再々入院日記4

 
 今日の高校野球は2試合だけ。物足りないが、その分テレビカードの減りが少なくなるからいいか。
しかし、時期が時期だけに、テレビカードが何枚あっても足りん。

 やはり準々決勝が2試合というのは著しく球趣に著しく欠く。準々決勝は、1日に4試合やってこそ花である。
準々決勝を1日でやって、準決勝との間の1日を休養日にすれば、わしも1日有給が助かるのだが…。

 しかし、今日の神戸国際大付−慶応には熱くなったわ。今大会最も応援している高校と最も嫌いな高校の対決だけに、体の火照りを抑えることができなかったのだ。

 高校野球が終わってウトウトしていたら、何やらアニメ声が聞こえてきた。よくよく聞いてみると、わしの向かいのベッドにいるじいさんの娘が見舞いに来ていたようだった。

 その声からして、かなりきれいな感じの人だと思われた。姿を確認することができなかったのは残念である。

世の男はアニメ声に弱い。かくいうわしもそうである。ちなみに、子供の頃に1番好きだった声優は、キューティーハニーの増山江威子であった。次いで、「魔法のマコちゃん」の杉山佳寿子だ。
「魔法のマコちゃん」の主題曲の最後に「だって年頃なんだもん」というのが出て来るが、子供の頃、その意味がわからず母親に聞いて一喝されたことがある。

 熱くなったといえば、プロ野球開幕戦もそうであった。以前に比べてだいぶ興味を失ったとはいえ、開幕戦は別。食い入るように観ていた。


 
ちょうどラロッカの同点ホーマーの時、血圧の検査があったのだ。いつもは110台なのに、あまりのタイミングに140近くに跳ね上がってしまった。


※その昔、雀荘でプロ野球を観ながら麻雀をやっていたら、リリーフに出た遠藤が原に同点ホーマーを打たれたことがあった。そのショックですぐさまチョンボをしたのだから、どうしようもない。なお、この話の生き証人の1人がせいうちである。

 ついに手術まで1週間を切ったか…。日に日に闘いが激しくなってきた…。


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