ＢＩＧ

　今朝は、京浜東北線で人身事故があったとか。それで、平行して走る東海道線も大幅に遅れた。

　横浜から来る号泣組翁もその煽りを食い、始業時間から50分ほど遅れて来た。まさに執念の出勤である。

　とっつぁんが、「わしなら休む」と言っていた。もちろん、翁の辞書にはそういう文字はないのだ。

　そういや、いつぞやも山手線の外回りが死んだなか、地下鉄を４本も乗り継いで来たことがあったぁな。だから、有給を400日以上も持っているわけだが。

　今日も、翁は来るや否や、ザトペック開始だった。ふつう、「今日は参った」とか「えらい混んでいましたよ」とか言うぞ。ホント、無機物的な男だ。

　いよいよサッカーくじの締め切りがあさっての午前中に迫った。あまりに当たらないので、このところトトを買うのを控えていたのだが、ＢＩＧの１等が６億円と聞いたら、食指が動くってもんである（ＢＩＧで、ビッグ・タイガーに思いが飛んでいることは書くまでもない）。

　が、未だに買っていない。なんといっても、ファミリーマートで買えないのが痛い。

　でも、購入しても当たらんだろうなぁ。なにせ、３の14乗分の１の確率。

　キオスクの‘人’にアタックして成功する確率と同じくらいじゃ、無駄金になるだけ。ま、行き帰りの道でサッカーくじを売っている場所を見つけたら買うか。

　その場合、自分でマークしないで、コンピュータに任せよう。以前トトをやっていた時も、自分で考えてはずしまくっていたのでな。

　しかし、13試合が的中して、最後の試合で６億が当たるかどうかって状況になったら、心臓麻痺を起こすだろうな。なにせ、人生がかかるのだから。

　それで、最後の試合で勝てば６億というところをロスタイムでＰＫを取られたりしたら…。下手したら、日曜に心臓発作で死ぬ奴が出るかもしれん。

　インターネットでＢＩＧを申し込むかどうか、これから寝るまで闘うことになろう。うざったくなって、卓をひっくり返すと思われる…。