床屋で闘う
昨日義理のおばさんが持ってきてくれた見合い話であるが、今日になってもどうもテンションが上がってこない。自分でも理由がよくわからん。もしかしたら本能的にハガい結末が待っていることを予期しているのかもしれない。
そこで、気分を一新するためと見合いに備えて、仕事帰りに床屋に行った。
昼にファーストキッチンでコーヒーフロートを食べたのがまずかったのか、シェービング中にクソ意を感じ始めた。
以前、カット中にトイレに行かしてもらったことがあるが、さすがにシェービング中はまずい。顔中シェービングだらけでクソには行けない。
しかし、今日の相手は下痢意だ。さらに、わしが行っている床屋の髭剃りはやたらと丁寧であり、時間が長い。
でも、幸運だったのは、クソ意を感じた時に髭剃りが半分以上終わっていたことである。それで、なんとかシェービングが一通り終わるまで我慢した。
しかし、さすがにここでタオルを投入した。いかなわしでも、下痢意には勝てん。トイレに行かせろと申し出るのは情けなかったが、ここは恥じを忍んでTKO負けを選んだのだ。
※今日の昼にファーストキッチンでコーヒーフォロートを頼んだのは、100円引きの割引き券を持っていたからである。そのせこさがクソとの闘いを招くとは…。
しかし、いかなる場合もKO負けよりTKO負けの方が良いだろう。たとえば社長以下重役が居並ぶ会議で猛烈なクソ意を感じた場合も、TKO負けを選ぶべきだ。
KOされたらサラリーマン生命が終わる。ただし、この場合はTKO負けでも相当やばい。
しかし、床屋でTKO負けするとは、なんとも幸先が悪い。ますます勝てる気がしなくなった。
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