蛇教師だけでなく、英語の教師にはクセのある奴が多かった。中でもLL担当の英語教師はキザな野郎で、みんなから嫌われていた。
そいつは無茶な宿題を出す奴だった。授業中にセサミストリートを録音させられ、それを全部文章に復元するという宿題を出された。
あの聞き取りにくいセサミストリートの会話を高1の英語レベルで聞き取るのは不可能。10回聞いてもわけがわからなかったので、ラジカセをけたくってしまった。
当然宿題は提出できなかったが、提出できなかった奴は全員、なぜか張本にビンタされた。はがい。
リーダー担当の教師もはがい奴で、予習してこないだけでビンタであった。それならまだしも、英検の2級に落ちた奴にもビンタを食らわせていた。
英検2級といえば高3卒業程度のレベルである。それを高1の6月に受けてもまず受からないが、それでも果敢に受けた奴が何人かいた。
結局、クラスで2人しか合格しなかったが、落ちた奴にビンタを食らわすとは…。その野郎には「アタック25」を見ろと言いたい。
次のページへ進む |
前のページへもどる |
高校時代のはがい話し項目へ | トップページへもどる |