セルジオ越後の指摘


  最終予選の組み合わせ表を見て、B組でなくて良かったとあらためて思ったわ。

 
まじでB組はシャレにならんな。どの国も二癖以上ある。韓国、北朝鮮へは移動距離は短いが、相手ホームでの勝ちにくさは、ある意味、イラン、サウジ以上だ。

 報知新聞に、
「天国のA組、死のB組」とあった。そして、サンスポは「ラッキーA組」と書いていた。

 本当にA組は楽なのか? 日本の得点力のなさからして、そうは言えない。

 問題は、日本がA組で3位になった場合である。B組の3位は、韓国、イラン、サウジのいずれかだろうから、3位同士の対決で日本の航海が終わりになる可能性が高い。

 
最終戦が抜け番でなかったのは良かったが、オーストラリアとのアウェイ戦が最終戦というのはクソハガい。この試合で引き分け以上が至上命令という状態だったら…。そうならないよう、それまでに確実に勝ち点を重ねておきたいところである。

 日本にとって、初戦がホームでないというのもハガい。前回の最終予選は、初戦、最終戦ともホームであった。

 今回はそんな甘い日程に恵まれなかったわけだ。セルジオ越後が書いているように、初戦のバーレーンとのアウェイ戦を落とすようだと、一挙に苦境に陥る。

 今日、駅前のAM・PMでアサヒ芸能のセルジオのコラムを立ち読みした。これほど正鵠を射ている指摘もないだろう。


 
それほどセルジオの指摘は鋭かった。そして、溜飲が下がった。

 
『世界を驚かす』と言っていたが、岡田流サッカーが見えて来ない」
 
 「セットプレーからしか点が取れない」
 
 「なぜ、小柄なフォワードしか起用しないのか?」
 
 「
『ワールドカップでベスト8』とは、岡田監督は何を根拠に言っているのか? ヨーロッパ選手権のあのレベルの高さを見ているのか?」

 「世界を知らない監督が簡単に勝てるほど世界は甘くない」

 「マスコミは何を恐れて本当のことを書かないのか?」

 「僕が単なる意見を述べただけで、
『辛口』『批判』と言われるぬるま湯ではダメだよ」
 
 
実際、日本の御用解説者や御用マスコミにはイライラさせられる。イタリアのガゼッタ・デル・スポルト紙をちったぁ見習え。イタリア代表のドナドニ監督の首が飛んだが、それくらいの厳しさがないようではあかん。

 さ、明日はヨーロッパ選手権の決勝だ。明日の決勝戦が終わったら、高校野球モードに入るとするか…。



次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ