズであるが、どう見てもソフトバンクが優勢。

 だが、勝負事に絶対はない。

 78年の日本シリーズも、10人が10人、
「阪急が圧勝する」と言っていたが、ヤクルトが4勝3敗でシリーズを制した。

 DeNAが勝つには、エースの東が戦列に復帰して、投手陣が全員、先の読売戦の時のような好投をするのが絶対条件となる。

 ところで、DeNAはDHに誰を据えるであろうか? 

 普通に考えたらフォードだが、ファン人気を考慮して筒香にしたら、それは悪手だぞ。

 ドラフト会議は明日である。

 誰もが思うこと。

 それは、なぜ日本シリーズの前にするのかということである。

 今年のドラフトは金丸と宗山に指名が集中するくせぇ。

 ヤクルトはクソ余裕で即戦力左腕の金丸を1位指名するはず。

 何でもかんでもツモる雀ゴロ・樫原のような人間はヤクルトには居ないだろうから、高津監督の引きに賭けるしかあるまい。

 ワールドシリーズがドジャースとヤンキースの対決になって、日本でも大いに盛り上がっている。

 ひねくれ者のわしでも、さすがにドジャースを応援する。

 ヤンキースで琴光喜になったら話は別だが。

 ほぉー。ブックメーカーの予想はドジャースがやや優位か。

 わしは、そうは思わん。ドジャースの先発投手陣がシャワシャワだからである。

 いずれにせよ、第7戦まで縺れるような熱戦に期待したい。

 明日は大塚のクリニックに行く。

 午前中なのでドラフト会議の中継を見られる。

 金丸を読売に引かれて絶叫マシーンになるなよ。

 わしのデタラメな勘が外れることを願っている。了

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ