肩慣らしにならん


 久々の麻雀デスマッチを控え、仕事帰りに馬場のフリー雀荘に寄ってきた。行ったのは、かつて「麻雀大学」があった「MAP」である。

 和了らないと親が流れるルールと東風戦でないのがハガいが、以下の理由で
「MAP」に顔を出した。

 @肩慣らしとしてちょうどいい点5のレート 
 Aギャルがいる 
 B
「リスキーエッジ」2巻を買ったら、「MAP」の場代無料券が1枚ついてきた 

 今日は5回はやるつもりであったが、結局、3回でやめた。というのも、上家のオヤジがどうにも鼻についたからである。

 フリテンをツモってハネ満を和了るヘタクソさはまだいい。常連づらしてつまらないギャグを連発するのには、どうにも耐えられなかった。

 とくにギャルが帰る時に、
「××ちゃん、俺が来たから帰るって、それはないよ」には吐かされた。また、イチイチそいつのつまらないギャグにメンバーがお追従笑いをするのにも閉口した。

 フリー雀荘では、わしみたいに黙々と打たないとあかん。
わしは仲間内の麻雀ではいろいろなパフォーマンスを見せるが、フリー雀荘では冷静沈着なのだ。

 しかし、ほとんどが20代、30代の点5の店で、50代のオヤジが常連になるなよ。わしなら恥ずかしくて、ようできん。

 どうでもいいけど、ギャルマーと謳っていて、ギャルが1人しかいないって、どういうことだ? しかも、たった1人いたギャルは7時前に帰ってしまうし。ま、麻雀をやるうえでは、ギャルなど関係ないが。

 わしが卓について30分くらい経った頃であろうか、隣の卓から店長に裁定を求める声がした。

 
「チーって言ったら、実はそれが当たり牌で、牌を全部さらしたんだけど、和了りになりますか?」 

 
そんなもん、ダメに決まっとる。それどころか、チョンボだよ。店長は大甘裁定で和了り放棄にしたけど、そういうこっちゃいかん。

 いくら点5の店でも、よくそんな腕でフリー雀荘に来るな。そういう奴がいるから、点5の店で打つのは嫌なんだよ。

 結局、今日は3回やって、1、4、2の成績であった。ラスになった回は1度も振り込まなかったものの、ツモられ貧乏でラスになってしまった。そういうことはままあるが、カテナチオがわしの麻雀スタイルだから、それは想定内である。

 ヘボが多くて狂ったが、
「MAP」のメンバーはすこぶる気持ちが良かった。わしを店の外のエレベーターまで送り出してくれたし。前オーナーであったクズ中のクズ・勝見とは大違いである。

 さて、明日は年賀状書きだ。プリンターがちゃんと作動すればいいのだが…。もしもの場合は手書きあるのみ。

 でも、わしが書く文字は、くさび形文字なんだよなぁ。頼む、プリンターよ、復活してくれ〜。



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