大会12日目
プー太郎生活3587日目。
第1試合は全くフラットな立場からの視聴だった。
それもあって今大会のベストゲームを堪能できた。
この両チームが3回戦で当たったのは勿体ない。
1つ早かったな。
こういう両チームの力が拮抗したレベルの高い試合ではミスが出た方が負ける。
仙台育英には手痛いミスが3つ出た。
ライトのトンネル、タイブレークでのスクイズ失敗とタイムリーエラー。
スクイズは決まればサヨナラだったのだが…。
一方の沖縄尚学はミスがほとんどなかった。
それが明暗を分けたと言える。
タイブレークの11回裏だが、2点を追う仙台育英は強攻策に打って出た。
監督の采配をとやかく言う資格はないのはわかっているが、送りバントではなかったか?
強攻策が最悪の目となって併殺打。
それで仙台育英の命運が尽きた。
仙台育英の須江監督は試合を通して激しく動いた。
が、それはどうだったか?
変わって入った選手が敗戦に繋がるタイムリーエラーをしてしまったのだから。
しかし、総力戦は須江監督の野球。
それで負けたのだから仕方がない。
沖縄尚学の末吉は160球の完投。
中1日の準々決勝での先発はあるまい。
横浜は辛勝ではなかったものの、楽勝ではなかった。
左腕の桑山をそうは打てないとの予想だったが、案の定、打ちあぐんだ。
それでも5点取れたのは、相手エラーに恵まれたことと少ないチャンスを確実にものにしたことによる。
もし織田が先発でなかったら、どうなっていたか?
やはり甲子園ではエースを惜しみなく使わないといかんな。
その織田は唯一のピンチも併殺で切り抜け、準マダックスを達成した。
気になるのは織田のスタミナである。
休養日が3日あるとはいえ、あと3勝というのはきつい。
あに? 「織田は体調不良で、昨日は宿舎で休んでいた」だと?
村田監督の勝利監督インタビューで、それを聞いて驚いた。
これはスタミナの心配どころではないな。
次の試合は奥村頼人が先発だろう。
相変わらず村田監督は帽子を被ったままの勝利監督インタビューであった。
高野連やNHKは、それを注意しないくせぇ。
それにしても、「無敵の人」、もとい、「無敵のチーム」というのは怖いな。
綾羽もそうだった。
しかし、そういうチームをドーンと跳ね返すのが横浜である。
解説の阪口さんが津田学園の佐川監督を、「PL学園で荒金、前川、佐川とクリーンアップを組んでいた」と紹介した。
それで思い出したわ。
確かに、96年のチームで5番だった。
PL出身の監督はけっこう多いな。
PL時代に野球というものを叩き込まれたのが監督として役立っていると思われる。
やはり東洋大姫路の先発では木下ではなかった。
そりゃ、そうよ。兵庫大会からの球数を考えたらな。
西日本短大付も先発に左腕を持ってきた。
左バッターが上位に居並ぶ東洋大姫路打線を考えたら、こちらも、そりゃ、そうよ。
が、両チームの監督とも早めにエースを投入した。
どちらも最初のバッターにタイムリーを打たれたが、その後は抑えたのだから継投策は成功だったと言える。
ただ、交代時のバッターが左バッターの白鳥だったから、左腕の交代はどうだったか?
木下の出来が第1戦、第2戦よりもずっと良かったのは意外だった。
相当疲れていると思っていたからである。
西日本短大付とすれば、大会を通じて打線が低調だったのが残念であった。
今日もあと1本が出なかった。
この試合の実況は、今のアナでは最も実況が上手い伊藤慶太アナだった。
伊藤アナは、77年に東洋大姫路が東邦に勝って優勝したことに、まず触れた。
そして、92年の西日本短大付の優勝については、決勝戦で拓大紅陵戦をスクイズでの1点で勝利したことを伝えた。
これらは資料なしでの実況だったと思われる。
ほぉー。東洋大姫路の次の相手は沖縄尚学か。
これも楽しみな一戦である。
第4試合はロースコアの試合となった。
県岐阜商、明豊ともバッティングが売りだが。
最後の明豊の2番のライトへの当たりは同点ホームランかと思ったわ。
だが、風で戻された。
それも含めて、明豊には球運がなかった試合ではなかったか。
というわけで、わしのベスト8予想で当たったのは山梨学院、日大三、横浜の3校。
そんなものといえば、そんなものか。
朝日新聞は記者座談会では、横浜、健大高崎、智弁和歌山、東洋大姫路を4強に挙げていた。
そのうち、横浜と東洋大姫路がベスト8に残ったのだから、ちったぁメンツが立ったな。
さて、準々決勝の予想だが、京都国際、関東一、横浜、沖縄尚学が勝つとしたい。
ベスト8の予想がシャワシャワだったわしだ。
そんな奴の予想に誰が頷くかい。
さ、明日は休養日だ。
明日、眼鏡が出来上がるのが有難い。
今のクソメガネは壊れかけだからである。
今日の最後に、明日、もしかすると日記の状態が良くなるかもしれないと書いておきたい。了
この下に8月8日以降の日記があります。
大会4日目
プー太郎生活3578日目。
負けに不思議な負けはなし。
智弁和歌山の負けが正にそれであった。
初回に4番の福元がタイムリーツーベースで1点を先取した時は、「やはり智弁和歌山は違うな」と思った。
が、その裏の守備が悪かった。
ワンアウト2、3塁でのショートゴロをショートがサードに投げたのだが、サードがランナーにタッチしなかったのである。
サードランナーのホームインは仕方ないにせよ、このフィルダースチョイスは智弁和歌山には痛かった。
ランナーがサードに残ったことで、次のバッターの犠牲フライで逆転されたのだから。
それを引きずったのか、智弁和歌山の各打者に焦りが感じられた。
塁は賑わすもののあと1本が出ず、ズルズルと回を重ねっていた。
ここは花巻東の2年生左腕を称えるべきであろう。
キャッチャーの好リードもあって、智弁和歌山打線を術中に落とした。
智弁和歌山としては、打線が足掻いているところの5回、6回の追加点がヅガンであった。
1-2と1-4とでは大違い。
各打者に更に力みが生じ、適当に荒れている花巻東の左腕からヒットすら出なくなった。
これぞ智弁和歌山が負けるパターン。
21年の国学院栃木戦、昨年の霞ケ浦戦を思い出したわ。
9回はツーアウトランナーなしからツーアウト満塁まで粘ったが、最後は途中から3番に入っていた奥がフルカウントから空振りの三振。
ここに「4強」の一角が早くも崩れたのであった。
ん? 智弁和歌山は6回以降はノーヒットだったのか。
智弁和歌山が2回からリードされる展開でイっていたので気がつかなかったわ。
大型打線はこれがある。
リードされて軟投派左腕に翻弄される試合を何度見てきたことか。
済美の監督も左バッターの多い東洋大姫路に左腕をぶつけてきた。
その左腕とリリーフしたエース右腕に手を焼きながらも、東洋大姫路が5-3で勝った。
前の試合で智弁和歌山が敗れていて嫌なムードになっていたところを、よく勝ったものである。
東洋大姫路の木下の失点は牽制悪投やライトの落球が絡んだ。
それを跳ね返したのは東洋大姫路が打力の高さによると言える。
不運な失点があったものの、今日は木下が粘って投げた。
済美としては、「もう少し打線が強かったら」という試合であった。
試合中に阪下が投球練習をしていたが、今大会で阪下が投げることがあるのか?
木下だけでは大きく勝ち進むのはムリゲーだが…。
横浜は春夏連覇に向けて好発進した。
が、敦賀気比の先発が左腕だったら、どうだったか?
先発右腕からの1回と2回の2得点が大きかっただけに。
中でも2回の2点が効いた。
ダブルプレーでツーアウトランナーなしから、駒橋、織田、奥村凌大が3連打。
織田は打力が弱いだけに、織田の3塁打は横浜には望外であったろう。
織田は要所を締めての完封。
雨による1時間以上の中断明けに織田を交代させるかと思ったが。
横浜の村田監督は細かい継投を駆使するのでな。
だが、織田が好投していたので「変えるなよ」と、ぶつくた言っていた。
横浜は終始攻めたが、5回以降は無得点。
やはり打線が少し弱いな。
敦賀気比は好チームだった。
特に打線の粘り強さが目についた。
敦賀気比をC評価にした日刊スポーツは目が腐っていたとしか言い様がない。
横浜の村田監督が勝利監督インタビューの際に脱帽していなかったのは感心せん。
昔はPLの中村監督らが着帽したまま勝利監督インタビューを受けていたが、今はほぼ全員が帽子を取っている。
高野連がそうするように通達しているのではないか?
村田監督は高野連から注意されるかもしれんな。
え? やるの?
第3試合のスコアボードが映った時に第4試合が表示されていたのを見て、思わず呟いた。
第4試合は7時50分前に試合開始となった。
これは継続試合になるぞ。
と思ったら、両校の了承を得て延長10回まで行うことになっていたのか。
試合はお互いにミスが多かったが、延長タイブレーク10回表に4点取った綾羽が逃げ切った。
ノーアウト1、2塁からトップバッターに強攻させたのが攻を奏したわけだ。
横浜としては、明徳義塾戦で好投した150㎞右腕を擁する高知中央の方が嫌な相手だったはず。
先発投手さえ間違えなければ、横浜が圧倒的に優位であることは動くまい。
というわけで、今日も高校野球オンリーの日記になった。
それに文句は却下だ。了 ※この下に8月9日の日記があります。
大会5日目
プー太郎生活3579日目。
わしは南海権左なみに単純である。
なので、西日本短大付が4回に6番バッターのツーランで先制したのを見て、西日本短大付が勝つかと思った。
それは西日本短大付の先発右腕の中野の出来が良かったからである。
弘前学院聖愛の打線は右バッターが多く、右バッターの外角への変化球が切れていた。
それにしても失投というのは怖いな。
初めての失投をホームランされたのだから。
怖いのは余分なフォアボールもである。
好投していた中野がその裏に2つのフォアボールを出したことで同点に追いつかれた。
さらに8番バッターにタイムリーを打たれて逆転された。
4回裏とはいえ、この1点は重いか?
ホームランは出たものの、西日本短大付打線が弘前学院聖愛の左腕に翻弄されていたからである。
昨今の打線はやたらと右投げ左打ちのバッターが多いので、左腕は厄介だ。
しかし、7回表に西日本短大付は同点とした。
ワンアウト2塁からの代打のヒットが生きた。
左ピッチャーに左の代打を送ってことで、「おい、おい」と呟いたのだが。
リリーフした西日本短大付の左腕も好投手で、弘前学院聖愛に得点を許さず、延長タイブレークに入った。
延長ブレークでは先攻が有利なのか後攻が有利なのか、わからん。
10回表は、先頭の奥がバントして、その奥がキャッチャーのエラーでオールセーフになった。
奥が俊足ということで、キャッチャーが焦ったのは明白であった。
ワンアウト後、弘前学院聖愛の左腕が3番の齋藤に痛恨の押し出しデッドボール。
斎藤はタイミングが全くあっていなかっただけに、ノーアウト満塁を0点で凌げる可能性もあったのだが。
しかし、西日本短大付は、その後のチャンスで4、5番が凡退。
1点だと裏の攻撃で逆転されることが多いが、先頭バッターの1番が送りバントを失敗。
キャッチャーが飛びついてのファインプレーだっただけに、守る方に勢いがついた。
案の定、2番、3番が凡退。
ノーアウト1、2塁で送りバントを失敗すると無得点で終わる典型例であった。
次の聖隷クリストファーは嫌な相手だが、ダークホースの西日本短大付が東洋大姫路と対戦することになったら好試合が期待できそうだ。
あらっ。西日本短大付の西村監督も帽子を被ったまま勝利監督インタビューを受けていたぞ。
勝利監督インタビューの際は脱帽との高野連からの通達はないくせぇ。
例の聖隷クリストファーの悲劇を知っているので、第2試合は聖隷クリストファーに肩入れして観ていた。
ただし、クリスチャンは好きくない。
28歳の時にクリスチャンの女にハガい目に遭わされたことがあるからである。
ほぉー。クリストファーは「キリストを担う者」という意味なのか。
ユニフォームにクリストファーの英文字が記されているが、英語力がないわしに正確なスペルが書けるかい。
ほぉー。聖隷クリストファーの校歌は讃美歌なのか。
だからといって、生徒が全員クリスチャンということはなかろう。
それは、天理の生徒に天理教徒が少ないのと同じと思われる。
さて、その聖隷クリストファーの試合である。
来年のドラフト候補と目される2年生左腕・高部の好投と少ないチャンスをものにしたことで、明秀日立に5-1で快勝した。
両チームともキャプテンが故障していて、聖隷クリストファーのキャプテンはスタンドからの応援、明秀日立のキャプテンは代打での登場だった。
明秀日立のキャプテンは金沢監督にベンチ入りを直訴したのか。
金沢監督は読売の坂本の高校時代の恩師。
坂本は金沢監督を凄く怖い監督と言っていたが、走れないキャプテンを代打で起用とは温情があるじゃないか。
しかし、明秀日立の金沢監督が言っていたように、今日の試合は完敗であった。
第3試合の青藍泰斗のユニフォームの奇抜さは大会前から話題である。
まるでメジャー球団の特別仕様のユニフォームのようだ。
高野連の会長が奈良の大仏様よりも堅物だった佐伯会長だったら、そんなユニフォームは却下であったろう。
と思って第3試合を楽しみにしていたら…。
第3試合が始まる前にホームページビルダーをUSBメモリーに保存したところ、おかしなことをしたようで、新たなページがアップできなくなってしまった。
それで第3試合と第4試合を見ながら問題を解決すべく格闘したのだが…。
AIに何度も質問したのだが。デジタルクソ音痴のわしにはパソコン用語がわからず、その度に行き詰まった。
本当なら格闘に徹するべきであったろうが、第3試合は接戦になったことで、また第4試合は割と好カードということで集中できなかった。
第4試合を見終わってから吐きまくりながらメシも食わずに闘ったが、どうしてもあかんかった。
さすがに午前0時で諦めた。
果たして、明日、解決ライオン丸となるか?
業者を呼ぶという甘い道に走ることになると思っている。了 ※この下に10日の日記があります
雨天順延
プー太郎生活3580日目。
今日の試合は昨日の時点で中止と決まっていた。
なので、朝からホームページビルダーとの闘いに挑んだ。
原因はHP Backupフォルダが読み取り専用になっているのが原因だということはわかったのだが…。
それをAIに教えてもらったんじゃい。
しかし、HP Backupフォルダの読み取り専用モードを解除しようとしても、どうしてもできず。
そのこともAIに相談したのだが、わしには理解不能なパソコン用語の金太郎アメで、どうにもならず。
その度に吐いたのは書くまでもない。
本来はホームページビルダーの販売元に電話して指導を仰ぐのが筋だろう。
しかし、今日が日曜なのがクソハガい。
それに電話でパソコン専門用語で指導されても、わしには理解できないのは必定。
それで自力更生に勤しんだのだが、埒が明かないので業者に依頼することにした。
手痛い失費になるが仕方ない。
ところがである。2件、業者に修理を断られた。
ホームページビルダーに長けた人間がいないということが理由だった。
そこで前に来てもらった少々値の張る業者に電話した。
あに? 「うちではできません」だと?
ったく、3社とも専門業者として名折れじゃないか。
しかし、それで諦めるわしではない。さらに4社目にアタックした。
5時に専門家を派遣するか。
なら、それまで大人しくしているしかないわな。
で、その間に広陵の出場停止を知った。
不祥事に関係ない選手には気の毒だが、事ここにいたっては仕方あるまい。
というか、初めから出場停止案件ではなかったか?
1つ言えるのは、中井監督の辞任は不可避ということである。
また、広陵の選手が全て尊敬する人物を「中井哲之先生」としていたのもヤラセというのが判明したと言える。
とにもかくにも、後味が悪いことは確かである。
というわけで、専門家が午後5時に来た。
しかし、その業者の30代半ばくらいの奴が感じ悪い奴で吐いた。
小次郎がそいつにまとわりついたのだが、明らかに不快な感じを示した。
今までJ:CОМの業者、パソコンの専門家、西武鉄道の社員などがうちに来たが、そんな奴は初めてである。
「かわいい」と言って欲しいわけではないが、実に不愉快な奴だった。
しかもだ。ホームページビルダーの不具合を直すことができなかった。
「今までいじったことがないものですから」って、業者もそんな奴を派遣するなよ。
結局、出張料だけの支払いとなった。
画伯によると8,000円は安いそうだが、すこぶる納得いかん。
しかも、その8,000円に消費税が掛かりくさって、8,800円の失費となりくさった。
これで頼りはホームページビルダーの業者だけになった。
しかし、それで問題が解決ライオン丸になるかは不透明である。
ネットで釜本邦茂氏が亡くなったことを知った。
釜本氏といえば、伝説のフォワード。
その凄さはガキの頃から知っている。
わしが小4の時、近所に徳島代表で国体に出たサッカーのクソうまい浪人生が住んでいた。
わしら近所のガキ連中がその兄ちゃんにサッカーを教えてもらったのは懐かしい思い出である。
その兄ちゃんが、「釜本のシュートを受けたら俺でも骨折するよ」と言っていたのが忘れられん。
その兄ちゃんは法政大学に合格して、1年で引っ越してしまった。
最後に兄ちゃんとガキ連中で豊島園に行ったのだが、別れは寂しかったものである。
思い出話は、この辺で終わり。
ここに釜本邦茂氏のご冥福をお祈りしたい。
元広島の水谷実雄氏もか。
水谷氏といえば、江川に強かったことが記憶に残っている。
ファーストだった水谷氏は好成績を残していても、何度もオールスターに落選した。
というのも、ファン投票で中畑、監督推薦で谷沢と大杉がファーストとして選出されたからである。
谷沢と大杉は水谷氏と遜色ない成績だったので選ばれたのは当然だった。
が、中畑の成績は3人に比べて見劣りした。
それでもファン人気は高かったので、水谷氏がハガいことになったのである。
水谷氏は阪急に移籍し、好調だった年に土屋から頭部にデッドボールを受け、事実上、選手生命が絶たれた。
75年の広島の優勝メンバーだったものの、現役時代は不運だったと言える。
水谷実雄氏のご冥福をお祈りしたい。
というわけで、今日も夕飯を抜いた。
クソ専門家が帰った後、ホームページビルダーと格闘したことでメシを食う暇がなかったんじゃい。
果たして、明日は試合が行われるのか?
夜になっても中止との知らせはないが…。
しかし、日記がアップできないのがシャレにならん。了 ※この下に8月11日の日記があります
大会6日目
プー太郎生活3581日目。
ハガいぃぃぃ。
昨晩の11時過ぎに眼鏡を枕元に置いたまま寝落ちしてしまったところ、小次郎に眼鏡を破壊されてしまったのである。
まさに泣きっ面に蜂。
残り1,000点のところ、インパチを振り込んだような気分になった。
こうなったらスペアの壊れかけの度の合わない眼鏡で休養日までやり過ごすしかない。
休養日にヨドバシカメラで眼鏡を買うが、またしてもクソ痛い失費である。
クソ麻雀で大負けしたと思って自分を納得させるしかないわな。
その金と違って眼鏡を購入する金は死に金ではないが。
今朝は8時ギリギリに起きた。
なので、朝のルーティンは第1試合を観ながらとなった。
それにしても、試合ができたたぁ。
昨日の天気予報を見て、絶対に中止だと思っていたが。
案の定、途中で雨で中断となった。
再開は難しいかと思われたが、雨が上がり、グラウンドの整備が済んでから試合再開となった。
試合は県岐阜商が逆転勝ちした。
少ないヒットが効果的に出たのが勝因である。
この試合でもフォアボールとエラーの怖さが証明された。
それは高校野球に限ったことではないが。
それにしても、県岐阜商のライトが左指がないというのには驚いた。
それでよく名門チームでレギュラーになれたものである。
その名門チームの県岐阜商のユニフォームが鍛治舎監督時代の秀岳館仕様のデザインから一新された。
秀岳館仕様のデザインは伝統校にふさわしくなかったのは確かである。
第1試合と第2試合の間でヨドバシカメラ西口店の眼鏡コーナーを調べた。
あらっ? 眼鏡コーナーがないぞ。
それでヨドバシカメラ西口店に電話してみた。
あに? 「ヨドバシカメラでは全ての店舗で眼鏡の取り扱いをしなくなりました」だと?
やぶねぇ。下調べしないで行っていたら吐いているところだったわ。
こうなったら地元の眼鏡屋で作るしかない。
地元なら何かと融通が利くだろうしよ。
第2試合は7回表の東海大熊本星翔の7回のビッグイニングで決まった。
フォアボール、フィルダースチョイス、エラーが絡んだ。
ノーアウト満塁かからのスクイズを外したのに、北海とすれば説明の仕様のない失点の仕方であった。
特にフィルダースチョイスが痛かった。
横浜の渡辺元監督がフィルダースチョイスを最も戒めていたのがよくわかった。
解説の東洋大姫路OBの山口さんも北海の敗因を5つのエラーとしていた。
それはそうと、解説者に山口姓が2人いるのはややこしいぞ。
「その2人の解説は上手いか?」だと?
それについては、ここでは申し上げない。
第3試合が始める前にHP作成会社に電話してみた。
って、今日は祭日だったわ。
だが、ハガいメッセージを聞かされた。
チャットでの問い合わせだけだと?
1日も早く復旧させたいのでチャットにアクセスしたのが100年目で、夢中になってしまった。
専門家に何とか繋がったが、知らないパソコン用語の金太郎アメで吐いた。
それで電話での対応のお願いし、さらには遠隔サポートを頼んだ。
むろん、その間、第3試合は観ていた。
観戦がなおざりになったのは仕方なかった。
遠隔操作までしたもらったが、問題は解決ライオン丸とはならず。
その理由は、ホームページビルダー21は通常Windows11では作動しないからだという。
なので、今までアップとかが出来ていた方が不思議だったくせぇ。
電話指導代と遠隔操作代で、合わせて約1万円が飛んでしまった。
そのショックで第4試合は呆けての視聴となった。
日大三が8回裏に決勝ホームランで勝ったのはわかったが。
これはWindows11に対応するホームページビルダー23を買わないとダメってことか。
で、その値段を知って、また吐いた。
29,700円たぁ。
昨日のクソ野郎に払った料金、新しい眼鏡の料金、そして今日の料金。
合計でいくらになるのか、計算したかねぇ。
それにホームページビルダー23を購入したとしても、スムーズにホームページが作れるとは思えん。
夏の甲子園大会が真っ盛りだというのに鬱になってきた…。了 この下に8月12日の日記があります。
大会7日目
プー太郎生活3582日目。
今、ガッツ星人の最期の時のような混乱状態にある。
が、ここはガッツ星人のようにパニックにはならず、やるべきことを1つ1つやるしかない。
というわけで、まずは高校野球だ。
7時半前に起きられたので、余裕を持って第1試合を観ることができた。
山梨学院の先発が菰田なので驚いた。
山梨大会で4イニングしか投げていなく、菰田が先発した試合が記憶にないからである。
公式戦で菰田が先発するのは今日が初めてだったのか。
それと、山梨大会では夏バテで投球回数が少なかったことを吉田監督の勝利監督インタビューで知った。
その菰田が好投した。
大型投手は朝の第1試合は立ち上がりに乱れることがあるが、初回の菰田は味方エラーで出たランナーの生還を許さなかった。
それで波に乗り、6回までノーヒットに抑えた。
聖光学院の齋藤監督によると、菰田の角度のあるストレートに対応できなかったという。
190㎝を超えるピッチャーとの対戦などなかっただろうから、そりゃ、そうよだわな。
菰田で感心したのは、球審がらニューボールを受け取る時に帽子を取って会釈していたことである。
一方の聖光学院の大嶋はほとんどシカト。
わしが球審だったら菰田に甘くなるジャッジをするだろう。
そういうこっちゃいかんのはわかっているが。
試合は山梨学院が6回裏に1点を先行し、7回表に追いつかれたものの、7回裏に1点を勝ち越した。
そして、8回裏に集中打で4点を取って勝負を決めた。
え? 山梨学院の夏の3回戦進出は初めてなのか。
選抜大会でしか活躍したイメージがないものの、意外な感じがした。
第2試合が始まるまでに風呂に入った。
ここ3日間のホームページビルダーとの闘いで風呂に入る余裕が何にもナイマンだったのである。
久々に湯船に浸かって気分が一新したわ。
キムラ店でモーニングサービスを受ける奴の気持ちがわかったぜ。
第2試合はあっという間に終わった。
岡山学芸館3-0松商学園。
こういう早い展開の試合は負けている方がズルズル行く。
先制、中押し、ダメ押しの1点ずつが松商学園にはボディブローのように聞いた。
特に痛かったのは、3回裏のワンアウト1、3塁で盗塁を試みたファーストランナーを刺そうとしたキャッチャーが悪投しての失点である。
そういう場合はセカンドへの送球を自重した方が良いのだが。
それにしても、今大会は左腕が多いな。
右投げ左打ちのバッターが多いだけに、左腕をエースにする傾向にあるのだと思われる。
第2試合を観終えた後、パソコンメールをチェックしたら仕事関係のメールが来ていた。
その仕事は高校野球観戦の合間を見てするしかないな。
その仕事で得る金が一連のホームページビルダー騒動代と眼鏡代で消えるかと思うとハガい。
まあ、全額溶かすわけではないが。
こうしてみると、毎週、JRAに金をふんだくられている競馬がヘタクソな奴は、ある面、鋼のメンタルと言える。
尽誠学園の左腕エース・広瀬は4番でキャプテンと紹介された。
今では珍しいリアル・犬飼小次郎である。
竹林アナが尽誠学園を、「過去に2回ベスト4に進んだことがあります」と紹介した。
そんなもん、即、宮路の時の1989年と渡辺がエースだった1992年と出て来たわい。
しかし、第2試合で勝った岡山学芸館の昨夏の戦いぶりが思い出せないのだから、わしの記憶力も落ちたものである。
尽誠学園の夏の甲子園での勝利は23年ぶりか。
そんなに夏の大会で勝っていなかったとは意外である。
それもあってか、日刊スポーツもスポニチも尽誠学園をC評価としていた。
今日の広瀬のピッチングで、その評価がシャワシャワだったことが証明されたと言える。
東大阪大柏原としては、4番でキャッチャーのキャプテンが手負いだったことが響いた。
実際、キャッチャーが変わった回に失点した。
その5回裏の3失点であるが、申告敬遠策が裏目った。
申告敬遠策が逆の目になって複数失点した例はままある。
なので、申告敬遠は考えものの面がある。
中継が終わって1時間後に、小次郎にメシをやってから、近所の眼鏡店に「ドレムラー、突進」した。
画伯にZoffや眼鏡市場などの安売り店を教えてもらったが、地元にも安売り店があると知って、その店で眼鏡を作ることにしたのである。
Zoffと聞いて、あの40歳のGK・ゾフに思いを馳せたことは書くまでもなかろう。
地元の眼鏡屋と言っても歩くとけっこう掛かるので自転車で行くことした。
が、漕いですぐに前輪がパンクしているのがわかって吐いた。
それで近所の自転車に空気を入れてもらおうと思ったら夏期休暇で店を閉じてやがって、また吐いた。
それで無理やり、そのまま自転車に乗って眼鏡屋に向かった。
店に入ったら客がおらず、すぐに対応してもらえた。
店員は40歳くらいの感じのいい男性だった。
一昨日のパソコン業者のクソ野郎と何と違うことよ。
その眼鏡屋では2本目を買うと、2本目は1本目の半分の値段になる。
なら、スペア用として購入するまでよ。
眼鏡のフレームは1つ9,800円なので、レンズも併せたら3万は超えると思った。
が、全部で19,980円。
あんだ、そのクソ安さは。
仕上がりは18日になるそうだが、そのクソ安さには大納得だ。
帰宅してから仕事をやろうと思っていたのに、その気力はゼロであった。
よって、ゲンダイ読みに徹することにした。
明日の第1試合は注目の健大高崎-京都国際である。
健大高崎の青柳監督は、どういう投手起用をするのだろうか?
下重を先発させて先制された場合、石垣の投入が手遅れになることが考えられる。
大一番だけに石垣で臨むべきではないか?
というわけで、またゲンダイ読みに戻らせてもらう。了
大会8日目
プー太郎生活3583日目。
わしの高校野球での勘はまだ当たるものである。
健大高崎が敗れるとすれば、先発が下重で、下重がゲームを作れない場合だと思っていた。
1回表の健大高崎の攻撃中にベンチにいる下重が映ったのだが、明らかに緊張した表情であった。
それで嫌な予感がしたことは確かである。
西村のような最も打ちづらいタイプの左腕にリードを許すと、各打者が焦るのは自明。
健大高崎打線はわすが4安打。
しかも真面なヒットを2本だけ。
3得点したものの、それはもらった点であり、打線は西村に完全に抑えられたと言える。
わしは日記か掲示板で、「石垣を先発させるべき」と書いた。
西村相手に先行されたら勝ち味が薄れるからである。
だから、山梨学院の吉田監督が菰田を先発させたように、石垣で臨むべきではなかったか?
石垣は今日は2イニングだけの登板。
群馬予選では5イニング投げたのみ。
それで夏が終わるとは、不完全燃焼の究極タイガーだった。
石垣が宝の持ち腐れになったことで、青柳監督は、「石垣を先発させれば良かった」という後悔という名の地獄に落ちたのでないか?
試合を振り返ると、健大高崎は完全に負けパターンに嵌っていた。
①2点リードされた6回表に先頭バッターのセンターへの快打がセンターに好捕される。
②3点を追う8回表は先頭打者が出塁したのに代打がセカンドゴロ併殺打。
③失点することはないと思って送り出した佐藤龍月が5回、6回と先頭バッターをフォアボールで出しての失点。
3-4から3-5になった時点で健大高崎の勝ちが消えたと思った。
説明の仕様のない嵌り方ではなかったとはいえ、健大高崎は完敗に近かったと言える。
健大高崎と横浜は優勝候補の双璧と思っていただけに、健大高崎の敗退はショックである。
朝日バーチャルで群馬予選での健大高崎の試合をつぶさに見ていたことで、健大高崎への思い入れもあったしな。
京都国際の校歌を聞きたくなかったので、ゲームセットの瞬間にテレビを切った。
そんなことをしたのは今大会で初めてである。
勝った京都国際であるが、西村が疲弊しなかったら上位に進出するのではないか。
打線が昨年より劣るといっても、各打者はしぶといし。
いかん。こうして書いていても、まだ嘔吐が止まらん。
京都国際が難敵とはいえ、大方のファンの予想と同じく健大高崎が少差で勝つと予想していただけに。
って、「しょうさ」と入力して、最初に「少佐」と変換されるかよ。
不機嫌攻撃真っ盛りの中で、よけいに不機嫌にさせてくれるな。
吐かない大会というのは、わしの高校野球観戦史上で1大会たりとてない。
肩入れしている高校が全ての試合で勝つということはあり得ないということである。
ちなみに、吐いた大会ワースト3は、81年の選抜大会、81年の夏の大会、83年の夏の大会である。
81年の選抜大会は早実-東山とPL-印旛で、81年の夏の大会は早実-報徳学園で、83年は池田-PLで、それぞれ吐き死んだのであった。
なお、昨夏は報徳学園-大社、智弁和歌山-霞ヶ浦、健大高崎-智弁学園、大阪桐蔭-小松大谷で吐き倒れた。
第2試合は健大高崎ショックで放心状態で見始めた。
が、暴投で中越が先制したことで目が覚めた。
関東一打線が中越の先発左腕を打ちあぐむのを見て、昨年の花咲徳栄-新潟産業大付を思い出したわ。
が、4回裏にワイルドピッチに恵まれて同点に追いついた。
それで関東一に流れが来て、相手エラーもあって、関東一が着々と得点を重ね、終わってみれば6-1。
ただ、あまりヒットは出なかった。
それより遥かに気になったのは、関東一に足を吊る選手が3人も出たことである。
暑さでゲームを離れる選手を見る度に、高野連に7回制の口実を与えることになると頭を抱える。
関東一の坂本は自打球を足に受けて足を痛めながらも、8回、9回と好投した。
わしは尼崎の公式ボールのバッティングセンターで自打球を足の甲に当てたことがある。
その痛みは翌日まで引かなかったから、坂本はよく投げたものだと感心した。
それにしても、49番目に登場する高校は勝てんな。
それで勝利した例としては、86年の拓大紅陵と92年の明徳義塾しかパッと思いつかん。
だが、86年の拓大紅陵は東の横綱と言われながら、かわい子ちゃんの岩国商相手にチグハグな野球を展開した。
そして、次の東洋大姫路戦は、チーム力は上だったのにも関わらず、0―1で敗れた。
49番目に登場したことで、チームのリズムが崩れたことは確かである。
91年までは49番目に試合をする高校は、5日目の再抽選まで相手すらわかっていなかった。
それだと余りに不公平だということで、92年から初戦の抽選時に相手が判明するようにした。
その抽選の時、松井が49番目だった明徳義塾を引き当てたことで、馬淵監督は例の作戦を考えたというわけである。
今日の神村学園も何かリズムが狂っていた。
それほど苦にするようなピッチャーでないサイドハンドに6回までノーヒット。
6回までは耐えていたエース・長瀬が7回表にワイルドピッチで、ついに失点。
その1点で勝負が決した。
9回裏の今岡の当たりはホームランだと思ったのだが…。
レフトがバックして候補した。
これで神村学園の命運は尽きた。
大会前、創成館はノーマークだっただけに、49番目に登場とあっても神村学園が勝つとの予想だったのだが。
これでベスト8進出の予想が何校も外れた。
数を数える気にならん。
果たして、明日は順当に仙台育英、沖縄尚学、横浜が勝ち進むか?
仙台育英と横浜は堅いと思うが。
今日は高校野球でぐったりしたことで、仕事をやる気力も余裕も何にもナイマンだ。
そういうこっていいんじゃい。了
大会9日目
プー太郎生活3584日目。
連日の朝ドラトラップ、いい加減にせぇや。
弟にそのことを訴えたら、「何でサブチャンネルで放送しないの?」と返ってきた。
誰だって、そう思うって。
BS・朝日4Kでの中継がなかったら、NHKに何度も不幸の電話を掛けているところである。
よくわからないのは、NHKの方がBS・朝日4Kよりも映りがいいことである。
それでは4Kの意味が何にもナイマンじゃないか。
うちのテレビが4K対応といっても、10年ほど前のテレビだからかもしれんが。
朝ドラといえば、開星の故郷紹介で次期朝ドラの宣伝をしているのに、また吐いた。
ラスカディオ・ハーンの妻のドラマだと?
そんなのを見るほど、わしは甘くない。
朝日放送のアナが仙台育英の須江監督が、「雨が降る前に傘を差す」と言っていることを紹介した。
それは、仙台育英の先発が2番手だったので、その2番手が打ち込まれそうになったら、エースの吉川を出すということだそうである。
そのことは勝利監督インタビューでも言っていた。
それを青柳監督にも実践して欲しかった。
下重は1回で降板で、2回から石垣の投入だったんだって。
って、わしは死んだ子の歳を数える癖があるんじゃい。
須江監督は有言実行で、3回のワンアウト2、3塁のピンチで、エースの吉川をマウンドに送った。
それが正解であった。
吉川が3、4番を打ち取って、1点のリードを守ったのだから。
試合は相手のミスに乗じ、長打も出た仙台育英が6-2で快勝した。
特に大きかったのは、8番・高田のホームランである。
決定的な6点目だから「大きい」と書いたのではない。
本来は中軸である長打の持ち主の高田に一発が出たからである。
ただ、須江監督とすれば、吉川の投入が想定よりも早かったことは「計算外だよ、玄大佐」だったはず。
しかし、そうも言ってられない場面だったことは確かであった。
開星側から見れば、今日は勝てる試合ではなかった。
ただでさえ投打で仙台育英の方が上なところ、エラーやワイルドピッチなどミスがあったのだから。
沖縄尚学の先発がエースの末吉でなかったのは予想通りである。
比嘉監督は選抜大会でも同じことをしたし。
その選抜大会では、それで横浜に負けたのだが。
今日は2番手ピッチャーが好投した。
ただ、初回のワンアウト2、3塁での4番、5番の見送り三振は球審のジャッジに救われた感があった。
鳴門も今日は控え投手が先発した。
エースの橋本に腕の張りがあるからだったのか。
その控え投手から沖縄尚学が2回表に1点を先取した。
それで鳴門ベンチは、3回からエースの橋本を投入した。
以降、膠着状態になった。
それでも2番手ピッチャーで1-0で勝てるほど甘くないと思っていた。
そしたら沖縄尚学の比嘉監督が6回からエースの末吉にスイッチした。
それは当然だったな。
なにせ3回から8回まで沖縄尚学は1人のランナーも出せなかったのだから。
末吉といえども、1-0というのは厳しい。
沖縄尚学としては追加点がほしいところ、9回表にラッキーなヒットからノーアウト満塁のチャンスを作った。
サードゴロでワンアウトになったが、7番の宜野座が殊勲のセンター前2点タイムリー。
驚いたのはセカンドランナーの足の速さである。
沖縄の球児は足の速い球児の金太郎アメだ。
9回は末吉が三者凡退で締め、沖縄尚学が3-0で勝った。
これで3回戦は仙台育英-沖縄尚学という好カードになった。
どちらが勝つか、予想がつかん。
1つ言えるのは、打ち合いにはならないことである。
横浜5-1綾羽
試合を観ていなかった奴は、そのスコアで横浜の順当勝ちだと思ったであろう。
が、完勝には程遠い勝利であった。
なにせリズムが悪かった。
先発の池田が初回に1点を失い、その1点を追っての攻撃がチグハグだったからである。
それにしても、横浜は左腕に弱いな。
今日は綾羽の変則左腕に左バッターが幻惑された。
なるほど。織田の早めの投入は嫌な流れを変えたかったからか。
池田が続投して追加点を取られたら窮地に陥る可能性もあったしな。
結果的に、織田への交代が攻を奏した。
自ら同点タイムリーを打ったし、投げては綾羽の各バッターを抑え込んだのだから。
横浜の勝ち越し点と追加点はラッキー飯村そのものだった。
相手が勝手に転んでの得点。
不細工な試合だったとはいえ、勝てば官軍。
どんな形でも勝つことが重要なことは書くまでもない。
ただ、横浜打線が不発だったのは気掛かりである。
ヒットは5本で、長打は0。
今日の試合で感覚が狂った打線を立て直さないと、春夏連覇はムリゲーとは言わないが可能性が低くなる。
横浜の次の相手である津田学園のピッチャーも左腕。
津田学園は打線が弱いといっても、織田以外の投手を先発させてはダメよ。
今日は9回ツーアウトから織田に変えて奥村頼人を投げさせた。
4点リードで、あとアウト1つであっても、織田をライトに残した。
その辺はどこぞのシャワシャワ監督とは大違いである。
だから、「わしはしつこい」って言ったろ。
明日は、第1試合の花巻東-東洋大姫路が楽しみである。
花巻東の先発は、智弁和歌山打線を封じた左腕であろう。
東洋大姫路も左腕が苦手だけに簡単には勝てまい。
というわけで、今日は終わり。了
大会10日目
プー太郎生活3585日目。
朝ドラトラップにより、今日もBS・朝日4Kをつけた。
あに? グラウンド整備中だと?
7時からクソ雨が降っていたたぁ。
そのため試合開始時間が1時間遅れた。
わしの睡眠時間を返せ。
9時から始まった試合は、東洋大姫路のペースで試合が進んだ。
智弁和歌山打線を翻弄した花巻東の2年生左腕を東洋大姫路打線が打ち込んだのである。
南海権左ふうに考えれば、東洋大姫路打線の方が智弁和歌山打線より上ってことか?
東洋大姫路が得点を重ねた要因は、回の先頭バッターがエラーやフォアボールで出ると確実に送って、そこで悉くタイムリーが出たことである。
中軸にも送りバントをさせることに疑問を抱いたが、岡田監督の采配が的中したわけだ。
後半、木下がバテていたのは見て取れ、7回表に1点、8回表に3点を返された。
岡田監督は、7-4の8回裏にも3番の高畑に送りバントをさせた。
その送りバントが功を奏し、4番の白鳥にタイムリーが出た。
3点差か4点差かでは大違い。
岡田監督の采配を再び褒めたい。
9回表に阪下をリリーフに送ったのには驚いた。
兵庫大会での登板がなかったのに、よくマウンドに送ったものである。
ほぉー。阪下の経験に賭けたのか。
その賭けに阪下が応え、3人を斬って取り、東洋大姫路が逃げ切った。
次の試合は中1日での試合。
木下の疲弊ぶりを考えると西垣が先発か?
いずれにせよ、木下だけでは大きく勝ち進めまい。
花巻東は2年生が多いので、新チームが楽しみである。
新チームは大型チームとして注目されるのではないか?
東洋大姫路での試合ではアナが、「1977年に優勝しています」と実況する。
だが、「左腕の松本投手で」、「松本-安井のバッテリーで」という枕詞がつかん。
中年のアナでも松本や安井のことを知らないのだろう。
「77年は松本で優勝した」という資料を用意いないNHKのスタッフに喝だ。
第2試合はロースコアながらヒットがけっこう出て、見応えがあった。
結果はチーム力が1枚上の西日本短大付が2-1で勝った。
8回裏の決勝点は、4番のガタイのいい佐藤のタイムリー・ツーベース。
ノーアウト1塁から打たせたのが吉と出た。
聖隷クリストファーの2年生エース・高部はやはり疲れていたのか。
終盤は特に球威が落ちていた。
とはいえ、11安打されてよく2点に抑えたと言える。
試合終了後、解説の飯塚さんが異なことを言った。
聖隷クリストファーを、「全国の高校野球ファンの皆様にしっかりと名前を覚えてもらったんじゃないんですか」と称えたのある。
高校野球ファンは例の悲劇で、皆、聖隷クリストファーを知っているって。
第3試合は明豊を応援していた。
その理由については、ここでは申し上げない。
明豊、佐賀北ともヒット11本。
それで6-1と点差が開いたのは、明豊がチャンスを確実にものにし、佐賀北がチャンスを逃し続けたからである。
また、佐賀北には手痛いミスも出た。
対照的に明豊には好プレーがいくつもあった。
それでは点差がつくのも尤もである。
明豊の校歌を最初に聞いた時は違和感しかなかったが、もう慣れた。
何回聞いても慣れることができない校歌があるが、それがどの高校の校歌かも、ここでは申し上げない。
第3試合は5回終了後に中断になった。
けっこう雨の勢いが強かったので順延になるかもしれないと思って吐きかけた。
雨天順延がないこと前提に来週のスケジュールを組んでいるんじゃい。
中断の間にテレビ中継のアナと解説者はションベン、クソに行ったと思われる。
ラジオ中継のアナと解説者に関してはわからん。
第4試合は県岐阜商が東海大熊本星翔を振り切った。
しかし、14安打もして4点とはよ。
負けていたら悔いが残る拙攻だったところである。
東海大熊本星翔の先発右腕があれだけスローボールを投げていたのに、盗塁を仕掛けなかったのは疑問だ。
そんなもん、解説の杉本さんに指摘されるまでもないわ。
曲者の鍛治舎前監督だったら、盗塁のサインを出しまくったであろう。
県岐阜商の3回戦進出は16年ぶりか。
16年前のチームは前評判が低かったが、PLと帝京を連破した。
PL戦はともかく、帝京戦は帝京で琴光喜になっていたので…。
今日でベスト16が出揃った。
高校野球ドットコムの「10強」のうち、勝ち残っているのは、仙台育英、横浜、山梨学院、東洋大姫路、沖縄尚学の5校。
だからして、仙台育英と沖縄尚学が3回戦で当たるのは勿体ない。
今後の展望だが、やはり最有力は横浜か?
続くのは、仙台育英、沖縄尚学、京都国際だろう。
わしは決勝戦のカードが横浜-京都国際になるかもしれないと思っている。
10日目が終わり、試合がある日は残り5日。
祭りが終わるのが怖ぇ。了
大会11日目
プー太郎生活3586日目。
土曜まで朝ドラトラップがあるとは、ご丁寧なこっちゃ。
何度でもしこく書く。「8時から15分間、サブチャンネルで中継しろ」と。
第1試合は初回から動いた。
だから、朝ドラトラップはシャレにならないんだって。
今の朝ドラが人気があるかどうかは知らんがよ。
日大三は1点取られたその裏に5点のビッグイニングを作った。
ノーアウト3塁から2番バッターがショートゴロに倒れ、3番バッターはピッチャーゴロ。
それを高川学園が飛び出したサードランナーを挟殺プレーでアウトにすることができず、ワンアウト2、3塁としてしまった。
このミスが高川学園には致命傷になった。
その後、内野ゴロに同点に追いつかれ、さらに連打を食らい、5失点したのだから。
連打されている時にピッチャーを左腕に交代させるべきだったか?
いや、それは結果論の鬼だろう。
日大三が2回にも2点を加え、7-1とした。
それにもめげず、高川学園はすぐに3回に集中打で3点を返した。
しかし、反撃はその3点止まり。
日大三としては、7回のそれまでノーヒットだった2番バッターのタイムリーも大きかった。
って、そんなことは南海権左でも書ける。
日大三がベスト8に進出したことで、まず1校ベスト8の進出校が1校当たった。
果たして、第2試合の山梨学院はどうか?
その前に文句を言わせろ。
準々決勝の抽選がフリー抽選でないことに対してだ。
準々決勝の前日に休養日を入れているのだからフリー抽選にしろって。
第2試合は岡山学芸館に勝ち目はないと思っていたが…。
それにしたって、あんな大差になるとはよ。
これだけの大差ゲームになったのは、今大会では初めてである。
今まで大差ゲームがなかったのが珍しかったのだが。
山梨学院としては、菰田を早い回で降板させれたことが嬉しい誤算であったはず。
菰田の存在に加えて、2回戦から登場ということもあり、山梨学院が大きくクローズアップされてきた。
昨日の日記で横浜に次ぐ有力校を仙台育英、沖縄尚学、京都国際と書いたが、山梨学院も加えたい。
あに? 西村が先発でないだと?
思わず、「えっ」という声が出た。
なるほど。健大高崎戦での疲労が抜けていないのか。
強敵相手に160球も投げたとあればな。
尽誠学園とすれば、西村が登板する前に先発右腕から3点以上取っておかねばならなかった。
2点止まりだったことで8回表に再逆転された。
「そのまま、そのまま」と呟いていたのだが…。
「なぜ尽誠学園を応援していたのか?」だと?
それについては、ここでは申し上げない。
とはいえ、京都国際が勝ち残った方が大会が面白くなる。
あに? 準々決勝は山梨学院-京都国際だと?
それは大一番だな。
菰田と西村が先発とならばロースコアの接戦になるのは南海権左でもわかる。
それにしても尽誠学園は小粒だった。
どうしても1989年や2001年の大型チームと比較してしまう。
それが悪い癖だというのはわかっとるが。
第4試合は点差こそ少なかったものの、関東一がほぼ危なげなく勝った。
いいところでタイムリーが出て、継投も決まった。
継投といい、9回表のセーフティースクイズといい、米沢監督の采配が光ったと言える。
シャワシャワな監督でないのが、つくづく羨ましいぜ。
創成館は先制されて自分達のバッティングができなかったように見えた。
神村学園戦はチームに勢いを感じたのだが、負けたからかもしれないが、今日は淡泊に見えた。
これで準々決勝の第2試合は日大三-関東一という東京対決になった。
東京対決は95年の帝京-創価以来か?
21世紀に入ってからの記憶が今一どころか今三もあやふやなので違うかもしれん。
帝京-創価では、三白眼の男がえげつない投手リレーをしなかった。
というのも、その前の試合の東海大山形戦でそれを球審から注意されたからである。
明日は注目カードが目白押しである。
なんといっても仙台育英-沖縄尚学が見逃せない。
ともにエースが先発なら1、2点の勝負になろう。
横浜はまた左腕が相手である。
それも今度は評判の左腕である。
明日は奥村頼人が先発か?
もしそれで先に失点するようなら、今度こそ取り返しのつかない失点になるやもしれん。
東洋大姫路-西日本短大付も好カードである。
東洋大姫路がやや優勢か?
第4試合は明豊が勝つと見た。
明日は朝ドラトラップがなし。
そうじゃなくちゃいけねぇ。
というわけで、未だ日記の状態が元に戻らず。
しかし、手は打った。
その手が何かはナゾとしたい。了