世が世なら…
今日はさほどいい試合がないので、出勤していてもいつものように落ち着かないということはなかった。
しかし、問題は金曜日と土曜日である。金曜日はPL、広陵が登場するうえ、明徳−平安の注目カードがある。また、土曜日には常総学院−智弁和歌山という優勝争いに大きく関係するカードが控えている。
まじで有給を取ろうかな? しかし、来週はずっと休みだしなぁ。
この両日に有給取ると、さすがに仕事の段取りが苦しくなる。ま、出勤しても落ち着かないから能率は悪いのであるが。
今日は意外と出勤者が多く、わしの席の近くの奴もほとんど出勤していた。それで、NHKの大河ドラマのことが話題になった。
誰もが来年の新撰組で近藤勇を香取慎吾がやるのには吐いていた。京都に血の雨を降らせた新撰組の局長が「おっはー」では…。
再来年は「源義経」ということは知っていたが、義経をやるのはジャニーズの滝沢ナニガシだと? わしの周りの多くはそやつ自体を知らなかったが、わしはそやつの顔と名字は一致している。
ただし、ファーストネームはよう知らん。そいつの演技力に関しては知る由もないが、まあ、そいつなら義経が似合わんということはないだろう。
※しかし、義経でまっさきに連想するのがドカベンの「弁慶高校」では…。
他のキャストはどうなるのだろうか? 義経が活躍した時代は平清盛、木曽義仲、源頼朝、北条政子、武蔵坊弁慶と、これまでドラマなどの主人公になってきた人物がぞろりといるだけにその配役が注目される。ま、どうせまたわけのわからんキャスティングになるのだろう。
※いつだったか、正月のTBSドラマで木曽義仲を五木ひろしが演じるというのを聞いて狂ったことがある。木曽義仲といえば豪傑中の豪傑じゃねぇか。それが五木ひろしたぁ。五木ひろしはどう見たって貴族だよ。その話を上司にしたら、上司はNHKN大河で五木ひろしが明智光秀をやったのに吐き倒れたそうだ。
※木曽義仲は、ある面義経より凄いと思う。義経が落ち目の平家を追討したのに対し、木曽義仲はまだまだ勢いのあった平家を打ち破ったのだから。
※義経はドカベンでもかっこよく描かれているように、歴代のドラマでは必ず美男子が演じてきた。しかし、実際の義経は超ブ男だったという。しかし、悲劇的な末路による判官びいきから美化されていったのだろう。
※昔は、わしも義経は実際に美男子だったと思っていた。それは、母親の常盤御前が絶世の美女ということを聞いていたからである。なんでも常盤御前は、京都の坊さんが京中から1000人の美女を集めてそれを100人に選りすぐり、それをさらに10人とした時も残り、結局、最後の1人になったという。ということは、おやじの義朝がよほど不細工だったのか?
常盤御前は平治の乱で夫の義朝が討たれ、清盛がその息子達も根絶やしにしようとした時、自分の体を差し出すことにより義経らの助命を清盛に嘆願した。さすがの清盛も、常盤御前の絶世の美女ぶりからカルピスの誘惑に負けてしまったが、それが平家を滅ぼすことになったのだから…。
昔、おやじがたの親戚からわしら一族の祖先が平家の落人と聞かされたことがある。
クソ〜、世が世ならわしも高貴なお方なのによ。それが高校野球三昧かよ。清盛のバカヤロー!
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