大本営発表だろうよ

 
 プー太郎生活3581日目。

 今朝は10時半まで起きられなかった。

 昨晩、高野連のアンケートに怒り心頭で寝そびれたからである。

 高野連のアンケートのことを知ってから、何人かに7回制反対の回答をお願いし、20人から成る仲間内のラインに投稿した。

 今日、明日と、また何人かに頼む予定である。

 昨日は、弟、競馬がヘタクソな奴、画伯、愛犬家のハゲオヤジさんにラインで依頼した。

 弟からは電話が掛かってきた。

 
「アンケートでは弱いな。署名活動とかしないとダメだよ。

 でも、もう書いたよ。
『野球の根幹を揺るがすことをあなた方は平気でするのか』と」 

 
よくぞ言ってくれた。

 義妹と義母の分も投稿し、職場の連中にも頼むというのだから有難い。

 競馬がヘタクソな奴にはメンツになることを条件に反対意見を回答してもらった。

 それにしても、素晴らしかったのは画伯の意見である。

 さすがに全部をここに書くわけにはいかないが、一部抜粋したいと思う。

 
高校野球の7回への短縮は、劣勢のチームの逆転勝利への可能性を減少させ、努力によって状況を好転するとい『希望』を奪うことである。

  それは同時に、野球と言うスポーツの醍醐味・魅力を奪い、高校野球人気に水を差すことになる」


 愛犬家のハゲオヤジさんとはラインを交換している。

 それで昨晩ラインを送ったのだが、わしが床に就くまでに既読がつかなかった。

 で、ティップネスのプールで会ったら、以下のように言われた。

 
「昨日は3時まで飲んでいて、ラインに気がつきませんでした。

 今日、ティップネスに来ると書いてあったので、その時に話そうと思っていたんです」


 おい、おい、そんなに遅い時間まで飲んでいたのかよ。

 それでよく午後の1時頃にティップネスに来られたな。

 ともかく、反対と回答するという返事をもらった。

 太っちょさんにはトレーニングルームで頼んだ。

 むろん、快諾を得た。

 だが、
「もう決まっているじゃないですかね」に同意せざるを得なかった。

 サウナルームに入ったら、わしより先にプールから上がっていたハゲオヤジさんと女性蔑視発言の団塊おっさんが居た。

 ハゲオヤジさんに、
「大将にも頼んだら」と言われたので、おっさんにもお願いした。

 
「7回制ってのは聞いているよ。8回、9回が野球の一番面白いところなのにね。

 でも、俺、パソコンが苦手でさ。せがれにやってもらうよ」 


 息子さん、頼んだぜ。

 仲間内のラインの反応がクソ薄いのがハガい。

 返信してきたのは、高校野球好きの‘ドクター’のみ。

 書記長も野球愛好家だが、書記長は忙しい身だからなぁ。

 あとは女性も多いし、仕方あるまい。

 さて、高野連のアンケートである。

 わしは嫌な気がしてならない。

 何よりフザケているのは、賛成・反対の意思を示すラジオボタンがないことである。

 これだと賛成・反対の統計が反映されない。

 だから、
「賛成の方が多かった」と大本営発表をされたら、ブラックボックスだけにどうにもならん。

 6月中旬に実施予定がずれ込んだのは、ラジオボタンを設置しないなどの悪知恵を思いつくまで時間が掛かったということではないか? 

 それと、意見以外は名前と年代を記入するだけというのがアバウトすぎる。

 住所、電話番号を書かせないというのは、こういうアンケートではもってのほか。

 偽名を使って何度でもアンケートに答えられるじゃないか。

 つまり、端から反対意見を馬耳東風にするということだ。

 これでは日本の軍部がポツダム宣言を
「ただ黙殺するのみ」としたのと同じ。

 その後、日本がどうなったかは歴史が証明している。

 高野連も7回制を強行して、ファンの激減に後悔という名の地獄に落ちることになろう。

 いずれにせよ、近日中に高野連に電話して、
「何でラジオボタンを設置しなかったのか」「お偉方はちゃんとアンケートの意見を読んでいるのか」を聞く。

 それにしても、7回制を言い出した奴をぶん殴ってやりてぇ。

 これ以上書くと、また夜つきが悪くなるので、今日はこの辺にしておきたい。了

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