ロシアが相手か…
準々決勝の相手はロシアか。ヒディングか。
まさに不知火の、「次の相手は明訓か。山田か」である。その試合で不知火はナゾの1点に泣いたが、オランダがロシアに負けることはなかろう。
とはいえ、ロシアは油断ならない相手である。さっきスウェーデンとの試合を見たが、初戦のスペイン戦とは全く別のチーだった。あの運動量は、88年のソ連を思い出させたわ。
88年のソ連は、それはそれは強かった。ロシアの運動量、ウクライナのスピード、グルジアのテクニックがミックスされたのだから、弱いはずもなかった。
実際、88年のヨーロッパ選手権準決勝のイタリア戦は、相手にまるでサッカーをさせずに完勝した。決勝のオランダ戦も、途中までは完全にソ連のペースだった。
ただ、当時のソ連は、いわゆるマリーシアに欠けた。それもあって勝負弱かったわけだが。
麻雀でもマリーシアは必要である。ただ、三味線はあかん。
Xやアホ後輩なら相手にとって不足だが、ヒディングなら相手に不足なしだ。
ヒディングは、おそらく攻撃サッカーを仕掛け来るだろう。オランダにとっては、相手の持ち味を殺すサッカーをして来られるよりも、その方がずっと取り組みやすい。
万が一ヒディングのガッツポーズを見たら、翌日は出前を取る。わしは、ヒディングのガッツポーズには6年前で辟易しているのだ。
にしても、もう一次リーグが終了とは早い。こうして、わしの命も散っていくのか。
死んで花実が咲くものか。わしは死なん。
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