野球話のみ
プー太郎生活3335日目。
大阪桐蔭、選抜絶望。
多くの野球ファンにとって今日の野球シーンのトピックはフリーマンの逆転サヨナラ満塁ホームランだろう。
だが、わしにとっては大阪桐蔭の近畿大会での初戦敗退の方が大きなニュースなんじゃい。
ドジャース-ヤンキースを観ながら、大阪高校野球というサイトで大阪桐蔭-滋賀学園の試合経過を追っていた。
1点リードされた大阪桐蔭の9回裏に0が刻まれた際、大きく脱力した。
6回表に逆転されて各打者が焦ったのであろうか?
それとも、新チームは旧チーム以上に打力がないのか?
「打てない」と言われた旧チームだったが、境、徳丸、吉田ら左の好打者がいた。
新チームには、そうしたバッターが居ないのかもしれん。
ただ、相手が悪かったことも確か。滋賀学園は優勝候補の一角だからな。
そういうチームに近畿大会で負けなかったのが旧来の大阪桐蔭だったが。
大阪桐蔭が選抜されるとすれば、滋賀学園が近畿大会を制して、神宮大会でも優勝し、神宮枠が近畿に来た場合か?
それでも大阪大会で1位でなかったことから、望みは紙1枚のように薄い。
大阪桐蔭が不在の選抜大会は、コロナで中止になった2020年を別として、2019年以来である。
履正社も選ばれる可能性が低い。
この両校が出場しないのは2009年以来だから、近年は如何にこの両校が図抜けた存在だったかがわかるというものである。
ドジャース-ヤンキースは、BS・NHKでライブで観戦した。
といっても、大阪桐蔭が負けたことを知って途中から吐きながらの視聴だったが。
昨日、掲示板でてんてんさんからサブチャンネルでの放送があることを教えていただいていなかったらフジテレビで視聴していただろう。
フジテレビも今日の試合を中継した甲斐があったというものである。
熱戦になって、最後は劇的な形でドジャースが勝ったのだから。
例年のことながら、試合前のセレモニーは見応えがあった。
わしは、先発オーダーが1人1人ベンチから出て来て、塁線上に並ぶシーンが好きなんじゃい。
試合であるが、1点を追うドジャースが6回のワンアウト3塁と7回のワンアウト2、3塁のチャンスを逃したことで、ドジャースの負けを予見した。
が、8回裏に大谷のツーベースを足掛かりに同点に追いついた。
その大谷がショートのエラーでサードまで進塁したのが大きかったことは南海権左でもわかる。
10回表に嫌な点の取られ方で1点を勝ち越されたドジャースは、その裏、フォアボールをきっかけにツーアウト満塁のチャンスを得た。
左対左だったので、フリーマンにとって分が悪いと思ったが、打った瞬間にホームランだと思ったわ。
今日の勝ちで、明日の試合で先発する山本由伸はだいぶ気が楽になったはず。
初戦を落としていたら、プレッシャーがクソ掛かったであろうことも南海権左でもわかる。
大谷もジャッジも5の1か。
大谷の安打は得点に結びついたから、今日の2人の対決は大谷の判定勝ちといったところだろう。
ヤンキースには、8回のショートのエラーと10回のフォアボールがクソ痛かった。
メジャーでも高校野球でもエラーとフォアボールは失点に繋がりやすいというわけだ。
読売ファンには用はないだろうが、DeNA-ソフトバンクを観た。
今シリーズではDeNAに肩入れしているが…。
やはり、「相手が違いますよ」(原田冨士男氏)だったか。
ソフトバンクと読売とでは打線の厚みが段違いなことは確か。
その打線が威力を発揮したのが9回表の3得点。
9回表に追加点を取っていなかったらオスナが乱調だっただけに、逆転の目は十分にあった。
三浦監督の采配で疑問に思ったのは、5点差の9回裏に先頭打者としてツーベースを放ったオースティンに代走を送ったことである。
5点差なのだから、その代走に意味は何にもナイマン。
それに、同点、逆転に持ち込むにはオースティンにもう1度打席が回ってくるだろうからである。
最後は牧が惜しい当たりでゲームセットになったが、明日はオスナを使えまい。
だから、DeNAとしては明日は僅差の接戦に持ち込みたい。
明日もワールドシリーズ、秋季大会、日本シリーズでクソ忙しい。
それで仕事などやってられるかい。
こうして先憂後楽のモットーが絵空事になって行く…。了