選抜ロス

 
 プー太郎生活3489日目。

 朝起きて、しばらくは球児を見ることはないのかという虚無感に襲われた。

 今大会も全試合をライブで観ただけに選抜ロスが重度なんじゃい。

 そんななか、U-18のメンバーを知った。

 石垣が選外って、どういうことだ? 脇腹痛が考慮されたのか? 

 他には智弁和歌山の福元が選ばれていなかったのが意外であった。

 大会屈指の打者として選抜大会でも活躍したのにな。

 東海大相模の福田は故障で出場辞退か。

 福田が夏までに万全の状態に戻らないと、金村、柴田らが健在とはいえ、東海大相模が横浜と伍して戦えないのは南海権左でもわかる。

 ほぉー。横浜からは4人か。

 両奥村、阿部は当然として、為永は予想外であった。

 為永は今大会は地味な役目に徹したが、昨夏の予選では4番を打っていたほどの逸材。

 そういう選手が2番なのだから、横浜がクソ強いのがわかるというものである。

 ちなみに、為永は毎日新聞が選ぶベストナインのサードに選出されている。

 他は、石戸(投)、山田(捕・智弁和歌山)、三島(一・浦和実)、イ―マン(二・エナジック)、加藤(遊・健大高崎)、外野は奥村頼人、阿部、藤田(智弁和歌山)である。

 しかし、
「イ―マン」と聞いて、麻雀牌の一万が思い浮かぶのだから、わしもしょうもねぇ。

 大阪桐蔭からは森と中野の両エースがメンバー入りした。

 が、野手は1人も名を連ねていない。

 昨年のチームはやや打力不足と言われていたが、それでも境と徳丸が選抜された。

 今年のチームは、秋季近畿大会の滋賀学園戦からしても、昨年のチームよりも、また一段と打力が弱いくせぇ。

 今日も太っちょさんと愛犬家のハゲオヤジさんと会えなかった。

 ウィークデ―だから姿があると思っていたのだが。

 ヤクルトの読売戦3連敗の愚痴を言えなかったのはハガい。

 優しいじぃさんは来ていた。

 じぃさんは、わざわざ朝日新聞の春季都大会の組み合わせ表を切り抜いて持ってきてくれた。

 じぃさんには、わしが無類の高校野球好きであることを話していたのである。

 気持ちは本当に有難いが、春季都大会にはあまり興味がないのがぁ。

 春季大会は、土門や不知火が軽視していたようにミニ大会だからである。

 それでも春季都大会での早期敗退は許されない。

 ベスト4以上に残って、夏の予選では第1シードか第2シードにならんとな。

 しかし、またシャワシャワな投手リレーをして、5回戦あたりで負けて、第4シードとかになりそうな気がする。

 ほぉー。プロボクシング年間優秀選手表彰式で、井上が中谷に対戦をオファーしたのか。

 1年後に東京ドームでやるのはいいとして、それまで両者が無敗を維持していないとドリームマッチにならなくなってしまう。

 井上は次の試合はクリアできるであろうが、その次の対戦相手であるアフマダリエフを、わしは恐れている。

 もしものことがあれば、全てがパーになる。

 ボクシングの1敗が他のスポーツでの1敗よりも重いというのは良く知られていることである。

 中谷は1年後まで無敗を保っていよう。

 リスキーな相手との対戦がなさそうだからである。

 そうか。今日はまだ3月か。

 わしが学生の頃の選抜大会は3月末が序・中盤で、4月上旬が終盤であった。

 4月に入ってからの箕島-浪商、PL-印旛の決勝戦が懐かしいな。

 果たして、明日には選抜ロスを脱しているか? 

 フィフティー・フィフティーと見た。了

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