大門にはならん
明日は、久々の仲間内麻雀である。久々になったのは、わしの連続日曜出勤で、日曜になかなか麻雀ができなかったからである。
しかし、問題は、アホ後輩が負けた場合、不良債権が増えることである。しかも、その確率はかなり高い。
だいたい、麻雀ってのは、「金がないんで負けられない」とビビリながら打つと、まず勝てない。それは、肝心な時に腕が縮こまって、相手のリーチとかに押せなくなるからである。
さらなる問題は、高校時代からの友人に、「おまえ、あいつ、金あんのかよ?」と突っ込まれて、「ああ、あいつ競馬でもうけたらしいよ」と、シャミを引いていることである。だもんで、アホ後輩には、「精算の時まで金がないことを黙っていろよ」と釘を刺してあるのだ。
そうでもしないと、常に補欠としてスタンバっている、5年ほど下の高校の後輩にメンツが代わってしまう。
本来なら、金のないアホ後輩をJ2に落とし、スタンバっている後輩をJ1に昇格させるべきなのかもしれない。しかし、スタンバっている後輩は明らかに格落ちなので、そいつが入ると場に締まりがなくなるから、そいつとはなるべくなら打ちたくないのだ。
ここで、わしは、麻雀のメンツ選びにはシビアだということを言っておきたい。
※5年ほど下の高校の後輩は、とある会社の香港支社でしばらく仕事をしていたのであるが、会社自体が倒産し、数年前に日本に戻ってきた。今は、流通関係で働いているみたいである。
これ以上アホ後輩に勝っても、不良債権が増えるだけだし、奴に金があるというウソがばれないためにも、明日は、アホ後輩以外から勝たねばならない。
だから、明日は、タイガーマスクをかばいながら、ビッグタイガー&ブラックタイガーと闘った大門のように、アホ後輩をフォローしながら打つことが要求されよう。
しかし、そんなことができるような甘いメンツではない。よって、明日も、変に構えずにふつうに打つのみ。
※3人タイガーとの決戦を前にした、大門のタイガーへの言葉には心底痺れた。「俺は、お前のために死ねばいい。だが、お前は、みんなのために生きねばならん」 まさに、「大丈夫」とは、大門のためにあるような言葉である。
さて、今から、明日のウォーミングアップに、プレステ2で麻雀ゲームをやるか。明日は、キムラのために、最低2万は勝つ!
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