再々入院日記17
朝、6時、11時間ぶりに目が覚めた。すると、ウソのように吐き気が収まっていた。
ついに、麻酔が抜け切ったか? これほどうれしい気分になったのは、去年の8月に小四喜子をあがって以来だろう。
医者にそれを言ったら、昼から食事が出ることになった。それで、すかさず献立表を見に行ったのだが…。そうだろう、そうだろう、レタスサラダにしそまぶしだ。
で、運ばれてきたものを見て、さらに狂った。お粥にうえにしそがまぶしてあったのだ。
だから、勝手にかけるなって、あれほど言ったろ。しばし呆然としたものの、箸でしそをどけることを決意し、なんとか半分程度食べることに成功したのであった。
午後の回診で医者に、「お昼は全部食べられましたか?」と聞かれ、「はい」とシャミを引いたのは言うまでもない。
にしても、調子がいいか悪いかで、気分が全然違う。昨日までは、「永久に退院できんかもしれん」というネガティブな気分であったのに、今日は、「よし、24日にマーをやるぞ」と思ったのだから…。
※元広島の福士が和歌山の雀荘内で亡くなったとか。状況はよくわからないけど、ご冥福を祈りたい。
*福士といえば、82年に松本に与えた死球が忘れ難い。なにせ、当時、松本は絶好調だったから。熱狂的巨人ファンのT君によれば、ビーンボールとのことだったが…。
さて、これで遅くとも日曜に退院したるぞ。そして、その日こそ、じっくり1人カルピスだ。
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