再々入院日記3

 
 今日も終日調子が良かった。こんなんで手術をせにゃあかんとは納得いかん。

 今日はトイレで、前回、前々回と同部屋だったおっさんと出くわした。そのおっさんとはしゃべったことはないが、お互い顔は知っている。

 わしは、
「このおっさん、まだ入院しているのか」と思ったが、向こうも、「こいつ、また入院して来たのか」と思ったことだろう。4か月で3回も入院するなんて、そんな奴はいねぇよ。

 また、今日は隣のベッドのおっさんが退院した。それはいいのだが、こっちが朝寝しようと思ってんのに、やたらと携帯電話で話しているんでキレそうになったわ。

 でも、キレなくて良かった。そのおっさんが部屋を出て行く時にわしに挨拶していったのだが、どうもその筋の人のような気が…。

 舎弟みたいな若いのが何人か迎えに来ていたし…。下手にキレていたら何か月も入院することになっていたかもしれん。

 ところで、今日の看護婦は、前回、前々回と入院していた時に気に入った人であった。わしが高校野球を熱心に見ていたら、
「高校野球、お好きなんですね。、私の母校の柳ヶ浦も出たんですけど、あっさり負けてしまって…」と話しかけてきた。それを機に会話を展開させたのは言うまでもない。

 そのお姉さんの話しだと、柳ヶ浦は地元からまったく応援されていないとか。柳ヶ浦には野球留学生が多いから、それは仕方ないのだが。

 で、その人に、
「柳ヶ浦といえば、なぜか、岡本投手(現ソフトバンク)が印象に残っているんですよ」と言ったら、「岡本君、知っているんですか? 彼は、私より1学年下ですよ」と答えが返ってきた。

 わしにそういうことを言ったらあかん。
その人の歳が一発でわかってしまったわ(今年33歳だ)。


 というわけで、今日は納得の日を送った。
しかし、1人カルピスのタイミングがなかなかつかめん。


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