味は絶品だったが
「この度をもちまして閉店いたします。長年のご愛顧、ありがとうございました」。
駅前のそば屋がつぶれた。1週間ほど前に、「都合によりしばらくお休みします」という張り紙が出ていたので心配していたのだが…。
信玄亭は単にわしの好みだったが、駅前のそば屋は、誰もが認める最高の味であった。その味は先代が開発したものだと思われるが、その味がもう継がれないとは…。
ただ、西の人間の口には合わなかったであろう。あの濃い汁はどんなにうまくても、西の人間は飲むことができないくさい。実際、福岡出身のとっつぁんが初めて東京のそば屋で食べた時、その汁を見て、何かの間違いかと思ったという。
そのそば屋がつぶれたのは、やや値段が高かったからかもしれない。たぬきうどん700円は、小泉によって不景気になった日本のサラリーマンや家庭にとって負担なことは確かである。また、カツ丼の1000円も庶民の懐にはきつかった。
値段よりもわしにとっては、そこのカツ丼に付く漬け物がきゅうりというのがハガかった。なので、わしはカツ丼セットを完食したことはただの1度もなかった…。
これで、大晦日の年越しそばを買う当てがなくなってしまった。大晦日は毎年出勤で、帰りがけにそのそば屋に寄っていたのだが…。
しゃあない。今年の大晦日も、ヒョードル戦でXと勝負するとするか。
Xといえば、野郎、「いちいちお前に返信する自分が嫌になってきました。メール代もありませんし」はともかく、「お金がないからあなたがたと打ちたいのです」とはふざけやがってぇ。田村が許されるのはわしだけだ。
それよりもだ。「あなたがいなくても、メンツは揃いますから、来年も静養されて下さい」って、今までの恩を忘れたのか?
まあいい。どうせ、メンツ不足になって、わしに声をかけて来ることになるだろうよ。
さ、明日、あさってと仕事だ。JRAに無謀な挑戦をする奴は放っておいて、仕事に専心するとするか。←ウソをつけ〜。
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