リモコンキー騒動
現在、午後6時半。今のところ、オランダ−ポルトガルの結果を知らない。あと1時間半で録画放送が始まるが、ライブでないので、イマイチ気が乗らない。
やはり出前を取ってまでも、ライブ観戦にすべきだったか? それはそうと、またまたわけのわからないことが起こった。
去年の11月に玄関の内側に取りつけたカギが誤作動したのである。3日前、すなわち月曜の夕方6時頃、風呂から上がって自分の部屋でウダウダしていたら、玄関のカギが「ピッ、ピッ」と鳴ったのだ。「ピッ、ピッ」という音はカギが開く音なのでびっくりした。
玄関につけたカギは、それに対応したリモコンキーからの周波を感知する仕組みで、玄関の外側から開け閉めするものである。そして、うちの玄関のカギに対応するリモコンキーは、わしと母親が持っている2つだけ。「ピッ、ピッ」という音がした時、わしも親も家にいたから、その音がしたということは、誰かが外から第3のリモコンキーで作動させたということになる。
それですっ飛んで降りて行ったら、やはりカギが開いた状態になっていた。そこで、間髪入れず玄関を開けて外を見たが、誰もいない。
家に入った時にカギは閉めたはずだし、「ピッ、ピッ」という開錠する音も確かに聞いたので、えらい気味が悪かった。とりあえず、「勘違いかもしれない」ということにしたのだが…。
そして、今朝である。7時頃、出勤前にクソをしていたら、またも「ピッ、ピッ」というカギが開く音がした。
クソが出ていなかったのを幸いに吹っ飛んで行って、玄関を開けて辺りを見回したが、誰もおらん。でも、閉まっているはずのカギは開いていたので、これで月曜のことが勘違いでないことがわかった。
頭が混乱したが、クソ意を感じたので再びしゃがんだら、その瞬間、またも「ピッ、ピッ」と鳴りくさった。当然の如く玄関に突進し周囲を見渡したが、やはり人っ子一人いない。「いったいどうなっているだろう?」と思いながらクソをし出すと、またまた「ピッ、ピッ」という音がした。
頭に湯気を出しながら玄関に向かったら、今度は玄関越しに人影が見えた。「そいつが下手人だ」と思い、「あんた、玄関に何かしたのか」と詰問したら、相手は若い女だった。女は震えた声で、「な、なにもやってません」と答えたが、玄関を飛び出したわしはよほど恐ろしい顔をしていたのだろう、女は完全にビビっていた。確たる証拠もないし、「ならいい」と言ってわしは家の中に入り、女は出勤前なのだろう、駅の方に去って行った。
それから十数秒後、またしても「ピッ、ピッ」という音が聞こえた。それでカギが誤作動したことを確信したが(もっと前に気がつけって)、女には悪いことをしてしまった。女は前のアパートに住んでいると思うけど、初めて交わした言葉が、「あんた、玄関に何かしたのか」とは…。
完全に頭に血が上っていたので、顔は確認できなかったけど、悪い感じではなかったような気がする。まあ、顔などどうでもいいのだけど。←ウソをつけ。
しかし、わずか数分の間に、4回も誤作動するかぁ。しかも、それから後は、わしが知る限り、一度もという音はしていない。いったい、どういうことなんだ?ばあさんに万が一があったのかも?」という怪奇現象が頭をよぎったが、ばあさんは順調に回復しているから、そういったことではないだろう。
いずれにせよ、気味が悪いので、カギを買った時に教えてもらっていた「カギの緊急センター」とやらに、昼間電話して事情を話したら、周波数は100万通り以上ありますし、第三者が新たにカギを作ることは絶対にできないです。とりあえず、製造元に連絡させます」とのことだった。
そしたら、午後3時頃に製造元から電話があった。そして、わしの話しをひとしきり聞いたあと、製造元のおっさんは、「そういうことでしたらカギ一式を交換します。引き取ったカギを見て、こちらで原因を調べてみます」とのことだった。
これで問題は解決しそうだけど、ハガいのは、カギ屋が交換に来るのが月曜の朝9時になったことである。月曜は休みだから、もっと寝ててぇ。
が、それ以上にハガいのは、保証書が見当たらないことである。月曜日まで探しておかないと、実費を取られるかもしれん。イチイチイチイチ、だらしのないこった。
しかし、今もって勝手にカギが開錠した原因がわからん…。
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