アホ後輩、殴られる


 まじで、29日の麻雀が大ピンチだ。そこで、10年近く会っていない高校の同級生に電話してみた。とりあえず留守録に用件をブチ込んだが、可能性は極めて低いだろう。

 しょうがないから、ダメもとでアホ後輩に連絡してみた。そしたら、またまたまた異なことを聞かされた。


わし:おい、金のことはいいから日曜麻雀やらねぇか?

野郎:それどころじゃないんだよ。このところずっと頭が痛くてさ。

わし:どうしたんだよ? また愛人のことで悩んでいるのか?

野郎:ちょっと聞いてよ。実はこの前会ってさ、ホテルに行ったのはいいんだけど、「もうそろそろ潮時かな」って言ったら、いきなり灰皿で頭殴られたんだよ。

わし:なんだ、そりゃ。

野郎:灰皿がプラスチックだったから、プラスチックが粉々になっただけだったけど、灰皿が鉄かガラスだったら死んでたよ。まじで、あいつ、狂人だよ。前も別れ話を切り出したら、割り箸で目の横をつかれてさ。

わし:だから、もう会うなって言ったろ。

野郎:それで、まだ頭が痛いんだよ。タンコブも治らないし。

わし:もういい加減、旅に出ろよ。

野郎:この前、渋谷の「ワンルームクラブ」に行ったよ。

わし
愛人やキムラ店に使う金があったら、麻雀の負け分を返せと何回言わせるんだよ。で、いい子に当たったのか?

野郎:ダメだったからまた会ったんだよ。それでさ、俺が痛がっていたら、「××君がそんな話しするから悪いんだよ」と言いやがってさ。

わし:お前、君づけされてんのかよ。

野郎:まあ、そうなんだよ。で、結局、やることはやったけどね。

わし:そんな話は聞きたかねぇわい。

野郎:あいつが中野に引っ越した際はよろしくね。

わし:だから知らねぇって。


 やっぱ奴に電話するんじゃなかった。聞いている方が狂ったわ。

 もう29日はあきらめようかな。でも、福本伸行が言うように、「あきらめたらすべてが終わる」からなぁ。
こうなったら往生際の悪さを存分に見せるとするか。



日記トップへ